東京タウンウォッチングの達人 銀座「ダンヒル」のクリーニング店

　東京タウンウォッチングの達人　銀座「ダンヒル」のクリーニング店

　このところ「銀座」で、ブランドショップの新しいビルの話題が続いている。英国ブランドの「アルフレッド・ダンヒル銀座本店」２丁目店もその一つ（07/12/01）。グループ最大の規模という。
　目を引くのは、京都のハッピーというクリーニング店が、ダンヒルと業務提携し、店内に高級アパレル向けのクリーニングサービスを始める事。ダンヒル以外のブランドのクリーニングも受けるという。
…なるほど、何十万もする高級アパレル専門で、どこのブランドでも良いとなれば潜在顧客を掴めそうだ。ダンヒルにとっても、他のアパレル愛好家を魅きつけるメリットがある。
　技術の裏付けがあり、既に全国の顧客を持ち、関東への進出を果たすという事なので、成功する可能性は高そうだ。更に、上海、ロンドンのダンヒルへの出店を計画しているという。マーケットが縮小する逆風下のクリーニング業界にあって、客層を絞った成功モデルとなりそうだ。
　ダンヒルは、衣料、雑貨の他、理容、バーラウンジも設けたというから、（ダンディズム）を提案するというイメージか?
「客層を絞って、アイテムを広げる」が、私の持論だが、ダンヒルの行き方は、そのモデルのような感じを受けた。近く、実際に行ってみて、レポートしたい。