人のことばかり書いたので、罪滅ぼしに「同窓会続報」として、自分のことも書いた。
小生のサラリーマン時代は、まだまだ日本的であった。
何故かというと、優れた部下が沢山居て、難しい仕事は優秀な部下が全て切り盛りし、
ただ部下が作った書類に、判をひたすら押せばすむという時代であった。
そのうち、優秀な部下や同僚は一段と偉くなり、小生は窓際に鎮座させられてしまった。
偉くなった奴は、秘書や部下が、全て面倒なことをしてくれるが、小生などは、全て自前で処理しなくてはならなかった。
その頃、コンピュータが広範囲に導入され、いやでも応でも使わざるを得なくなった。
しかし、基礎的知識のないまま、「見よう見まね」で触っていただけであった。
そのまま今日に到っているのだから、
「指が覚えた」コンピュータに過ぎない、おっかなびっくり時代の一隅を占めているのが、現状である。
この種の端境期現象は、もう暫く続くようである。
今の団塊の世代が、全て卒業する頃には、本格派によるコンピュータ時代が、到来するようである。
定年後は、180度方向転換をし、文科系趣味一筋を進むつもりであったが、
必要に迫られて、ついつい、写真とビデオのパソコン編集に手を出してしまった。
ついついが、とんでもないことになり、のめり込みつつある。
全て、同窓会幹事任せ、ただ参加するのみでは気が引けた。
それで、思い出作りにと同窓会ビデオを作ると言ってしまった。
葉境期パソコン世代の同窓生に、DVDを送りつけても迷惑がられるのが落ちのような気がするのだが、
それでも好きな道、人の迷惑顧みず、作成に勤しんでいる。
DVDを受け取ったら、屑籠に投入れようと見ようとお好きなように。