陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

みんなの仕事始め

2009-01-05 08:55:19 | Weblog
今日から、みんなの仕事始め。
月曜日からのスタートとなると、この一週間はしんどく感じる人がいるかも知れない。

各社では、新年の行事として社長の年頭所感などの挨拶があるだろう。
ワタシのところは、そんな仰々しいものはない。
世の社長の皆さんは、何と言うんだろうね。
大体想像がつく。みんな同じことを言うに決まっている。
年末年始の新聞等のメディアでも、どこも似たりよったりのことを論じている。
誰もが認識はほぼ同じ。

世の中、2008年で大きく変わったということ。
いいにせよ、悪いにせよ。
ワタシもつらつら考えた。
世の識者が言う「パックス・アメリカーナの終焉」ではなく、「パックス・キリストの終焉」ではないかと思う。
同じ様なことを言っている人もいる。

キリスト教文明の果てが共産主義と資本主義の闘争で、
共産主義が敗れ、
残った資本主義が詐術に走り、転んでしまった。
結果、その次の理念やモデルがない状態。

経済的には、自動車産業がリードする時代が終わった。
牽引産業は、鉄鋼から電気へ、そして車へと移ってきたが、それも終わり。
次は何か? と誰もが考えているだろう。

いずれにせよ、新しい価値観を築きあげる時代に入った訳で、
当分はこの混沌状態が続くんだろうねぇ。
3年で経済再建なんていうのは、単なる政治スローガン。砂上の楼閣。
(すぐに出るものはホンモノではない。ホンモノは混沌の飽和点に達しないと出ない、それが歴史の教訓。)
各社、次のビジネスモデルをどうするか、その構築までどう持ちこたえるか、
世の中、悩み多き仕事始め。 
コメント
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