なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

こんなの初めて...

2014年10月14日 | Music

ジャージー・ボーイズ オリジナル・サウンドトラック
クリエーター情報なし
ワーナーミュージック・ジャパン




今までも数多くの映画を観てきましたが


劇場にもう一度足を運びたいと思ったのは


初めてかもしれません




『 Jersey Boys (ジャージー・ボーイズ) 』


もう最高かも




クリント・イーストウッドは音楽を“いかに映画化するか”と言うことに関して、他の追随を許さないと思う。 ザ・バンドの 『 ラスト・ワルツ 』 で名を挙げたマーティン・スコセッシは“記録映画”としては彼かもしれないが、やはり“音楽を題材にした映画”となるとZUYAさんはクリント・イーストウッドに分があると思う


彼のカメラ・ワークは彼が“どのように撮りたいか”と、プレーヤー(この場合は演技者ではなく演奏者)が“どのように撮ってもらいたいか”が完全に一致しているように思える 


次に音だ。ミュージシャンでもある息子のカイル・イーストウッドも参加しているが、音の録り方は抜群。劇中のライブのシーンでZUYAさんも思わず何度もスクリーンの中の観客と一緒に拍手をしそうになった。でも“音楽のかかるタイミング”は間違いなく父親(クリント)のセンスだと思いますね


とにかく素晴らしい


『 Can't Take My Eyes Off You (放題=君の瞳に恋してる)』 に関するエピソードは脚色されているが、ミュージカルでもそうであったし、それは許せる範囲ではないだろうか。そうこの作品はミュージカルの映画化であり、小説などの映画化ではないのだ


ZUYAさんが最も心を躍らせたのは最後のミュージカル仕立てのエンディングだ。よく観るとクリストファー・ウォーケンまで踊っているではないか~


しかし、キーボード&曲作り担当のボブが女性を初めて知る時の場面で、ハイヒールがフォーカスされる辺りなんて古き良きアメリカン・ムービーそのものでありクリントのユーモアが感じられる(自身も古い映像で登場するが...)


もう一度観たい...今日は一日中そんなことを考えてました

http://wwws.warnerbros.co.jp/jerseyboys/