なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

北米への旅 Vol.7...

2018年07月17日 | The States & Canada 2018




北米滞在5日目(カナダ滞在3日目)


今朝も空が明るくなるや否や散歩に出掛けるZUYAさん。近くの公園に行くとプレーリードックの仲間達がお出迎え~












家に帰り着くと子リスがお出迎え~


          


さて7月1日は 『 Canada day(カナダ・デー) 』。国中がお祭り騒ぎとなり、ここウィニペグでも多数のイベントが開催される。ところが寄りによって午後のサンダーストーム(嵐)の確率が40%近い...

午後は Brad の両親の Dennis & Emily との食事。実は彼らの結婚記念日は同じく7月1日なのだ。連日ハード・スケジュールをこなすZUYAさんだが、昼に90分ほどの隙間を見つけたので大沢師匠に顔を見せてくることに

バイク(自転車)で行ったので滞在時間は僅かに40分ほどでしたが、まぁお互い元気な姿を見せたので良しとしよう。ZUYAさんはとにかく身体を休めねばならない


夕方、 Dennis の家に着いた頃には雨が本降りに

凄まじく叩きつける雨、この世の終わりかと思う程の雷鳴に地響き。久しぶりの体験だが、やはり大陸でのそれはスケールが違う。それでもZUYAさんは眠気には勝てずレストランに行く前に部屋を与えられて少しお昼寝をさせていただいた


ZUYAさんが起きたのを見計らって、皆でダウンタウンにある回転式展望レストランへ。ZUYAさんは住んでいた時も気にはなっていたが一度も行く機会がなく、まさか19年経って初めて行くことになるとはね。あいにくの天気で“売り”である360度パノラマも...

※残念ながらここでの撮影カメラは 『 EXR770 』 です  










ZUYAさんが愛するカナダのビールです~







そして夜はウィニペグ名物の 『 Times Change Sunday Night Blues Jam 』。何十年も続く伝統的なブルース・セッションです。ZUYAさんは19年前にこれに参加したことにより人生が大きく変わった


19年前のZUYAさん。後ろには Jon がいる~


ブルース・ジャムのホストはカナダの宝である Big Dave Mclean 。カナダでは間違いなく5本の指に入るブルーズマンだ。そして今夜は彼のバンドから巣立った Dwayne Dueck と Chris Carmichael がギターで加わる(どうもオーナーの John がZUYAさんのために仕組んだメンバーのようだ )  

1st set はホストバンドがプレイし休憩を挟んで1人2、3曲ずつホストが分けた組み合わせでジャム・セッションして行くわけだ

ホストバンドの演奏が始まり半分ほどで Dave がZUYAさんを呼ぶ。彼がZUYAさんを1st set から呼ぶことは予想していた。チューニングもしてあるし特に問題はない。問題があるとすればこの日の写真が少ないと言うことかな。Brad 達も夢中で見ていたからだ

5曲ほどプレイして休憩へ。日曜日の夜だから次の日は大変だからこの辺りで帰る客も多いが、もちろん入れ替わりでどんどんお客は入ってくる

2nd set の“ジャム”が始まるも、どうもZUYAさん好みのミュージシャンがいない。あらら...変な奴とプレイすることになったら嫌だなぁと思ったら、Dave はちゃんと考えていて早々にジャムを終了し、ホストバンドを再登場させ、そこにZUYAさんを呼び出した




何曲か演奏した後、素晴らしいメンツだから昨夜と同様に聴衆はノリノリ。そこでこれも予想済みの Dave の無茶振り

“どうだい俺たちの仲間で久々に日本から来たZUYAは? 次はヤツが歌うぜ~!”と


この場内の雰囲気をつぶすわけには行かず、すぐさまメンバーに曲名と Key を伝えてZUYAさんのカッティングから始まる、 『 Mustang Sally(ムスタング・サリー) 』 へ。もうイントロだけで場内は興奮の“るつぼ”に~

この時の映像は撮られているのだが、まだZUYAさんの手元には届いていない。これまた実に楽しい夜で Brad 達もまたまた最後まで付き合ってくれた。感謝である

そしてZUYAさんは家に着くや否やベッドに滑り込み、僅か2時間ほどの睡眠を楽しむのだ





北米への旅 Vol.6...

2018年07月16日 | The States & Canada 2018

カナダ滞在2日目である

初夜は Brad & Stephanie が最後まで付き合ってくれて、彼らの家に帰り着いたのは午前3時...もちろん各々ベッドに直行しましたが大きく異なったのは起床時間

ZUYAさんは僅か2時間でおめめパッチリ...

時差ボケなのか久々のアメリカ大陸にいるので興奮状態なのかわからないが、これが最終日まで続くことになるとはこの時は考えもしなかった...

もちろん彼らが起きてくる気配は微塵もない。そりゃそうだ、彼らも久々の休日なのだ。で、勝手知ったるカナダ・ウィニペグですから、独りで散策に出掛けます



家の前の通りですね




家から数分のところに Red River と言う大きな川が流れていて、そのリバーサイドに素敵なハイキング・トレイルがある。結構木々が生い茂っているのですが、例によって野ウサギや野リスがわんさかいるので飽きないで楽しく歩ける

北米はまだまだ貨物列車の需要が高い。大昔はマニトバ州の大平原で作られた小麦の集積地として栄えたウィニペグ。貨物列車はスケールも日本とは大違い。コンテナも2段積みされていたり、100両編成なんてザラだから運悪く踏切で捕まったら...






プレイリー(大平原地帯)は空が広い


1時間半ほど散歩して戻ってきたが、まだまだ彼らは起きそうにない(当然だ。まだ8時前)。勝手知ったる他人の家、昨夜のピッツアを冷蔵庫から出して食べたり室内で撮影会を始めるZUYAさん。彼らの家に泊まるの3回目だから、気楽なものです~







10時近くなり彼らが起きて来て Brad が朝食を準備してくれる。ラズベリーのスムージー、ベジタリアンのキッシュなどを作ってくれる。レストランみたいでしょ?

 





食後はガレージで卓球をしたりZUYAさんがいつでも使えるようにとバイク(自転車)の整備をしてくれる。残念ながらZUYAさんはヘルニアなので卓球には参加できないのだが







家の裏に彼らはストロベリー(苺)を栽培しており大量に収穫してヨーグルトやアイスと共に頂く







午後はウィニペグ郊外の Birdshill と言う超巨大な公園に向かう。時々熊にも出会える森の中を散策。小振りながらも湖もありビーチで暑さをしのぐ人々も多い














公園内にあるレストランに入る。彼らはベジタリアン・メニューを注文しZUYAさんはフィッシュアンドチップスを




待ってる間に足元がもぞもぞするなと思ったらこの子が遊んでいた~








          


今夜は彼らがZUYAさんを Times Change まで送り届けてくれて彼らは彼らで2人きりでのんびり~

ZUYAさんは Chris Carmichael Band に参加する。 Chris はZUYAさんの少し年上なのだが素晴らしいギター・プレイヤーで、ウィニペグにアメリカからブルースマンが来ると必ずバックアップ・ミュージシャン(サポート)として雇われていた。やはりZUYAさんとは19年来の友人

店内に入ると久々の再会にがっちり握手。セッティングしてしまいなよと促されステージ上でアンプ等のセッティングを始める。何故かこの夜はこの時点で顔見知りのミュージシャンは Chris だけ...彼のバンドのメンツも一人も知らない。突然見知らぬアジア人がステージに上がって来て訳が分からないと思うので、とりあえず軽く挨拶

1st set ZUYAさんが知っている Chris は歌わなかった。寡黙にバッキングギターをこなしていたのだが、最近は歌もこなす。オリジナルだけでなくカバー(ソング)も混ぜて。ZUYAさんのフェイヴァリット・ソングの『 Tonight I'll be staying here with you 』 は最高に良かったかも


5、6曲終わったところでZUYAさんが呼ばれてステージに。1曲目のギターソロでもう完全にバックバンドとオーディエンスのハートは掴んだ

Chris も楽しくなったようで5曲ほど客演して休憩に入る。バンドのメンバー達ともがっちり握手。土曜日の夜だから各々ギグ(演奏)を持っているので、なかなか顔見知りのミュージシャンがやって来ない。カウンターでビールが進むZUYAさん。もちろん今夜もフリー・ドリンクだ

2nd set は2曲ほど終わるとZUYAさんが呼ばれる Chris も手応えを感じたようで、なかなか下におろしてくれない。やはりまた5曲ほど演奏。もう会場はヒートアップしステージ前ではダンスが繰り広げられる

ZUYAさんが引っ込んでから1曲やるも収集がつかなくなり、再度ZUYAさんを呼びあげる Chris。更に5曲ほど演奏。ってかZUYAさん、ほとんどレギュラーメンバー扱いやんけ~


久々にコーラスもやりましたよ~


最高に楽しい夜でした。今振りかえるとカナダでは6泊中4夜演奏したのですが一番良かったかも

Stephanie が“ZUYAは酷く酔っぱらうだろうから、家の場所をタクシーの運転手に説明できないから~”と住所を書いたメモを別れ際に渡してくれたのが大いに役立ったが、家に帰ると朝の3時半...夜明けはもう直ぐだ


北米への旅 『 Vol.7 』 に続きます 

北米への旅 Vol.5...

2018年07月15日 | The States & Canada 2018

カナダを訪れるのは今回で5度目

Winnipeg(ウィニペグ)を中心に Manitoba(マニトバ)州の小さな町だけに興味を示す一風変わった日本人がZUYAさんです。稀にこの州を気に入る方もいるようですが、結果的にはより魅力的な他の州、都市に移動してしまう方々が多いと聞く。次回、行くときはZUYAさんはNHK辺りにドキュメント番組の制作を売りこんでみようか、“崖っぷちブルーズマンの心の故郷~”ってな感じで

ちなみにZUYAさんも日本人に大人気の British Columbia の Vancouver(バンクーバー)と 州都 Victoria(ビクトリア)には行ったことがある


そろそろ 『 Vol.5 』 を書かねばと数日間考えていたのですが、どうも話がまとまらくて...ZUYAさんの文筆能力の限界なのか、それとも思い出を自分だけの宝物にしたいのかも


とにかくあの素晴らしい体験を言葉で説明することは出来るのだが、文面にすると捉え方によってはただの自慢話のように見えてしまうかも。んなわけで今月末の自分の誕生日に合わせて、

『 納涼ZUYAさん・トークショー 』 を開催します!


もちろん嘘です。“カナディアン・ジョーク”です。では 『 Vol.5 』、スタートです~



             


さて夏のカナダは日が長い。サマータイムも導入されているとは言え空が夕方らしくなるのは22時頃。そんなわけでライブのスタート時間も遅くなるわけで、この夜は10時スタート。ですから米・ミネアポリスからのフライトが約2時間ほど遅れましたが、まったりと Brad & Stephanie の家で夕食が食べられたのです

Brad 達の家からダウンタウンにある 『 Times Change(d) High & Lonesome Club 』(以下 Times Change と略す) へは車で約15分。ZUYAさんが住んでいた頃は 『 Times Change blues Cafe 』 でした。当時新しく就任したマネジャーだった John が Blues だけにこだわらず Country music やその他のルーツ・ミュージックも良しとした辺りから大いなる変貌を遂げることになる

もちろんそれによって純粋な Blues プレイヤーやそれを聴きにくるお客さんは減ってしまったが経営としてはバッチリになったわけだ 

夜9時半ごろに7年振りに足を踏み入れると先ずはバーを仕切る Lesley が駆け寄って来てハグ。ステージでセッティング中のミュージシャン達もZUYAさんの到着に気づき、がっちりハグ&握手が繰り広げられる

Times change は歴史的に価値のある建造物の1階にあり、何年か前に一度車が突っ込む事故があり取り壊す話がでた。John は家族の、とりわけ“ド金持ち”の嫁の一族の協力を得てその建造物を丸々買い取ったそうな。次回ZUYAさんが再訪するころには Times Change もさらに大きく変貌を遂げるだろうとのこと。さて John が一通り改修工事中の建物内を案内し終わった頃にショーがスタート 


1st set は RIghteous Ike and his band

Ike は初めてウィニペグに来て Times Change に足を踏み入れた時からの仲だ。数曲演奏され場内が温まった頃にZUYAさんがステージから呼ばれ参加する( 英語では“Sit in” )




昔よく演奏した彼のオリジナル曲やローリングストーンズの曲を数曲演奏。彼のレパートリーをZUYAさんがいまだに覚えていることに驚いていたが、彼はZUYAさんの憧れの一人でしたからね。当時はウィニペグのミュージック・シーンで“Righteous Ike”と言えば知らない人はいなかったほどだ

彼は数年前にどうやら体を壊したらしく全ての曲がテンポ・ダウン、しかも体調を考えてみな座ってプレイしている。あれだけ客を踊らせるのが巧くノリのいい曲が多かったIke だったが。 Ike とはよくPool Hallにも行ったものだ。『 Snooker 』 は彼に教わったのだ

サポートするメンバーもベース以外は旧知の仲だ。もう一人のギター Kevin も彼の家のベースメントで皆でセッションしたものだ



2nd set は The Jake Brakes

トラッカーソングと呼ばれるテンポの速い曲を多く演奏する。カントリーを中心にブルースもやる。ここで再びZUYAさんが呼ばれアドレナリン全開でギターを炸裂させる。バンマスのDanny、弟の Barnie 共にマブダチで今回の参加を数カ月前から熱望されていた。残念ながら Barnie はツアーとレコーディングでアルバータ州に行っており今回残念ながら再会・競演とはならなかった内の一人だ。女性ドラマー Joanna は今や引っ張りだこの人気プレイヤーだ(あぁ写真がない!)。彼らとは5曲ほど演奏。皆喜んじゃって全然(ステージから)下してくれなかったのだ



Danny,ZUYA and Kevin ( L → R )


ステージの脇にも続々と旧知のミュージシャンたちが。演奏が終わるとまたハグと乾杯の嵐...

この夜から怒涛の演奏が始まる。はるばる日本から椎間板ヘルニアを患ったままギターを持って来て一晩に数曲ほど加わるつもりがとんでもなかった。この夜は8曲ほどでしたが、翌日からは...まさに“ヴァケイション”のはずが“ツアー”に変貌したわけです

とにかくZUYAさんはフリー・ドリンク。毎晩ボトルを10本以上にテキーラと...


さて次回はウィニペグの風景をお届けしたと思います



Have A Good Day,Folks!  


北米への旅 Vol.4...

2018年07月12日 | The States & Canada 2018

あっという間にアメリカ最終日

カナダ訪問と組み合わせて Jon 達を訪問するのは今回で3度目。毎度彼らにはもっと長く居てくれよと懇願されるが、その都度日本の先進国にあるまじき“有給休暇取得率の低さ”を説明せねばならない。西洋人からすればこの10日間なんて短さは理解しにくいようだ


さて、もちろんこの日の朝も4時起床。そしてベッドの中でスマホをいじくるZUYAさん。前日同様明るくなるや否や外に出る。湖畔の朝の写真をどうしても撮りたいのだ



先ずは湖を背にパチリ。左の家が彼らの家。


彼らの家から湖までは100mあるかないか。年配の黒人の方が朝釣りをしていたので軽く声をかけて邪魔をしないように撮影開始。その後はレール・トラック沿いに歩き、まさにアメリカを感じる素晴らしい景色を堪能する


















左側に写るボートのある辺りがスタート地点


今日は Barb は仕事に行かねばならず、身支度を整えている間に Jon が皆の朝食を準備してくれた。トルティーヤと言うかタコスと言うか、とにかく美味い!






先に Jon が Barb を職場まで送る。もちろんサヨナラのハグをする。戻ってくるまでにZUYAさんも身支度を始める。次にZUYAさんが空港まで送ってもらい空港の入口で再会を約束し別れる。アメリカに住むカナダ人に“カナダにいる皆によろしくな~”と言われるのはいつも不思議な気がする

前回はこの空港でドタバタしたが今回はあっさりスルー。出発ロビーではアコースティック・ギターを弾いている人(もちろん乗客)がいたりしていかにもアメリカ的な時間の使い方だ

7年前の一件はこちら( ↓ )

https://blog.goo.ne.jp/yasunrod/e/3d99aec3d874ee8a9064a1f1c65ad5a5




何じゃこりゃ? チーズ型の...


ミネアポリスまで飛び、今度はカナダ・ウィニペグに向かう。乗換時間は3時間ほどあるので空港内のレストランでチキンサラダを食べながらのんびりとビールを飲む

出発時間が近づいたのでゲートに向かうとまさかの1時間20分の遅延...もう一度飲み直すかと考えたが、ウィニペグでは今夜演奏があるので体調を整えておくことにし、軽く珈琲とピッツアを頂く。ミネアポリス空港は Wifi 完備でコンセントは至るところにあるので容易に時間は潰せる





飛行機は飛び立つと北北西へと進み国境を越えてカナダに入る。見覚えのあるプレイリー(大平原地帯)が見えてくるとウィニペグが視野に入る

来たぜ~ウィニペグ!




左上の辺りがダウンタウンになる


アメリカと違い入国審査もあっさり。空港には Stephanie が迎えに来てくれていた。やはりハグ(笑)。パートナーの Brad は夕食の準備をしてくれているようなので真っ直ぐ家に向かう





愛機テレキャスターも今夜のために寛ぐ


またもや嫁チョイスのお土産は大好評。彼らはベジタリアンなので特製のピッツァで歓迎される。久々の3人での食事も会話が弾む。食べ終わるや否や、ようやく今回の旅で初めてロングパンツ(ジーンズ)を履き、バッグからウエスタンブーツ取りだし戦闘態勢に~



いつ食べても最高に美味い Brad の料理!


今日はここまでにしておきま~


Have A Good Night,Folks!


北米への旅 Vol.3 ...

2018年07月11日 | The States & Canada 2018


今回の旅は10日間だったのですが、全睡眠時間が24時間に達しなかったのです... 

当初は“時差ボケ”なのかなと思っていたのだが、この後カナダに移動してからも毎夜2、3時間。アドレナリンが全開だったのでしょうかね

(まぁこれを書いている今朝も3時起きだが...)


          


さて、そんなわけで北米で迎える初めての朝は午前3時に目が覚める

荷物を整理してベッドに入ったのは0時を過ぎていたのだが...まぁ日本にいる時も早起きっちゃぁ早起きでしたからねぇ

“Help Yourself!”とは言われているが、流石にこの時間にゴソゴソするのはちょっとねぇ。ここで大活躍したのが 『 Wifi 環境 』

もう“さまさま”で、おかげで5時までベッドの中で粘ることが出来ましたよ。ちなみにZUYAさんはスマホの性能やら取り扱い方に疎く(興味がない?)、今回の旅行で初めて 『 Wifi 』 の使い方、便利さを知った次第で...


窓越しに外が明るくなって来たのがわかり、満を辞して外に出てブラブラすることを決意。Jon 達の家は完全な住宅エリア。とても閑静で近所から鳥や動物の鳴き声以外何も聞こえない。忍者の国・ジャパンから来たことを魅せ付けてやるために“抜き足差し足忍び足”で外へ脱出~

明け方は湿気がありましたが、日中は28度くらいで湿度も低いから“思いきりアメリカ~ん♪”な感じ。ZUYAさんは今回の旅行の服装は基本的に半袖シャツとハーフパンツ、そしてサンダル履き。グッド・チョイスでしたね。でも寝間着とかいろいろ忘れちゃったのだけど...





色々な野菜が植えられた庭をじっくり眺める間も野リス、野ウサギが走りまわっている。6時を過ぎた辺りで Jon が起きて来て“コーヒーを飲むか?”と外にいるZUYAさんに声をかけてくれた(翌朝もこのパターンになる)。続けて Barb も起きて来て3人ともカウチに座って寛ぐ


バックドア付近。猫のジンジー、いつの間に~!


サンデッキ


北米の家、まぁ玄関から出入りは滅多にしないですよね。一般的に裏にある勝手口を利用するのだが、どちらかのドアから入るとたいていこのようなサンデッキ・スペースがある。夏場だと蚊の侵入をこの部屋でストップすることが出来る。冬だと豪雪・豪寒だから、ここでぶ厚い上着や靴を脱げるので、家の中を汚さなくて済むわけだ。もちろん天気の良い日は陽ざしが一杯入るので朝食を食べたりすると素敵ですな

さてコーヒを飲みながら2時間ほど駄弁る。7年も会っていなかったのだから話は尽きない。アメリカのミュージシャン稼業の現状やら、トランプがいかに糞なやつかとかね。しかしZUYAさんは文字通り“イングリッシュ・シャワー”を浴びておりメキメキ英語を思い出す。こりゃあカナダに移る頃には何の問題もないかもしれない

昨夜の話を思い出し Jon が何処かで良いバンドがやっていないかなぁと探していると、

“ZUYA、Bonnie Raitt が Milwaukee(ミルウォーキー)に来てるぜ。どうだい?”




み、みなさん2018年5月23日の記事にもしましたが、ZUYAさんはボニーレイットの大ファン。もう一生観れないと思っていた彼女が~!!!

https://blog.goo.ne.jp/yasunrod/d/20180523


ミルウォーキーに行ける...もう頭の中は 『 あらいぐまラスカル 』 のテーマ曲とボニー・レイットの歌声が響き渡っていて爆発寸前。ちなみに滞在しているマディソンからは約120キロほど。車で行けば1時間半ほど。“よし決まりね”と Barb が朝ご飯を作り始める

素敵な朝食でしょ?






朝食後は次女(あ! 今は長女になったのか...)も一緒にマディソンの中心部へ。ウィスコンシン州の州都であるマディソン。ミルウォーキーの方が遥かに大都市なのだが、このマディソンは住み心地の良さが評判で、“アメリカ人が住みたい街ナンバーワン”にもなったこともあるとか



州議事堂を目指す


母娘でモデルになってもらいました~


妙な像が...後ほどね~


議事堂の展望台から~






さて前回(7年前)になかったものはと言えば Bucky 像である。街中には至るところにウィスコンシン大学のスポーツ・キャラクターのバッキーが様々なコスプレで立っている
























もうバッキーを見たとたんに嫁へのお土産は決まり 『 Tシャツ 』 を購入~





ランチは前回も一緒に行ったネパール料理の店へ。その後また散策してから家に戻り夕方まで“シエスタ(お昼寝タイム)”です~





何とか30分寝れたZUYAさん。 Barb と娘は家にいることになり、Jon と2人でいざ鎌倉...ではなくミルウォーキーへ





夕方4時過ぎに出発し十分余裕を見たつもりが、我々の向かうボニー・レイットがいる 『 Summer Fest 』 の影響で大渋滞。 Jon が娘の前では使わない汚い言葉が出始めて、ちょっぴり嬉しくなるZUYAさん





2002年に彼ら(まだ子供はいなかった)がアリゾナに住んでいた時は国境を越えてメキシコまで行った。その時のドライブも実に楽しいものでZUYAさんも運転したなぁ

何とかミルウォーキーの街に入るも今度は駐車場探し。結局会場から徒歩15分ほどの所を見つけて歩くことに。 Jon は車で来たのに15分も歩くとは...と愚痴っているが、ZUYAさんは歩くのが好きだし初めての街だから気にしない




会場に到着


飲み物売り場


ミシガン湖のすぐ脇!


Cheers! Coors!


会場に着くと芝生席でビールを飲みながらショーは始まるのを待つ。2年前にここで Rolling Stones もやったそうな。開演が待ち遠しい~




お~! 生のボニーレイットだ~!!(大興奮)




えぇ泣きましたよ。感動ですもん。これに合わせて渡米したわけではないのですからね。 Jon が前日にたまたま提案してくれたのですから。もうまさに奇跡ですよ~

ボニーは体調が悪いらしく6月前半のステージはキャンセルされていたので心配でしたが、観れた。68歳とは思えないあの声は素晴らしいし、独特なスライドギターも最高。 James Tyler(ジェイムズ・テイラー)とのジョイントだったのですが、いやぁ本当に感動しました



買っちゃった...


帰りは深夜12時に近くなってから会場を出る。今回は時間がなく国際免許証を取得して行かなかったのは大失敗。 Jon も疲れているのによく頑張って一人で運転してくれた。Thanks a lot, Jon!

家に付くや否や二人とも各々の寝室へ直行でしたね~



さて、今回はここまで。続きもこうご期待!


Have A Good Day,Folks!