東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

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東京タウンウォッチング 快適空間トイレ「聖蹟桜ヶ丘SC」

2007-12-22 11:21:36 | ミニ経営戦略・戦術論
 東京タウンウォッチング 快適空間トイレ「聖蹟桜ヶ丘SC」

小さい専門店でも、綺麗なトイレを貸して貰えたら嬉しいものだと思うがどうだろう。どうしてもトイレは自宅(自分)用のものという考えが抜けないのが街の商店。
 大きな商業施設が(トイレを快適空間にして)お客様を呼ぶ…という戦略が加速している。このトイレによる差別化戦略を徹底して追求して有名なのが、東海道線の「平塚ラスカ」という駅ビル。ワンダフルクラブ(WC)という活動を進めていて、トイレだけで来館する人が3割に上るという。“買わなくても、トイレ利用歓迎”という精神で、お客様に心理的負担をかけないことが来館者を増やしているのだろう。
 今、「利用したいトイレ」から「入ることが楽しくなるトイレ」へ…ユニークなトイレを造ろうという所まで進化している。特に、女性用のトイレが、レストルームの名の通り、パウダールームやシャワーのある所まであるのにはお客様の主役は女性を実感させる。
 「聖蹟桜ヶ丘SC」では、床にバラの花びらを敷いた個性的なトイレを造ったとのこと。画像は、フィットネスクラブのトイレ入口、テーマに合わせたデザインになっている。
 トイレの美化、快適化の流れを受けて、専業の設計事務所も盛況のようで、因みにこのトイレは、ゴンドラという会社の設計によるもののようだ。

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