私の絵の原点「３年奇面組」にこんな件があります。
可愛い絵ももちろん萌えますが、
個人的には表情が豊かで、喜怒哀楽だけにとどまらない感情を
しっかりと描いてあるとすごく萌えますです（＾＾；）
ヘンな顔をしたり、ひとり百面相をする…という意味ではなく
人間の内面を伝える手段としての「表情」であり、
それは顔だけにとどまらず、カラダ全てから発するものだと
私は思っております。
「ハートキャッチ～」にすごく萌えたのも
絵の面白さ以上に、キャラそれぞれのその場その場の感情や考えが
非常に分かりやすく描かれていたというのがあります。
特に回によっては絵の楽しさや表情の豊かさだけで
おなかいっぱいになれる回も多々ありました。
もちろんそれは最終的に絵だけでなく声や台詞回し、台本など
全てをあわせたコンボ技なんですが…。
今回は話を絵に限定しますです。
分かりやすく…というより直感で見ている人に伝える感じですよね。
絵にはそういう心理にダイレクトに作用する部分があるのですが
そういう絵…「表情豊かな絵」にはなかなかお目にかかれません。
もちろん綺麗で上手な絵は好きです。
技術も人に対する想いがこもる部分ですから。
でもそれ以上にハートに訴えかける絵ってのもありますです。
私も絵描きの端くれですので、絵でいかにそれを表現するのか…と
そういう面で楽しめる作品や絵に会いたいし、
そういうのに出会えると嬉しくて発奮しますです。
（逆に技術論と自己顕示ばかりの絵に会うと心の花が萎れますです(爆)）
いずれにしても単なる絵でとどまってはそこへは行けません。
人は人に、モノはモノに、それはそれに描かねばならないのです。
そこには「愛ある観察眼」が要るとも言えるでしょう。
内面を知ろうとした時に、平面の絵は平面でなくなります。
止まっていた絵が動き始めます。
そこに生まれるのが「表情」なのかもしれません。
最後にイイこと言ってます(笑)
美しく綺麗な絵はもちろんですが、個々の魅力を引き出すような絵を
描いていけたら良いですね。
私ももっと精進しなくては～。
あくまで希望ではありますが、技術論や精度だけに注力するのではなく
心や命の表情を描ける人を目指したいです。
ちなみに…本当にイイ絵ってのは
コミカルなシーンとかオーバーなシーンを見た時に
絵柄だけで「まったくもー！」と笑っちゃうような感じが
ありますですね(^^;)
逆にカッコいいシーンは「おお！ かっけぇ！」って
口が縦長になる感じがします(笑)
こういう絵や作品に会えると本当に嬉しく思う私です。
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