久々に読みました。
以前紹介した おおかみこどもの雨と雪 と同じ著者の作品です。
映画が公開されましたからご覧になった方も多いのかな?
私は年に1本くらいしか見ないので、勿論これも見ていません
私は原作を読むことのほうが好きです。
でも逆に先に原作を読んでしまうと益々映画を見なくなってしまいますね。
頭の中で漠然とではありますが、作られたイメージを壊したくないと思うんですよね。。。
さてその本は、これです ↓
バケモノの子 細田 守著 角川文庫
おおかみこどもの本もありえない設定ながら、親から自立し違う世界で生きていこうとする息子と
それを受け入れる母の姿が感動的だったけど、こちらも同じく です。
人間の世界とバケモノの世界、隣り合わせにありながら
バケモノの世界では人間を受け入れることを良しとしません。
それは 人間だけが持つ心の闇 をバケモノは恐れるからです。
フランスで起きたテロも心に闇を持った人たちが起こしたのでしょうね。
罪のない人たちを巻き添えにして死んで それで何が生まれるというのでしょう。
更なる闇しか生まれないのに・・・
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