平野夜半亭画伯の絵画展に行く081012
日本スローライフ協会で知り合った平野画伯の展覧会があるというので、ヨコハマ萬国橋ギャラリーへ行ってみる。
平野さんは、滅び行く歴史、風景や造形物の(廃墟の美学)に惹かれるらしい。今回は、廃墟ではなく名古屋大須の神社と滋賀の観音様を描いた作品で、長く人々の信仰を集めてきた喜びや悲しみ、願いの込められた歴史に魅せられたようだ。
鑑賞者からは、右手のユトリロを彷彿とさせる白壁の建物の佇まいがいい…という声が多かった。私も随分前になるが、パリのユトリロが画いたモンマルトルの坂の小径を歩いた事を想い出す。ユトリロが酔っぱらいながら、この辺りをうろついていたのかと想像すると独りにやりとしたものだった。あの辺りは、似顔絵を描く絵描きが多く、ゆったりした時間が流れる感じがあって、テラスのランチなんか楽しかった。
日本スローライフ協会で知り合った平野画伯の展覧会があるというので、ヨコハマ萬国橋ギャラリーへ行ってみる。
平野さんは、滅び行く歴史、風景や造形物の(廃墟の美学)に惹かれるらしい。今回は、廃墟ではなく名古屋大須の神社と滋賀の観音様を描いた作品で、長く人々の信仰を集めてきた喜びや悲しみ、願いの込められた歴史に魅せられたようだ。
鑑賞者からは、右手のユトリロを彷彿とさせる白壁の建物の佇まいがいい…という声が多かった。私も随分前になるが、パリのユトリロが画いたモンマルトルの坂の小径を歩いた事を想い出す。ユトリロが酔っぱらいながら、この辺りをうろついていたのかと想像すると独りにやりとしたものだった。あの辺りは、似顔絵を描く絵描きが多く、ゆったりした時間が流れる感じがあって、テラスのランチなんか楽しかった。