又前回の続きです。
温室をもう少し見て下さい。中はさほど暑くはありません。
オジギソウ (マメ科 オジギソウ属) ブラジル原産
葉は触れると先端から閉じられて行き、最後には葉柄の付け根が折れて垂れ下がります。
この運動は振動や熱、風でも起こり、20分程度で元の状態に戻ります。
ネムノキ同様に、夜間になると葉を閉じて垂れ下がります。
アラマンダ・ビオラケア (キョウチクトウ科 アリアケカズラ属) ブラジル原産
高い所に咲いていたので、逆光で見難くてすみません。
ヘリコニア・プシッタコルム (バショウ科 ヘリコニア属) 南米原産
高さ1~1,5m。赤い苞に木橙の花を咲かせる。
目玉みたいな物は花後の姿です。
クロトン ’アケボノ’’ (トウダイグサ科 クロトンノキ属) マレー半島~太平洋諸島原産
クロトンはカラフルな葉色と葉形の変化が魅力で、トロピカルな雰囲気を演出できる夏に欠かせない植物です。新葉がカラフルできれいなものが多いのですが、下葉はその派手さがなくなってしまう(後[のち]くらみ)ものも多く見られます。
クロトンは葉の形により、いくつかの系統に分けられます。
最も一般的な系統は広葉系で、代表的な‘アケボノ’は、新葉は黄緑色と黄色の混色で、下葉は赤みを帯びています。
花が咲いているのを初めて見ました。
新葉 2016年 1/25
オンシジウム (ラン科 オンシジウム属)
中南米を中心に分布し、樹上で着生生活を営む。
花は唇弁が大きく広がり、これが花の大部分を占める。萼と側花弁はほぼ同型で、唇弁より幅が狭くて小さい。
やっとお馴染みの花が出て来たと思われるでしょう。
ただ黄色の花が沢山咲くと思っていただけで、唇弁がこんなに大きいことに気付きませんでした。
温室はこれで終わりです。
長々とご覧頂き、有難うございました。