東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

東京タウンウォッチング 2007年ヒット商品「小売り編」ネットスーパーが横綱

2007-12-26 14:40:40 | 銀座・日本橋・人形町・東京・丸の内
 東京タウンウォッチング 2007年ヒット商品「小売り編」ネットスーパーが横綱

 小売り編で、私のアンテナに引っかかったのは、何と言っても横綱にランクされた「ネットスーパー」。イトーヨーカ堂が先鞭をつけて、一気に加速する気配とか。(ネットでスーパーからものを買う!?)中高年世代には、予想もつかなかった時代が来たものだと驚く。
 次いで「有楽町イトシア」(大関)、10代、20代に絞ってヤング世代をリードしてきたマルイが、有楽町で20代、30代へと客層の幅を広げる新時代を切り拓いた。同時に有楽町~銀座へと続く(銀座2丁目ゾーン)の賑わいを創り出すキッカケともなった。
 「セルフレジ」(小結)の流行りも想像つかなかったシステムの1つ。イオンの導入店舗が既に60店舗近くあるという。
 「デパ地下のSC出店」(前頭5枚目)も驚かせた。おおたかの森SCの高島屋、ららぽーと横浜の大丸など。「デパ地下」の流行語を生んだデパートの地下食品売り場の賑わい振りは、都心のデパートなればこそ…というイメージを壊して、郊外のCに出店した。もっとも、デパートが売上の打開策を探っていたこととSC側も集客力の強い食品売り場を創りたいという事情が背景にあったと考えれば頷ける。
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