陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

避難準備区域が解除

2011-10-03 08:52:57 | Weblog
フクシマの緊急時避難準備区域の指定が解除されましたなぁ。
ようござりました。
先ずは一安心でござります。
もう新たな放射性物質は出ず、同地域ではこれまでの分の除染が完了したのでござりますからなぁ。

え?
除染はこれからですと?
除染ができていないのに解除とは何故でござりますかな?
え?
『今回の指定解除は、原発事故が収束に向かっていることを目に見える形で国民に示したいとの政府の思惑』ですと?
ほう、そんなマヤカシがこの世で通用するんですかな?
一事が万事、
マヤカシだらけの政府でござります。

え?
環境省は、年間の被曝線量が5ミリシーベルト未満の地域は、局所的に線量が高い一部を除いて「財政支援を行わない」と言うていたが、
ホソノ何某とかいう原発相兼環境相は、
「国が財政支援を行う」と言うたらしいですぞ。
「除染は国の責任」だそうな。

え?
頭狂電力に除染の責任はないんですかな?
国が責任を負うというが、
そのカネは誰のカネだと思うているんでしょうなぁ?
国に責任があるならば、
その国の責任が、誰にどの位の責任があるのかを明確にし、処罰もするんでしょうなぁ?

マヤカシをもっともらしく言うてみて、世の反発があるとひっこめる。
何だか西方のどこかの国の政府とそっくりでござります。
そういうのを、熟語では何と言うんですかなぁ?

ノダは、朝霞の国家公務員宿舎を視察し、建設計画の最終判断をするそうな。
ほう?
決めるのに視察が必要なんですか?
元々、事業仕分けで凍結とした案件を、凍結解除にした理由は何なんでしょうなぁ?
確か、ノダは、
-『全体として公務員宿舎を15%減らして財政的な貢献もするという全体像の中で建設を決めた』
と言いましたなぁ。

そもそも、公務員宿舎を減らすに、何で新たな建設をするんですかなぁ?
また、その解除理由は、視察をすれば変わるんですかなぁ?
建設業者への違約金などが発生する、その責任は誰がとるんでしょうなぁ。

へ?
『政策の優先順位が変わり、巨額の復興財源が必要となったことから、当面は建設計画を凍結する』 んですと?
そんなことは震災直後から分かっていたんじゃあないの?
もう半年が過ぎ、工事も始まってしまいましたがな。

え?
忘れてた?

そういえば、
原発放射能漏れ時に、「安定ヨウ素剤」を誰も飲まなかったそうですなぁ。
これは予防薬だそうで、事前又は直後に飲まないと効果がないそうだが、
準備されていたにも拘わらず、
一部の専門家から錠剤の即座服用の勧めがあったのみ拘わらず、
政府は3月11日から5日目まで錠剤の配布、服用を命じなかったそうな。

忘れていたんですかな?
いや、服用の勧めがあったのに放置したんだから、忘れたのではありませんなぁ。

もう、どうなっておるんでしょうなぁ?
この国は?
ワタシにはワケが分かりませぬ。
ご立派な政府のやることに、ワタシのアタマはついてゆきませぬ。
トシのせいなんでしょうかなぁ。   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする