Yes, you Kan

この週末、世の中あわただしかったですなぁ。
米国はデフォルトを回避したものの、国債格付が引き下げになりましたからなぁ。
S&P（スタンダード＆プアーズ）が AAA から AA+ にしたんですと。
今、オバマは "Yes, you Kan" と言い、また言われているそうな（英エコノミスト誌）。
さすがに我がカン氏、大したものでござります。
オバマを、米国をリードしているのでござりますよ！

S&P の格付けは上のとおりだが、
わが格付（P&P, Poor & Poor's）では、米国債はとっくに "P" でござります。
日本国債は PPP 、ワタシ個人の格付けと同じでござります。
勿論、 P とは poor でござります。
何だか、世の中、P だらけになりましたなぁ。

この状態は、ワタシにとっては必ずしも不快ではござりませぬ。
P はオノレだけかと思うていたのが、20年前から日本全体が P になり、
そして今や、米・欧も P なんですからなぁ。
落日の始まりが P、
もうどうしようもない状態が PPP でござります。
P(oor) も慣れると、なかなか捨てたものではござりませぬ。
陋巷生活にもそれなりの生活があるのでござります。

それはともかく、株は下がり、円高はやみませんがな。
日本の輸出企業は、大変ですなあ。
これで製造業は日本からいなくなるでありましょう。

「六重苦」なんだそうな。
人によって指す内容は若干違うが、トヨタでは次を言うているそうな。
⇒ 為替、環境対応、自由貿易協定（FTA）、法人税、労働環境、電力状況

少々違和感を感じますなぁ。
表面的にはそのとおりだが、根源的なものが入っていませんがな。
つまり、本質的な問題点でござります。
　（１）無策のアホ政府
　（２）寄生虫・吸血鬼官僚
　（３）（人類に対する）犯罪的アホ電力集団
　（４）どうしようもないアホ国民

企業は、これらを口にすると袋叩きにあうから、言わないだけだろうが、
これを加えると、「十重苦」でござりますよ。
ところで、諸賢は、七夕（旧暦）で何を願いましたかな？
七夕なんぞ縁遠い方に代わって、ワタシが祈願しておきましたぞ。
⇒ 上の（１）～（４）の打倒＆フンサイでござります。
もっとも、ワタシの祈願は実現したタメシがないので、あしからず。
且つ、上は百年河清を待つどころか、億年待っても変わらぬでありましょうからなぁ。