日本では鉄道がよく発達しているが、韓国では3600kmくらいしか鉄道が無い関係で、逆に高速バスが良く発達している。それゆえ、高速バスの利用は、一人旅の必須科目である。韓国高速バスの2回目として、次のサイトからバスの種類を中心に引用した。
http://www.kampoo.com/travel/bus/busclass.htm
韓国の高速バスと市外(直行)バスの種類は、次の通りである。
1.優等(우등:udeung)高速バス
2.一般(일반:ilban)高速バス
3.深夜(심야:simya)高速バス
4.市外(直行)バス (高速バス以外の中距離バス)
トイレ休憩の回数が少ないことを除けば、目的地へ直行なので乗り過ごす心配も無いので、高速バスはそれほど怖くなくなった。
高速バスについては、日本語サイトでの情報も沢山あるが、最大の問題は、地方のバスである。これについての情報が手に入り難いので困っている。次回はこの地方バスについての一般論にする予定である。
高速バスの種類の詳しい説明にご興味があれば、次の詳細をお読みください。
詳細;
1.優等(우등:udeung)高速バス:座席の数が全部で約27席で、スペースが広い。
2.一般(일반:ilban)高速バス:座席の数が全部で約45席。料金は優等高速バスより約30%くらい安いけど、優等バスと一般バスの割合は路線によって違うけれど、全体的に優等バスの方が多いので(便数の少ない路線ほど優等バスが多い)予算は優等バス料金を想定した方がいい。
3.深夜(심야:simya)高速バス:夜10時以後に走る夜行バスのこと。バスのタイプは優等バス、料金は優等バス料金の約10%増し。
韓国の高速バスは、優等高速バス・一般高速バスともに所要時間と移動経路は一緒です。基本的に目的地まで直行ですが、路線によっては目的地近くになってから要地に停車する場合もあります。
韓国の高速バスは日本の高速バスとは違って、大体2時間くらい走ってからPAに寄ります。例えばソウルから釜山までの384キロを約4時間20分で走りますが、渋滞状況によってPAには1~2回しか寄らないので、長距離高速バスに乗る前にはトイレに行って置いた方がいいです。
4.市外(直行)バス (高速バス以外の中距離バス)
高速バスが100キロ以上の距離を運行するに対して、市外(直行)バスは基本的に50キロをめどに停車しながら、所々要地にも停車します。しかし人気路線の場合は、市外(直行)バスの中にも無停車(무정차:Mujeongcha)または直通(직통:Jiktong)と書かれたバスがあり、目的地まで直行するバスもあります。2・3時間以上の長距離を走る市外バスは28席の優等バスに入れ替えられつつあります。