俳句教室では、デジカメ講座が話題となり、ビデオクラブでは、多趣味が話題となった。
人それぞれに楽しみたいと思うことが、どうしても複数生じてしまう。
解決策は、二通り。
その1:一点集中型 =
一つの事をかなりのレベルに到達するまで習得し、そして次のテーマに進む
その2;多趣味型 =
複数のことを、並行して学び・楽しんでいく
趣味の世界とは言え、ある一定のレベルに到達するためには、十年・二十年の歳月が必要な場合が多い。
三十・四十代なら、十年・二十年と時間をかけることが可能である。
それ故、一点集中型の方が、到達レベルを高くでき、より深く楽しめるように思うが、
還暦を過ぎた世代にとって、現実は厳しい。
なぜなら、残り時間の制約が避けて通れない。
おのずと、多趣味型を選択することが多くなり、あれもこれもと、中途半端にはなるが、
それなりに幅広く楽しんでいるのが現実である。
誰にとっても、時間は同じように過ぎていく、
あとは如何に過ごすかを、人それぞれが、それなりに決めていくしかない。
ただ楽しみの裏には、常に苦しみが隠れている。
次の機会には、趣味四苦八苦の現状を覗いてみよう。