東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

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東京タウンウォッチング ミシュラン異聞「ひらまつ」の出店攻勢

2007-12-03 22:31:45 | ミニ経営戦略・戦術論
 東京タウンウォッチング ミシュラン異聞「ひらまつ」の出店攻勢

 広尾の「ひらまつ」(本店)と言えば、絵画レストランで鳴らした高級フレンチ。代表格がフレンチの「ひらまつ」とイタリアレストランの「ASO」(代官山)だが、このところ外国人シェフと提携?した新業態の矢継ぎ早な出店攻勢が続いた。特に、話題になったのは、東京ミッドタウンの「ボタニカ」と、国立新美術館内の「ブラッスリー・ポール・ボギューズ・ミュゼ」という店。今回のミシュラン東京版では、グループから5店が星を獲得したという。
 単独で戦うのではなく、外国人シェフやデザイナーとコラボレーション(提携)の形で展開したり、低価格の新業態を展開したり、又、ブライダルレストランでは、2次会パーティをセットにした婚礼プランや熟年婚礼を開発したり…と、実に多彩な積極投資が目立っている。
 個人的に何となく、ひらまつの洒落たイメージが好きで、代官山ASOのカフェを利用したり、シンポジオンというパーティハウスで「イムスクラブ」のX'masパーティを開いたり、ここのバーが気に入ったりしたものです。シンポジオンはアールヌーボー調のデザインでパリのような雰囲気があり、好きだったが「ミュゼ」に変わったようなのが残念。
 …というファン的心情で、応援しているが、あまりにも急速な拡大路線にいささか不安な処もある。…が、しかし、世界の料理界に互して日本を代表するレストランとして、異色の路線を走る「ひらまつ」の成功を期待したいものである。



 
コメント (1)
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