陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

消費税

2010-06-21 08:59:48 | Weblog
カン氏が消費税10%に言及したことから、
カン内閣の支持率が少しダウンしたという。

そりゃあ、そうでござりましょう。
誰も諸手をあげて賛成なんぞしないでしょうよ。
みんな、不承不承、やむを得ないと思っているだけでござりますからなあ。

それも、民主党が言ってきた様に、
「鼻血も出ないくらいムダを削減した後」という前提でござります。
それを、今の事業仕分け程度でお茶を濁されたんじゃあ、
どうしようもありませんなあ。
と、いうところでござりましょう。

逆進性の問題も然りでござります。
消費税の逆進性としての、軽減税率や低所得者への還付なぞは、愚の骨頂でござりますよ。
この問題への対策は、別の手立てを講じ、
消費税そのものを余りややこしい制度にしない方が宜しいと思いますぞ。
そうでないと、何が何だか分からなくなって、
かえって不公平感が増しますぞえ。
現時点の個人的な意見でござりますがね。

どの商品やどのサービスの消費税を軽減するかの線引きは難しく、
必ずそれを潜り抜けるものが出、
もぐらたたき、いたちごっこになりますからなあ。
おかしな、複雑なものにはしないこと、
そして、一気にあげるのではなく、少しづつでありましょうなあ。

テレビでビルマ(ミャンマー)の影像を見た。
僧は托鉢をして、人々から寄進される食事類を受けるが、
ワタシはこの制度を導入すべし、と思っているのでござりますよ。

現在の徴税制度を全て廃止し、
政治家、役人が、托鉢をして税金を集めるシステムにするのでござります。
ビルマの僧のように、日本の政治家や役人が尊敬されていれば、寄進は集まるでござりましょう。
一度やってみてはどうでしょうなあ?

ワタシ自身は、今の政治家や役人の托鉢には、ビタ一文、出さないけどね。
かわりに、石もて追ってやりましょうぞ。 
コメント
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