今回の台湾旅行は、事前に旅行スケジュールをインターネットでたどっておくとか、図書館から借りてきたガイドフックを読んでおくとかという、それなりの予習というか下準備効果が殆ど無いまま出かけた初めてのケースとなった。
その理由の一つは、直前まで孫達が逗留してその世話に忙殺されたことが大きかったとは思うのだが、本当のところ最大の理由は自分の高齢化ではないだろうかと、ゾッとしている。
実は、一通りインターネットも見たしガイドブックも眺めたのであるが、なんともはや「全く頭に入らなかった」のであった。
ところが不思議なことに、帰ってからインターネットやガイドブックを見るとすいすいと頭に入り実によく分かるのである。
まさに「百聞は一見に如かず」の諺道理とはこのことかと思ったのだが、・・・改めてそれの意味を調べてみたところ・・・オヤオヤであった。
・・・正しくは、小生のケースは、”Seeing is understanding.”であった。
”Seeing is believing.”という諺本来の意味とは少し状況が異なるようだ!!!・・・諺の意味を誤るところだっった。
参考;故事ことわざ辞典より;http://kotowaza-allguide.com/hi/hyakubunwaikken.html
「百聞は一見に如かず」
【読み】ひゃくぶんはいっけんにしかず
【意味】百聞は一見にしかずとは、百回聞くよりも、たった一度でも自分の目で見たほうが確かだということ。
【百聞は一見にしかずの解説】
【注釈】何度くり返し聞いても、一度でも実際に見ることには及ばない。何事も自分の目で確かめてみるべきだという教え。
『漢書―趙充国』にはこのようにある。漢の宣帝が反乱を起こしたチベット系の遊牧民族を鎮圧するために、趙充国に必要な戦略と兵力を尋ねた。
充国は「遠く離れた場所で戦略は立てにくいので、自分が現地に行って実際に見たものを地図に描き、策略を申し上げたいのですが」と許しを請うた。
【出典】『漢書』趙充国
【類義】聞いた千遍より見た一遍/聞いた百より見た五十/聞いた百より見た一つ/耳聞は目見に如かず/鯛も鮃も食うた者が知る/論より証拠
【英語】 Seeing is believing.(見ることは信ずることである)
【用例】「婚約者は、才色兼備で本当に素晴らしい女性なんだ。百聞は一見にしかずだから、一度彼女に会ってみないか」