ナベブログ

クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)

コネタバッカリデスガ…

2007年06月28日 21時15分57秒 | なべ日記(雑記)
お台場を管轄とする新警察署の名前ですが
「東京湾岸署」になったそうです。
朝のクルマの中でそのニュースを聞いたのですが
思わず喜んでしまいました(^^;)

青島刑事に会えるかな(笑)

何となく開設当初は観光地化してしまいそうな気もしますね。



先日の日記にも書いたように、週末に山中湖に行くことにしました。
昨日中に参加者が2名増えました。現在4名です。

あまり人数が増えて、結局お店に入れませんでした…というのも
怖いですが、せっかくならほど良く賑やかなのがいいです。
5~6人くらいならちょうどいいのかもしれませんね。
さあ、どうなることやら…。

月曜は有休をいただけそうです。
そうすれば日曜はのんびりドライブできますね。

欲を言えば温泉に浸かってくることが出来ると最高ですね。
でもやはりたのしみなのは八王子JCTの合流とシチューでしょうか?
どんな道路なのか?
ひさびさのシチューの味は?
楽しみです(^^)

クルマをどっちにするかも思案のしどころ…。
初めての道があるからこそS2000で行きたい気もするし
お会いできるであろう方々にはジムニーを見せたことが無いので
お見せしたいという気もしますし…。

のんびり考えますです。

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ぷろあま

2007年06月28日 21時11分59秒 | なべ日記(雑記)

同人を長くやってたら一回は頭の中に浮かんでくる「プロ」ってもの。
たまには絵描きらしく、考えというかスタンスというか…
プロとアマチュアについての私の考えを書いてみたいと思います…。
(長文の上に読んでも面白くないであろう固い話なので
 飛ばしていただいても結構です…)

もともとは同人というフィールドがあることすら知らなかった私です。
しかも今でもへたっぴな私の、さらに昔の状態な訳です。
当然最初はプロなんて頭の中にある訳がなく
「へたっぴな私でも作品を世に問える場所があるんだ~!」と
素直に喜んでおりました。
それがちょうど10年前になります。

ところがそうして年月を過ごすうちに作品を描くことに
のめり込んでしまいました。
また遅まきながら作品と呼べるものを世に送り出すことが出来る
最低限のスキルを得ることも出来ました。
もともとまんがは大好きで、幼いころには人並みに漫画家を
夢見たこともあります。
「もしかしたらスキルアップしてプロになれれば
 もっとまんがに取り組める環境が創り出せるかもしれない…」
「応援してくれた読者様に対する恩返しは
 プロになって名を成すことで成し遂げられるのではないか?」
ある時期からそういう思いを持つようになりました。
そこからしばらくは原稿や作品を持って、出版社に行くようになりました。

「どうせ行くなら自分が一番すごいと思ってる出版社に行きたいな」
「持ち込むなら憧れの作家さんがいる出版社がいいな」
ということでKという出版社に何度かお邪魔いたしました。

もちろんスキルは足りません。
即戦力でなかったからこそ今こうしている訳です(^^;)
ですがいろいろなことを親切に教えていただく事が出来ました。
親切な編集者さんのおかげでいろいろ勉強できたと思っています。

そして…
原稿や参考とする作品をかばんに入れて、
出版社へ行き来する電車の中で考えていたこと。
それこそがこの一連の経験で得た最も大きなものでした。

 プロってのはすごい、お金を取って"顧客"を相手にするだけの
 技とアイデアを持ち続ける人々だ。
 そして仕事として多くのパワーと犠牲を払っている
 けれど必ずしもやりたいことをやれる訳ではない、
 むしろ理想を追いたくても追えない人もたくさんいる。
 それは仕事として描いているからだ。
 多くの人のニーズに応えるのがプロであり、それが出来なければ
 プロではいられないのだ…。
 その責任と引き換えに好きな物事を職業とする人としての
 尊厳があるのだ…と。

 アマチュアはそういった尊厳は得にくいかもしれない。
 また創作から糧を得るのは難しいかもしれない。
 それが「仕事としてやるプロ」と「娯楽としてやるアマチュア」の差だと思う。
 アマチュアである以上創作のために他から糧を得なければならない。
 当然振り向けられるパワーも違う。
 けれど趣味だからといって本気度が必ずしも低いわけではない…と。
 尊厳に値する"作品"を残すことはアマチュアにだって出来る筈だ…と。
 
 アマチュアはお金を取ってない、責任のない仕事だ
 …という人もいるけれど
 少なくとも頒布という形で見てくれる方に負担をかけ、
 見にくることによる負担をさせたり期待をさせている以上
 読み手に対する責任は変わりなくある筈だと思う…。
 
 プロとアマの差…私が思うそれは
 最終的に生業として描いているか、そうでないかの差に収斂する。
 必ずしもプロはアマの上に位置するものではない。
 プロならではの技がある一方で、プロを超える技量を見せる人もいる
 まんがに限らず、そういうものなのではないか?

私は以上の様に思うようになったのです。
これはあくまで私の考え方ではあるのですが
少なくとも漠然としていた"プロ・アマについての自分の考え方"が
はっきりしたように思いました。

そして"自分のやりたいこと"と"プロアマ"の「関係」についても
はっきりさせることができました。

私が創出したいのは「読み手と描き手の喜びの共有」です。
大好きな絵やまんがを描いて、読んでいただく方にも喜んで
いただくことです。
それを目指すのにプロやアマといった括りは関係ないと思うように
なりました。
自分の作品に対する取り組み方こそが大事なのであって
環境や、描く為の費用や時間の捻出の仕方について考えるのは
また別の話です。

一時期は恥ずかしながら初志を忘れかけていましたね。
小物なので肩書きとかには弱いのですが、良い意味ですっきりしました。

アマチュアの方が良いとか言う気はありません。
プロってものへの憧れや尊敬は持ち続けてますし
商業誌に自分の絵を載せてみたい…とか、絵やまんがを思い切り 
描く事のできる環境を創りたい…という夢は持ち続けてますよ。
また名を成すことを成功として一緒に喜んでくださる方が
いるであろう事も重々承知しております。

ですが今のアマチュアという立場は決して今現在の私にとって
悪いものではないと思っております。
全ての時間を振り向けることは出来ませんが、その代りに理想を
追える環境を得られています。
今の自分に与えられているもの全てを動員して
「読み手と描き手の喜びの共有」を目指せば良いと信じております。

仮にプロとの縁があるのならば、それはまたその時の話、
挑戦は続けていきますが、目指すものがはっきりしている今は
やるべきことをやって、一歩一歩前に進んでいくことが
大事なのであって、あきらめさえしなければいつかチャンスが
回ってくることもあるでしょう。


プロやアマについての考えは人それぞれ、
人によっては「ぜったいプロになりたい!」という人も居るでしょうし
「アマチュアであることに誇りを持ってる」って人も居るでしょう。
両方に共感します。どちらの要素も包括していたいと思います。

でも私は立場については無理に拘っていません。
プロという名誉は欲しいし、それは偽り無い本音です。
そしてアマチュアであることにも誇りを持っています。
けれど最後に欲しいものは、それとは別のものです。
私は単純に「読み手と描き手の喜びの共有」ができればいいなと
思っているだけなんです。

「プロ・アマについてどう考えているか?」という問いへの答えが
「別にそこに拘ってないです」ってのは答えとしては陳腐ですが
それが今の素直な気持ちです。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。
いつかどこかで他の方の想いについても
意見を拝聴する機会があったらと思います…。

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