国の借金

今朝は電車が少し空いていましたなぁ。
お盆休みが始まったのでござりましょう。
4月から考え方を変えて、優先席のある場所に立つようにしているのだが、
今日は運よく最初から座れましたぞ。
普段はそうはゆきませぬからなぁ。
杖を持ち、足先に包帯をまいていても、席を譲ってくださる方なんぞめったにいませんからなぁ。
あ、いえいえご心配なく。
譲って欲しいなんぞ、そんな期待なんぞ微塵もござらぬゆえ。

しかし、稀には譲ってくださる方がおられるのでござりますよ。
この人間の世界では、太陽が西から昇る日が、稀にはあるのでござります。
今月なんぞ、もう2回も譲っていただきました。
いずれも70歳台のお方でござりました。
少々気が咎めましたがね。

若い方？
ほう、例えば20歳台で座席を譲るお方がいるとお思いですかな？
今の、この日本に。
勿論ゼロではありませんがね。
まあ、1,000人に一人でしょうなぁ。
いや、そんなにいますかなぁ？
但し、数年前から増えている労務者風の方々は、他人様に席を譲る確率はゼロですな。
断言できますぞ。
蛇足ながら、これらは全て中距離電車の通勤時間帯の優先席での話しでござります。

▼国の借金（国債、借入金など）が943兆円になったそうな（2011/6末）。
おゝ、順調に増え続けていますなぁ。
国民一人あたり738万円ですと。
仮に4人家族だと、3,000万円弱になりますなぁ。
ふむ、ふむ。
家のローンをかかえている家計と思えば良いのでござるな？
とすれば、まだ正常の範疇でござりますよ。
まだまだ大丈夫でござりますよ。
ご心配にはおよびませぬ。

一家の大黒柱が予定通りの働きをし、
必要に応じて家族がパートやアルバイトで補填をすれば宜しいのでござります。
え？
大黒柱がずっと働き続けられる保証はないですと？
家族のパート・アルバイト先だって簡単にはみつからない？
ありゃ、困りましたがな。

では、前言は撤回ですなぁ。
それで、943兆円が増え続ける先は、どうなりますかな？
英国で暴動が起きた？
政府の緊縮財政と若者の高い失業率が原因と報じられていますなぁ。
ふむ。
タイムマシンで、将来の、いえ数年先のニホンを見ている感じですぞ。
え？
数年先というはまだ甘い、ですと？
困りましたなぁ。
どんどんスピードがあがっているんですなぁ。
しかし、宇宙開闢直後のインフレーションと同じだ思えば、　　　
その次の展開を期待しても宜しいのでござりましょうかなぁ？