駒込・骨董カフェ 『 陽(ひなた) 』 にて
おはようございます、ZUYAさんです
皆さんは 『 フジコ・ヘミング 』 さんをご存じですか?
“遅咲きのピアニスト”と言ったキャッチ・フレーズで話題になった人ですが、昨年公開された 『 フジコ・ヘミングの時間 』 と言う映画を一昨日観ました
公式HP http://fuzjko-movie.com/
映画について書く前に先ずはそれを観た映画館について書きますね
CINEMA Chupki TABATA
『 シネマ・チュプキ・タバタ 』 。ZUYAさんの住む駒込の隣町・田端にある日本初の“バリアフリーの映画館”(“チュプキ”はアイヌ語のようですね)。目や耳が不自由な人、その他の障害のある人も楽しめる映画館です(ワイフがその職務上、何処かで情報をキャッチしてきました~)
映画館と言っても下の写真を見ればわかるように実にこじんまりとしたスペースですが、監督さんや出演女優さんも来たり、ポップコーンまで販売していたりとやっていることは本格的~
映画館のHP http://chupki.jpn.org/
さて、“Classic(クラッシック)”は音楽人の端くれであるZUYAさんにおいてもっとも縁遠い(興味のない)音楽の一つですね
今回この映画を観て初めて魅了されたと言っても過言ではないかも。彼女がブレイクしたの1999年頃。もちろん名前ぐらいは耳にしていましたが、でも(ZUYAさんが毛嫌いしている)クラッシックですからね
それが映画の中での彼女の姿や言動等を観ていると、ブルースだろうとロックだろうとクラッシックだろうと“こう言うプレイヤー(演奏家)が格好良いのだ!”と改めて自身の音楽に対する考え方に確信を持てた
いろいろ調べてみるとその世界からは、やはり“異端児”的な扱いを受けているようですね。と言うより酷評している方の多いこと多いこと。映画の中でも彼女は言っているが“ミストーンばかり言う輩がいる”とかね
確かに正統派のクラッシック演奏者や愛好家(愛聴家?)からすれば、大きくずれたものかもしれない。でもねぇ、音楽と言うのは目の前の人(聴衆)に感銘を与えたり、演奏者と心が協調されて受け手(聴き手)に素敵な気持ちを与えることに意義があると。悲しい時には悲しい気持ちを和らげてくれるといった風にね
格言うZUYAさんも自分の興味にそぐわないものはしばしば酷評するが、だからと言って他人に“そんなの聴いちゃだめだよ!”とまでは言わない。あくまでも自分の感性に合わないだけの話なのだ
そしてその感性と言うものは時間や経験に寄って変化するものであり、若い頃良く聴こえなかったものが何十年か経って良く思えたり、挫折を味わって初めてわかる音楽や曲と言うのもあるのだ
昨年観に行ったエリック・クラプトンの映画は全くもって酷い代物だったが、この 『 フジコ・ヘミングの時間 』 は実に良かった。もうDVD等で出てるようですね
フジコ・へミングの時間 [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
ユニバーサルミュージック |
余談だがZUYAさんが観た日は開演数分前に駆け込んだのですが、ZUYAさん夫婦の貸切でした。平日だったしね。とても素敵な空間ですからお近くの方は一度どうぞ~
Have A Good Day,Folks!