東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

東京タウンウォッチング ヨコハマ元町「霧笛楼」

2007-12-19 12:46:02 | 横浜・川崎・横須賀
 東京タウンウォッチング ヨコハマ元町「霧笛楼」

 ヨコハマ山の手の西洋館を巡って坂を下ると「元町」へ出る。「元町商店街」は余りにも有名だが、並行する裏通りになかなか味のある店があり、楽しい通りになりつつある。その代表格が、フランス料理の「横濱霧笛楼」。
 横濱絵といって、開港当時の港、異人さん、帆船などをモチーフにした異国情緒溢れる錦絵が当時流行した。この絵を題材にした食器、ふすま絵、絵画など、館内いたるところにヨコハマの文明開化を偲ばせるのが霧笛楼の特色になっている。今にももの悲しい音色が聞こえてきそうな霧笛という店名もヨコハマらしい情緒を掻き立てるかのようだ。
 以前、ヨコハマウォッチングの仕上げに「霧笛楼」で食事をしたが、皆さん食事そっちのけに記念撮影に興じていたことを想い出す。
 画像は、入口そばのケーキショップ。看板に(らしさ)があったのでシャッターを切った。
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東京タウンウォッチング 横浜西洋館巡り⑤「外人墓地」

2007-12-18 21:45:17 | 横浜・川崎・横須賀
 東京タウンウォッチング 横浜西洋館巡り⑤「外人墓地」

 山手十番館の向かいにあるのが、「外人墓地」。横浜の観光名所の1つになっている。ほぼ同じ時刻の撮影で、夕陽を望む眺望と合わせ、異国情緒を漂わせている。
 外人墓地といえば、同じ開港都市函館にも、外人墓地があり、やはり独特の風情がある。因みに、私の故郷は函館。教会の多いこと、元町という地名、坂のある街、ヨコハマと重ね合わせて、懐かしくもある。ヨコハマは、「港が見える丘」公園が歌にもなり有名だが、建築が立ち並び港を望む風景は台無しになってしまった。それに比べ函館元町の坂の上から望む港の風景は、誠に絵になる風情がある。思わず故郷自慢になってしまい恐縮でした。
 この異国情緒が、東京と異なるヨコハマ独自の魅力になっている。ともすれば、利便性の高い駅直近の場所に人が集まりやすいが、港や山手を散策し、元町商店街でウィンドウショッピング、世界一の中華街で食を愉しむ…スローライフのゆとりも良いものです。
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東京タウンウォッチング 横浜西洋館巡り④「山手十番館」

2007-12-17 21:03:49 | 横浜・川崎・横須賀
 東京タウンウォッチング 横浜西洋館巡り④「山手十番館」

 カフェレストラン(料理はフレンチ?)ではあるが、西洋館そっくりのイメージで人気の高いのが「山手十番館」。老舗カフェ「馬車道十番館」の系列店、山の手らしい建物で歴史は古い。
 ドーデス! どこから見ても西洋館ですね。撮影の時は、夕陽が当たりいかにも美しい風情だった。
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東京タウンウォッチング 横浜「山手西洋館巡り」③山手カトリック教会

2007-12-16 21:35:00 | 横浜・川崎・横須賀
 東京タウンウォッチング 横浜西洋館巡り③山手カトリック教会

  開港と同時に真っ先に入ってくるのが、宗教と教会。西洋館ではないが、ここ山手カトリック教会(画像)も歴史的建築物として有名。聖堂内部をいつも公開しており、観光の1つとして訪れる人も多い。
 祭壇の「イエス像」を始め、聖母マリアや聖ヨゼフの他、教会建築の象徴であるステンドグラスの聖母子像が見られる。
 画像はないが、近くの元町公園にあるエリスマン邸のカフェは緑に包まれて、癒しの雰囲気があり人気が高い。向かい側にある「えの木てい」と共に、休憩スポットとしてお勧めポイントだ。
 
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東京タウンウォッチング 横浜「山手西洋館」巡り②西洋庭園

2007-12-15 13:33:19 | 横浜・川崎・横須賀
 東京タウンウォッチング 横浜「山手西洋館」巡り②西洋庭園

 昨日ご紹介した外交官の家の庭にあるのが、画像に見る「西洋庭園」。最も代表粋な庭園は、パリ郊外の「ヴェルサイユ宮殿」、絢爛と咲き乱れる様は、華やかなものだ。
 西洋庭園は、シンメトリー(左右対称)で、直線的なのが特徴。いかにも人工的。日本では、新宿御苑が代表的なものとされているようだが、最近は人工的に花々を入れ替えたり、華やかなイメージの公園や施設内の庭園など増えているように感ずる。
 これに対して、日本庭園は自然の様を写すのが基本で、池に島や山、川を配したりする。水がなければ、枯山水で波の形を演出したりする。日本庭園の宝庫は何と言っても京都であろう。西洋とは、全く違う自然観、世界観が映し出されておりご自分の好きな庭を思い浮かべ、文化の違いに想いを馳せながら鑑賞するのも1つの楽しみと思う。*庭園については、一知半解の知識で恐縮です。
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東京タウンウォッチング 横浜「山手西洋館」巡り①外交官の家

2007-12-14 09:52:32 | 横浜・川崎・横須賀
 東京タウンウォッチング 横浜山手西洋館巡り①外交官の家

 ヨコハマは、長崎、函館と並ぶ、日本が外国へ始めて門戸を開いた開港の地。西洋文明が入ってきて、(日本初)が多いのがヨコハマの自慢でもある。そんなヨコハマの歴史遺産が「西洋館」、ハマトラで一世を風靡したフェリス女学院のある山手通りに、これらの建物が点在している。
 08/01/10に計画している「イムスクラブ」タウンウォッチングでは、「トレッサ横浜」から石川町へ移動し、西洋館巡りをする予定。
 その一部をご紹介しよう。丁度、クリスマスの時期とあって、欧米の国々に因んだ飾り付けやフェアをやっている。
 先ずは、JR石川町駅のヨコから坂を登った所にある「外交官の家」、画像に見るように、いかにも西洋建築そのものの風情。ここは、ロシアに因んだ、(千変万化の自然の中に強力な文化が花開いた国ロシア。長く厳しい冬をのクリスマス)がテーマの飾り付け。 
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東京タウンウォッチング 淑徳大学08/春期タウンウォッチング講座予告

2007-12-13 21:18:35 | 「東京タウンウォッチング」参加者募集
 【淑徳大学オープンカレッジ】
 驚きと発見に満ちた、楽しい《タウンウォッチング》予告*正式募集は08/1月中旬

08年春期コース 《 4・5・6月 4月第3火曜、5・6月第2火曜 》
講師 安岡裕二(経営コンサルタント) ☆東京タウンウォッチングの達人☆(インターネット検索)
定員 最高20名(最低15名から実施) ※全て、現地集合、現地解散
回数 3回  ☆1人1人レシーバーで、講師の解説を聞く事が出来ます
期日・時間  04月15日(火)…11.00~17.00(第3火曜)
05月13日(火)…11.00~17.00(第2火曜)
06月10日(火)…11.00~17.00(第2火曜)
参加料 3回通しで10.000円 *1回毎の参加も可(1回4.000円)
【ポイント】 この講座は、街の現場に飛び出して、自分の目、耳、或いは舌で、モノやサービスに触れることで、変わっていく時代に接する楽しさを発見する事に目的があります。堅苦しい知識ではなく、一般社会人や中高年男女の生き甲斐につながる気軽な(街歩き)の軽チャー講座です。さあ! “驚きと発見に満ちた、楽しいタウンウォッチング”に出かけましょう!!
【コース内容】
1.4月15日(火)…11.00~17.00(集合:JR又は市営地下鉄「新横浜」駅前バス停⑦番)
【トレッサ横浜~横浜山手西洋館巡り~元町中華街】コース 
“クルマと愉しむ豊かな生活”をテーマに、トヨタのクルマと合体した商業施設「トレッサ横浜」がオープンし、注目を集めています。新横浜駅前の「ラーメン博物館」で昼食後~「トレッサ横浜」~ヨコハマ山の手西洋館巡り(「ブラフ18番館」「外交官の家」「イタリア山庭園」「カトリック山手教会」「エリスマン邸」など)~元町商店街~中華街~山下公園~大桟橋~赤レンガ倉庫
2.5月13日(火)…11.00~17.00(集合:JR中央線「吉祥寺駅」中央改札口)
【吉祥寺~下北沢】コース
「吉祥寺」は、古さと新しさが同居するヤングに人気の街。ハモニカ横丁という戦後派的商店街があるかと思えば、周辺部裏通りには新しい店の進出が絶えず、最近はオタク文化も増殖しているとか!?又、劇場、音楽などポップカルチャーが育つ「下北沢」の人間くさい魅力を探訪します。吉祥寺アーケード商店街~裏通り文化探索~井の頭公園~下北沢文化探訪
3.6月10日(火)…11.00~17.00(集合:ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」改札)
【お台場~有楽町~銀座】コース
 「お台場デックス東京」~台場1丁目商店街(昭和30年代レトロな街再現)~台場小香港~「ヴィーナスフォト」(カジノ他)~豊洲駅(有楽町線)~「有楽町」~ステイヤング文化を研究「イトーシア」「プランタン銀座」~「銀座」中央通りの海外ブランドラッシュ「ダンヒル」「アルマーニ」他体験 
講師プロフィール        安岡裕二(やすおかゆうじ) 
 『私達は、大きく変化する時代に生きています。この変化を体感するのが、タウンウォッチングの醍醐味です。東京では日本の伝統と世界の文化の融合を色々な場面で見たり、感じたりする事が出来ます。ご一緒に時代の変化を楽しみ、軽チャーしましょう。』
※タウンウォッチングの様子は、左側のバナー【どらく】東京タウンウォッチング講座をクリックして下さい。07/10/09の「六本木ヒルズ~麻布十番商店街」コースの事例です。
※お問い合わせ 淑徳大学池袋サテライトキャンパス03-5976-7061      
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「東京名店塾」 「一期一会」の心掛け(林文子さん)ともてなし

2007-12-11 10:50:17 | 「経営コラム」
 「東京名店塾」 「一期一会」の心掛け(林文子さん)ともてなし

 林文子さんといえば、BMWのセールスマンとして名を馳せ、日本法人の社長にまでなり、後ダイエーに会長兼CEOとして迎えられた方。その彼女が信条としているのが、「一期一会」の精神とホーレンソウ(報告、連絡、相談)。
 仕事に出会いはつきもの、一期一会…『どんな場でも、先方には心地よく過ごして貰いたいと願う。そんな私は、目の前にいるお相手の良い点を素早く見つけるのが得意。…先方の服装から言葉遣いまで感心させられる事は意外に多い。だから、目も、心もしっかりと開き、まさに、「一期一会」で素晴らしいと感じた点を伝えるように心がけている』
 それでも、コミュニケーションは難しいという。後日、礼状を戴いたが、そこに『いろいろおほめいただいたが、林さんはみんなにそうなのでしょうね』とあり、もどかしい思いをしたという。そういう誤解を生む事もあるが、『(思いやりの心を持ってコミュニケーションを大事に)というのは、マネジメントでも自分に課している課題』という。
 腕利きでならしたセールスマンらしく、今でも店舗巡回をかかさず現場主義を実践している方だから、聴くべきものを持っている。
 飲食店など、お客様と向き合う形の接客をする場合、(良い所を見つけ褒める)というのは特に大事な事だと思う。また、「思いやりの心を持って」接するのは、従業員と向き合う場合の教訓として滋味深い言葉だ。
 商店、飲食店の勉強会グループ「東京名店塾」に、「一期一会」をモットーに掲げている【味三昧】という日本料理の店がある。ここは、全国の産地から直接旬の魚を取り寄せるこだわりの日本料理店だが、ご店主はいつもカウンターに立ち、お客様との会話を大切にしている(西武池袋線「中村橋駅」)。みんなで、「おもてなしの心」の本質を勉強の主題にしているが、(良い所を見つけ褒める)というのは、人を気分良くさせる…という意味で、もてなしに通ずるものがあるように思う。
【味三昧HP】http://members.jcom.home.ne.jp/ajizanmai/
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東京タウンウォッチング 「トレッサ横浜」オープン⑤

2007-12-10 22:05:30 | 横浜・川崎・横須賀
 東京タウンウォッチング 「トレッサ横浜」オープン⑤

 トレッサ最終回の新情報。ここは、横浜市の港北区になるが、周辺の都筑区、青葉区、緑区を合わせると人口100万人で、上質な生活感を持った消費者が多いとのこと。開発ラッシュが続く訳である。
 「トレッサ横浜」の半径5㎞の商圏人口90万人、クルマ商圏となればかなりの商圏人口が見込める。
 勿論、トヨタが作る施設だから、“買い物時の車のストレス解消や車のアプローチ”の工夫に抜かりはない。南棟には、「入店待ちの時間、渋滞を無くし、ストレスを感じないアクセス」を目指して、7個所の出入り口を作り、どこからでも入りやすく、2700台の駐車場を設ける。又、北棟の1階には、整備工場を作り修理、点検を1時間で行い、その間家族でショッピングや遊び、食事など楽しめるという仕掛けだ。
 北棟がパパを意識した店舗構成に対し、やはりママ向けの165店の店舗、サービス施設になるというから、オートモール+本格的規模の商業施設という、トヨタならではの野心的試みと言って良い。既に、岐阜などで実験をしているそうだから、成算有りといったところか。
 このエリアには、07/3月にオープンした「ららぽーと横浜」(JR横浜線鴨居駅)があり、こちらもヨーカ堂、大丸デパ地下を核に擁する370店という大型SC。いわば、2強激突という構図か。流通戦争は留まる所を知らないようだ。
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東京タウンウォッチング 「トレッサ横浜」オープン④

2007-12-09 14:44:59 | 横浜・川崎・横須賀
 東京タウンウォッチング 「トレッサ横浜」オープン④

 今日は、トヨタの戦略について述べようと思う。トヨタは、経営課題として、「成長」と「効率」を持続的に両立させることと、ハッキリ言い切っている。Global競争の中で、世界一眼前のトヨタは、(拡大戦略を急ぐ余り、前線が伸びきっている)という批判をものともせず、売上拡大と利益or利益率(時間当たり生産性)を落とさずやっていくという。この生産性の高さを維持するのがトヨタ生産方式、ジャストインタイム実践へのチャレンジという訳であろう。
 普通、売上第一主義をとれば、価格競争に陥り利益率を落とすリスクがある。逆に利益主義、或いは粗利益主義を取れば成長が犠牲になりシェアを落とす可能性が高くなる。端的に表現すれば、「売上優先か利益優先か」という事になるのだが、トヨタはもっと高い視野で、世界一を目指す理想を掲げているのだから、凄い会社としか言いようがない。曰く、「世界一良いものを、世界一早くつくり、世界一安く、世界一のサービスを提供する」…。トヨタは、これを実現する為に、改革に取り組み、目に見える成果を上げていく…という。脱帽! 日本を代表する世界企業の理想に期待しましょう。
 「トレッサ横浜」は、系列ディーラーの壁を壊し、お客様の視点に立って(比較し、選びやすい)顧客中心主義に転換する意志を示したと言って良いのではないか…と思う。
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