今の時代を正常と考える人は殆どいないだろう。
世の中、へそ曲がりもいるから100%ではないだろうが、かなりの人が、何かおかしいと考えている。
- どこか狂った社会、狂った時代。
環境も食料も、地球は正直に人間社会に対して「こだま」としてかえしてくる。
自分がまいたタネ。
自業自得。
すべからく因果応報。
社会や組織がおかしくなるとき、
殆んどは内部要因による。それは歴史の教訓。
今を、
ある人は、まだ修復可能と考え、
他の人は、もう終焉への道まっしぐらと言い、
別の人は、どうにもならないから関係ないやとそっぽを向き、
ワタシは、プアだから知りませんとうそぶく。
こういうとき、ペテン師はどうするか?
勿論、さも希望があるかの様なことを言うか、逆にもう希望はないと脅すか、
どちらかに決まっている。
政治家はどうするか?
勿論、自分に票を投ずれば、世の中が明るくなると言うに決まっている。
そして、その後は成りゆきまかせ。
役人はどうするか?
勿論、問題の解明や、いろいろな対策を練っている「そぶり」をする。
自分が任にある期間だけは平穏無事にと。
ワタシなぞ、どうしよう? と、オロオロするだけ。
どなたか何とかしてください、と。
戦後、敗者として、連合国、特にアメリカのリードで再出発をした。
途中をはしょって言うと、アメリカが敷いた線路をがむしゃらに走っただけで、
日本として、本当の意味で自身で考え、自分自身の線路を引いてこなかったのではないか?
その意味では、戦後はまだ終わっていない。
正しくは、終わらせていない。
戦争を直接知る人がどんどん少なくなってゆくのに。。。
日本人自身のタイマン。
いや、待てよ。それだけか?
敗戦で焼け野原になった、そこに至った理由、原因は何だ?
明治の、欧米に追いつけ、追い越せ、富国強兵路線は、あれでよかったのか?
坂の上の雲は、何だったのか?
坂の上に見たものは、幻、蜃気楼ではなかったか?
そもそも、明治維新はあれでよかったのか?
その場しのぎの対処療法で終わらせないためには、そこまで遡る必要がある。
そもそもを論じるとき、人は、いろいろ言うだろう。
右の者も左の者も、「かくあるべし」と。
しかし、そうした屁理屈を言うだけでは何も進まず、袋小路に入る可能性大。
より具体的に見えるモデルがあれば分かり易い。
20年程前から、ある国が注目を集めている。
ワタシも、興味をもっている。
独自の文化と伝統を守ることを国是とし、欧米文化は取り入れない(今はインターネットはOKみたい)。
従って、物質文化は遅れている。農業国。
だからどうしたの? というより、それで良いのだ、という国。
それは、ブータン。
例の「Gross National Happiness」を唱える国ですよ。
ワタシは行ったことがないが、非常に面白い国、社会の様に思える。
今、日本は(世界もそうだが)、端的な話、ブータンなのか、今の延長線なのか、の選択をすべきではないかと思われる。
さて、どちらを選ぶ?
国情が違う云々は、瑣末な話。
有名な話がある。
1989年、昭和天皇の大喪の礼に参列するため当時のブータン国王が来日した。
当時は、日本経済も(うわべだけ)調子がよく、来日した各国首脳は日本からの経済協力を得るべく葬儀外交を行った。
一人、ブータン国王は一切の「葬儀外交」を行わず帰国。
新聞記者が理由を尋ねると、国王は「天皇への弔意で来たのであり、金を無心しに来たのではありません」と答えた、とのこと。
当時、驚いた!
そういう国がまだあるんだ、と。
自給自足、それでいいんじゃあないの?
むしろ、そうあるべきでは?
サッカーのランキングが世界のビリでも、別にそれでいいんじゃあないの?
もっとも、ブータンは、ワタシが賛成しかねる政策を一つだけとっている。
禁煙国家で、煙草の販売は禁止、持ち込みは高い関税をとるという。
行きたいが、行けない。
ビザの取得が困難&旅行費用が高いという理由もあるけど。
おぉ、本質とは何の関係もないところでごねるとは、なんとプアな発想よ。
やはり、ワタシは南のダン吉王国(2008年11月30日 プアについて(4)参照)しかないのか?
それはともかく、日本のみならず世界中で、今までの価値観を大転回しないと、行き詰るよ、ということ。
既に、行き詰まりは誰の目にも見えている。
かって、ワタシはそれを中国に期待した。
改革開放政策の前の文化大革命のころ。
資本主義でもない、共産主義でもない第三の道の構築を。
現実には、社会主義という冠をかぶった、資本主義以上の資本主義「亡者」になっている。
天安門事件の頃から狂ってしまった。
もう、あの国には第二革命しか未来はない様に思える。
もっとも、その前に世界が終焉を迎えるから、第二革命も無意味か。
もし、ブータンを選ばないなら、新しいモデルを自分で作るしかない。
今の延長線上に、もはや先はないんだから。
世界を変える大思想とそれに基づくモデルを構築する、そして徹底的にやりなおすこと。
もう残された時間は多くない。
ぬるま湯に慣れると、もうそこから出られないのが人間。
「ゆで蛙」への道まっしぐら。
さあ、どうする?
世の中、へそ曲がりもいるから100%ではないだろうが、かなりの人が、何かおかしいと考えている。
- どこか狂った社会、狂った時代。
環境も食料も、地球は正直に人間社会に対して「こだま」としてかえしてくる。
自分がまいたタネ。
自業自得。
すべからく因果応報。
社会や組織がおかしくなるとき、
殆んどは内部要因による。それは歴史の教訓。
今を、
ある人は、まだ修復可能と考え、
他の人は、もう終焉への道まっしぐらと言い、
別の人は、どうにもならないから関係ないやとそっぽを向き、
ワタシは、プアだから知りませんとうそぶく。
こういうとき、ペテン師はどうするか?
勿論、さも希望があるかの様なことを言うか、逆にもう希望はないと脅すか、
どちらかに決まっている。
政治家はどうするか?
勿論、自分に票を投ずれば、世の中が明るくなると言うに決まっている。
そして、その後は成りゆきまかせ。
役人はどうするか?
勿論、問題の解明や、いろいろな対策を練っている「そぶり」をする。
自分が任にある期間だけは平穏無事にと。
ワタシなぞ、どうしよう? と、オロオロするだけ。
どなたか何とかしてください、と。
戦後、敗者として、連合国、特にアメリカのリードで再出発をした。
途中をはしょって言うと、アメリカが敷いた線路をがむしゃらに走っただけで、
日本として、本当の意味で自身で考え、自分自身の線路を引いてこなかったのではないか?
その意味では、戦後はまだ終わっていない。
正しくは、終わらせていない。
戦争を直接知る人がどんどん少なくなってゆくのに。。。
日本人自身のタイマン。
いや、待てよ。それだけか?
敗戦で焼け野原になった、そこに至った理由、原因は何だ?
明治の、欧米に追いつけ、追い越せ、富国強兵路線は、あれでよかったのか?
坂の上の雲は、何だったのか?
坂の上に見たものは、幻、蜃気楼ではなかったか?
そもそも、明治維新はあれでよかったのか?
その場しのぎの対処療法で終わらせないためには、そこまで遡る必要がある。
そもそもを論じるとき、人は、いろいろ言うだろう。
右の者も左の者も、「かくあるべし」と。
しかし、そうした屁理屈を言うだけでは何も進まず、袋小路に入る可能性大。
より具体的に見えるモデルがあれば分かり易い。
20年程前から、ある国が注目を集めている。
ワタシも、興味をもっている。
独自の文化と伝統を守ることを国是とし、欧米文化は取り入れない(今はインターネットはOKみたい)。
従って、物質文化は遅れている。農業国。
だからどうしたの? というより、それで良いのだ、という国。
それは、ブータン。
例の「Gross National Happiness」を唱える国ですよ。
ワタシは行ったことがないが、非常に面白い国、社会の様に思える。
今、日本は(世界もそうだが)、端的な話、ブータンなのか、今の延長線なのか、の選択をすべきではないかと思われる。
さて、どちらを選ぶ?
国情が違う云々は、瑣末な話。
有名な話がある。
1989年、昭和天皇の大喪の礼に参列するため当時のブータン国王が来日した。
当時は、日本経済も(うわべだけ)調子がよく、来日した各国首脳は日本からの経済協力を得るべく葬儀外交を行った。
一人、ブータン国王は一切の「葬儀外交」を行わず帰国。
新聞記者が理由を尋ねると、国王は「天皇への弔意で来たのであり、金を無心しに来たのではありません」と答えた、とのこと。
当時、驚いた!
そういう国がまだあるんだ、と。
自給自足、それでいいんじゃあないの?
むしろ、そうあるべきでは?
サッカーのランキングが世界のビリでも、別にそれでいいんじゃあないの?
もっとも、ブータンは、ワタシが賛成しかねる政策を一つだけとっている。
禁煙国家で、煙草の販売は禁止、持ち込みは高い関税をとるという。
行きたいが、行けない。
ビザの取得が困難&旅行費用が高いという理由もあるけど。
おぉ、本質とは何の関係もないところでごねるとは、なんとプアな発想よ。

やはり、ワタシは南のダン吉王国(2008年11月30日 プアについて(4)参照)しかないのか?
それはともかく、日本のみならず世界中で、今までの価値観を大転回しないと、行き詰るよ、ということ。
既に、行き詰まりは誰の目にも見えている。
かって、ワタシはそれを中国に期待した。
改革開放政策の前の文化大革命のころ。
資本主義でもない、共産主義でもない第三の道の構築を。
現実には、社会主義という冠をかぶった、資本主義以上の資本主義「亡者」になっている。
天安門事件の頃から狂ってしまった。
もう、あの国には第二革命しか未来はない様に思える。
もっとも、その前に世界が終焉を迎えるから、第二革命も無意味か。
もし、ブータンを選ばないなら、新しいモデルを自分で作るしかない。
今の延長線上に、もはや先はないんだから。
世界を変える大思想とそれに基づくモデルを構築する、そして徹底的にやりなおすこと。
もう残された時間は多くない。
ぬるま湯に慣れると、もうそこから出られないのが人間。
「ゆで蛙」への道まっしぐら。
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さあ、どうする?