テレビで年配の女性が話していた
"歳をとってくると大事なことは転ばないこと"
それを聞いて先ごろ新聞記事にあったコラムを
思い出したので探してみた
日経6月7日のコラムで作詞家の阿木燿子さんが
「転倒」という記事を書いていた
エスティックサロンに行く途中で足がもつれ転倒
平坦な道で障害物があったわけではないので
自分が思っているより足が上がっていなかったのだろう
それがすごく悔しい
ところが同じ阿木さんが6月714日の同じコラムで
前回と同じ月曜日に庭先で植木に水を撒こうとして
段差を踏みそこなって左足の甲を骨折したという
電話をかけてきた高校時代の友人は転んで骨折して
3ケ月動けなかったというおまけまで
きのうの神戸市立博物館で3階の展示室へ向かう
階段で前を歩いていた自分たちと同じような年齢の
ご夫婦の奥さんのほうが階段がきついようだった
手すりをもってやっと3階へ・・・
後ろから見ていて足が上がらないんだ
5年後は大丈夫だろうか?
と余計なことを思った
亡き母も転倒→骨折→手押し車→車いす→寝たきり
父より10年も長生きしたのに
そのほとんどが不自由な生活でただ時を過ごした
相棒の母親もまったく同じ人生の終末を送った
それを看てきた相棒は「転倒」をしないように
つまずかない足づくりに階段を積極的に歩いている
自分も階段の上り下りはトレーニングだと思っている
わが家では「ふみ台」運動は必須活動にしている
元気な時にできることはやっておかないとね。