陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

人口70億

2011-10-27 08:51:42 | Weblog
今月末で世界の人口が70億人になるそうで、すごいですなぁ。
ワタシが生まれた頃は25億というから、3倍弱ですぞ。
2050年には90億、その後はペースが落ちて、2100年には100億人といわれておるそうな。
ふ~む。
当然に、水と食料が問題ですなぁ。
既に人類滅亡のカウントダウンが始まっているんですなぁ。

ま、ワタシは長生きしないだろうから、直接的にそれらの不足に直面することはないだろうが、
と言うよりそれを期待したいのだが、
これから生まれるお子は、生きるしぶとさがないと落後しますなぁ。

▼TPP(Trans-Pacific Partnership)論議が盛んになってきましたなぁ。
利害関係者がオノレの立場と主張をアピールしていて、
それはそれで当然なのだが、
一番問題なのは、どういう国づくりをするか、が不明瞭なままに進んでおることでござる。
「成りゆき任せ」の政治が最悪なんですがなぁ。

ノダ政権の腹の内は「交渉参加」に決まっておるのだが、
それをオブラートに包んだままに、さも反対派の意見も聞きますよという顔をするから、
結局は、影響を受ける産業への必要な手立てがないままに進んでしまう。
つまりは「無策」なのでござります。
そのツケは大きいんですがなぁ。
ワタシなんぞ、オノレの人生で実証済でござりますよ。

えっ?
手立ては講じておるですと?
全閣僚参加の「食と農林漁業の再生推進本部」で「農業再生基本方針」を決めたですと?
基本方針と今後5年間の行動計画を決めたですと?

ほう?
全閣僚の叡智を集めたものなら、さぞ素晴らしいものでしょうなぁ。
どういう内容ですかな?

-農業の競争力強化
-そのために水田など農地の集約による大規模化の推進
-若者の就農支援のために給付金制度を導入
-現行の戸別所得補償制度を拡充
-加工、販売に乗り出す農林漁業者を支援する官民共同ファンドを創設

ほう、お題目だけはご立派ではござらぬか!
それで、具体施策とそのためのカネはどうするんですかな?
はぁ?
それら、特に財源確保はこれからの検討ですと?

ふ~む。
上のようなお題目だけならば、誰でも、アタマがプアなワタシでさえも、5分で紙に書きあげますがのぅ。
それが国家の方針・行動計画とはねぇ。。。
これまでも、紙に書き、カネと労力をつぎ込んだだけの、何の意味も効果もなかった施策がゴマンとありますからなぁ。  

▼北杜夫氏が亡くなったそうな。
そうですか。。。
残念でござりますのぅ。
面識なんぞあるハズもないが、若い頃は本を通じて近しいお人でござりました。
ワタシと同じようなお人も多いでありましょう。
しかし、これからは、どくとるマンボウの代りに、どぜうノダが日本を彩ってくれるでありましょう。
とはいえ、永田町でドゼウが面白おかしく生きても、
それは勝手なのだが、そのあおりを受けるワレワレはどうしたものでしょうなぁ。 
コメント
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