陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

必勝法?

2010-06-17 08:58:59 | Weblog
民主党が発表する参院選公約の全容が判明したという。
それらしき内容が並んでいますなあ。
しかし、何だか、ワタシが毎期定めている事業計画で、
ズラズラと並べるお題目と同じ様に感じましたぞ。

やるべき課題を列挙する、その位は誰でもできるのでございます。
問題は、それを具体的にどう実現するか、その道筋を示し、
そして果敢に取り組むことでござります。
ワタシには、これらの実現力がないので、いつもお題目でオワリなのでござるが、
カン民主党は如何でござりましょうや。

「強い経済、財政、社会保障」と言ったって、
このままでは破綻が目に見えているものを、
何とか破綻しないように、ほころびを繕う程度のものであれば、
「強い」とは言えませんがのう。

例えば、ワタシのポンコツ状態の身体を、
これ以上健康面や体力が低下しない算段をとったところで、
それはせいぜい現状維持であって、
その現状維持をもって「強い肉体・健康」とは言えないと思いますよ。
既に劣化が相当に進んでいますからなあ。

カン氏も、お題目だけでなく、道筋を示してもらいたいものでござります。
さすれば、幾つかは実現できるかもよ。

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今朝の朝刊で雑誌の広告を見ていたら、
週刊文春のタイトル「岡田ジャパン「ヒヤヒヤ勝利」の全内幕」、
その中に、
▼専門家がススめる奇策「オランダ戦は二軍で臨め」
というのがありましたぞ。

タイトルを見ただけだから中身は知らないが、
恐らく、孫子の策(注)を言っているのでありましょう。
思わず笑っちゃいましたなあ。

孫子だとすると、言わんとする意味は分からなくはないが、
それには前提があって、
彼我のチーム全体のレベルが「同じ水準である」ということ。
その水準に大きな差異があれば、意味をなさないと思うけどね。

ワタシの様にレベルが水面以下のモノは、
ただただ、あがきながら必死に前に進むしかないのでござります。

(注)孫子が田忌に献策した競馬必勝法
コメント
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