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奈良・西の京を訪ねて。

2008-04-30 23:07:07 | ウォーキング
きのう、奈良の西の京へのんびりウォークを楽しんできた。
たまり続けてきたストレスを思いっきり飛ばして大和のおいしい空気
をいっぱい吸ってきてやろうと・・・・

ウオーキングを始めて最初に遠出してトライしたのが2001年の
この時期西の京だった。

そういう思い出の地でもあり
春の特別公開中の平山郁夫画伯の大唐西域壁画殿もやっている
それに週末に郷里の母を見舞うのに薬師寺さんのお守りを求めたかった。

コースは、西の京の薬師寺から唐招提寺、垂仁天皇陵、西大寺まで
の7年前のコースを歩き、さらに佐保路の秋篠寺まてとして
時間があれば平城宮跡までもいいなあと思ってスタートした。


薬師寺は、薬師如来と日光菩薩、月光菩薩の薬師三尊像で有名だ
が昼勤の日光菩薩さんと夜勤の月光菩薩さんは、江戸へ出張中で
不在。









平山郁夫画伯の玄奨三蔵院の大唐西域壁画殿は、いま、春の特別
公開中でこれも三度目。スケールの大きな壁画には何度みても圧
倒されるがバーミアンの石窟の絵の現地はもう見ることができな
いんだろう・・・。


薬師寺から歴史の道をあるいて唐招提寺へ
観光客の数や修学旅行生が目立って多い。

唐招提寺へ、南大門から正面の金堂が平成の大修理中
平成21年秋の落慶の予定だ。唐招提寺ファンは多い、待ち遠しい。


金堂が拝観できない間は、普段みられない講堂が公開されていて
国宝の帝釈天他、六点の国宝をみることができた。

唐招提寺といえば、鑑真和上さん。

天平時代の759年、唐の高僧鑑真和上によって創建された寺で
鑑真さんは唐に帰ることなく唐招提寺でなくなっている。

その鑑真さんの御影堂の前にいま「瓊花(けいか)」という中国の真
っ白な花が咲いているので特別公開中、普段入れないところなので
これもラッキー。

「瓊花(けいか)」は。中国から外には出さない花なんだそうだが
鑑真和上を慰めるために50年前に植えられたとか
この花は、皇居と唐招提寺にしかないそうだ。
(写真 -「瓊花(けいか)」)


和上廟までまわって新緑につつまれた唐招提寺の空気を満喫した。


唐招提寺から先にすすむのをいったんやめて
せっかく天気がいいので若草山を背景にした薬師寺
を外からみたくて遠回りしてみることにした。

薬師寺を紹介するときに使われているのはこの写真だ
距離にして1キロ以上は離れたところからの写真だから
デジカメの限界で荒いが雰囲気はわかるかも。


ここから先に秋篠寺をめざすことにして歩き始めたがもう、はらぺこ!


前にここを歩いた時、垂仁天皇陵近くの土手で食べた記憶が
あるのでそこまで行ってやっと昼食、14時になってた。


秋篠寺目指して歩き始めてしばらくすると道端に立ち止っていた男性
から平城宮跡への道を聞かれた。

長崎からきた人で、地図を持たずに聞きながら歩いているとか
こういうときは親切にがモットー
秋篠寺行きをやめて平城宮跡に案内することにした。

平城宮跡は、2010年の完成を目指して大極殿が工事中。
いまの朱雀門の五倍の大きさになるとか、楽しみだ。
(写真-朱雀門)


ここで今日の西の京ウォーキングは閉じることにして仕事場に
戻ってきた。とても気分のいい一日だった。