われわれ同窓生は、正にジャスト古希である。
中国語を熱心に学んでいる男が同窓会ブログで、「古希を過ぎた人、これから迎える人、語源になった杜甫の七言律詩を・・・」、と書いて、以下の杜甫の「曲江」という詩を教えてくれた。
朝 囘 日 日 典 春 衣 毎 日 江 頭 盡 醉 歸
酒 債 尋 常 行 處 有 人 生 七 十 古 來 稀
穿 花 蛺 蝶 深 深 見 點 水 蜻 蜓 款 款 飛
傳 語 風 光 共 流 轉 暫 時 相 賞 莫 相 違
中国語を懸命に勉強しているこの同窓生にとっては、詩も勉強の一環なのであろう。
Youtubeで「曲江」を調べたのが、この吟詠である。台湾の方のものである。(素人さんのような気がする。)
その代わりのもう少しプロの作品がないかと調べたら、次のNHKの番組が見つかった。
全く中国語を解しない自分にとっても、ゆったりとした漢詩の響きは、心地よい韻律を楽しませてくれた。
(良質な作品ほど、著作権問題のため削除されている、現実があり、ようやく見つかったのがこの作品である。)