携帯プレイヤーへの転送にClementine

携帯やスマホで音楽を聴くとみるみるバッテリー残量が減っていくようになってきた。

バッテリー自体経年劣化でヘタってきているのは百も承知。それに充電する器具の方もケーブルや本体との接続部に劣化が来ているのか、すんなり充電できていないケースも生じることがあるなど、そろそろ一新すべき頃合いなのだ。

だがともになかなか愛着のあるガラケーにSIMフリースマホ。これらをまだ手放したくはないので、携帯音楽プレイヤーを買うことにした。とりあえずの対策である。

SONYのウォークマンは嫁さん用。その最新版が出ているらしいのだが、コストカットしか考えていない粗悪品という評判がちらほら出ており、一つ前のまだ普通に評判の良かった製品が家にある以上（今では相対評価でさらに価値も上がっているかも？）、いくら新しくともレベルダウンしたウォークマンを買うというのもなんだ。

というわけで、粗悪品なら本家本元の某一党独裁国家の製品で、アマゾンで3000円前後で売っているモノの中からレビューでダメ出しされていない比較的新しい商品を買ってみた。

音楽を転送するのに、700以上お気に入りの楽曲を取り込んであるXPのパソコンを久しぶりに立ち上げようとしたら、ハードディスクがどうも死んでしまったらしくショック・・・（先月は使えたのに・・・）。

仕方ないのでOSがLINUXの常用パソコンから携帯プレイヤーに入れてみますか・・・と、老舗の音楽管理ソフト経由で転送しようとするが、どうもうまく行ってくれない。当然、携帯プレイヤーの変な日本語の書かれた簡素な説明書には解決策やヒントも書いてない。まあそれはお約束。国民性の違い以前の問題。

要は、ググれカス！を要求されるのである。

でもってほどなく、携帯プレイヤーなどへの転送には、これまでチェックしたことのなかった音楽管理ソフト「Clementine」（LINUXでも使える）を推奨するブログ記事を発見。

早速インストールして、それ経由で転送したら無事に問題解決した。そのClmentine（クレメンタイン）。LINUXだけでなくWINやMACでも使える模様。こんな気の利いたのがあったとは知らなかった。

でもって肝心のリーズナブルな携帯プレイヤーはどうかというと、重層的な音楽の隅から隅まで聴き漏らさぬように耳を凝らして聴くような用途には向いていないが、何かをしながらお気に入りの音楽を愉しむ本来の携帯音楽プレイヤーとしての役割には十分。

シリコンのケースも付属しており、3000円前後ならコレで問題ないっぽい。