そう、人生初の家出である
世間的には新婚6週間目なのだが、度重なる嫁との衝突に限界を感じ逃げた
悲しいのは家を出た時点で所持金は2千円
バイトの後は渋谷に行きレコード、CD屋を巡った。こういう時渋谷、新宿のタワー・レコードはありがたい。23時まで営業だし、何よりもZUYAの好きなものがたらふくある
しかしCDを買えるわけでもなく時間つぶしにも限度があり、そろそろ寝る場所を探さねばと思い最近よく話題になる“ネットカフェ”にでも行こうかとうろうろしてみたが、良く考えると利用料金を支払う上に食事代もかかるなるとと残金2千円ではつらすぎる。いつまで家出するかわからないし
渋谷、原宿の街を彷徨い続けたが、結局バイト先の休憩室に戻ることにした。結構いい加減なビルで非常階段から24時間簡単に出入りできるのだ。
100円ショップで遅めの夕飯と翌日の朝食のパンなどを買い込み、いざ進入(笑)。バイトで働いているとはいえ夜中に別の業者とかに見つかると話はややこしくなる。休憩室は小さな電気ストーブ1台しかない和室の8畳くらいの広さなのだがテレビもテーブルも何にもない。もちろんZUYAはウォークマン( 古っ!今はipotの時代か... )も雑誌も何も持って来ていない。結局食べる物をさっさと食べて置いてあった作業着を身体にかけて直ぐに横になった。
先日書いたように体のあちこちが不調で薬を飲み続けている毎日なのにこんな所で寝る羽目になるとは...
痛み止めの薬が切れてしまったようで夜中に何度も目が覚めたが、最後に寝付いたとき夢を見た。嫁が優しく笑いかけている夢であった
朝になりパンを食べ何事もなかったかのように作業場へ行き1日働き、“さぁて今夜はどうしようか...もう一泊泊るかここに...”と考えていたら携帯の電源を入れてみると嫁からのメッセージが。
『 薬が切れてつらいのでは?今夜は帰っておいでね 』と。
自宅の最寄駅まで来てとぼとぼ歩いていると雨の中を前から嫁が歩いて来ていた。ZUYAの分の傘を持って。
男35才。初めてのプチ家出でした
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世間的には新婚6週間目なのだが、度重なる嫁との衝突に限界を感じ逃げた
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悲しいのは家を出た時点で所持金は2千円
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バイトの後は渋谷に行きレコード、CD屋を巡った。こういう時渋谷、新宿のタワー・レコードはありがたい。23時まで営業だし、何よりもZUYAの好きなものがたらふくある
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しかしCDを買えるわけでもなく時間つぶしにも限度があり、そろそろ寝る場所を探さねばと思い最近よく話題になる“ネットカフェ”にでも行こうかとうろうろしてみたが、良く考えると利用料金を支払う上に食事代もかかるなるとと残金2千円ではつらすぎる。いつまで家出するかわからないし
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渋谷、原宿の街を彷徨い続けたが、結局バイト先の休憩室に戻ることにした。結構いい加減なビルで非常階段から24時間簡単に出入りできるのだ。
100円ショップで遅めの夕飯と翌日の朝食のパンなどを買い込み、いざ進入(笑)。バイトで働いているとはいえ夜中に別の業者とかに見つかると話はややこしくなる。休憩室は小さな電気ストーブ1台しかない和室の8畳くらいの広さなのだがテレビもテーブルも何にもない。もちろんZUYAはウォークマン( 古っ!今はipotの時代か... )も雑誌も何も持って来ていない。結局食べる物をさっさと食べて置いてあった作業着を身体にかけて直ぐに横になった。
先日書いたように体のあちこちが不調で薬を飲み続けている毎日なのにこんな所で寝る羽目になるとは...
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痛み止めの薬が切れてしまったようで夜中に何度も目が覚めたが、最後に寝付いたとき夢を見た。嫁が優しく笑いかけている夢であった
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朝になりパンを食べ何事もなかったかのように作業場へ行き1日働き、“さぁて今夜はどうしようか...もう一泊泊るかここに...”と考えていたら携帯の電源を入れてみると嫁からのメッセージが。
『 薬が切れてつらいのでは?今夜は帰っておいでね 』と。
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自宅の最寄駅まで来てとぼとぼ歩いていると雨の中を前から嫁が歩いて来ていた。ZUYAの分の傘を持って。
男35才。初めてのプチ家出でした
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