岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

外仕事始まる

2016年04月05日 | 百姓
平成28年4月5日(快晴)

今日は快晴で気温も15度ほどになり、暑い。昨日、一昨日と雨でかなり降り続いて田んぼや畑が水浸しですが、今日のお天気で大分乾きましたね。凄い水蒸気です。



今日は田んぼに堆肥や土譲改良材散布をJAに依頼してあるので、立て札を立てました。明日以降、散布されるでしょう。



奥地にも札立てに行きましたが、こちらは棚田です。農地を拡張して大規模農業をやるという国の施策は当てはまりません。田んぼ1枚当たり20アール弱なんですが、1ha規模にするには3m程の段差の田んぼを平らにしなければなりません。大規模化は無理なんですよ。



今日は外仕事以外にも播種作業していました。今日はトーモロコシと葱の播種しました。種は暫く水に浸してからポットに2粒ずつ播種します。これには理由があります。トウモロコシは受粉は他の樹から受粉を受けなければならないからです。



播種作業も終盤になってきて、葱はあと20アール分播種して、野菜はカボチャ系の播種をすれば
概ね終了ですね。農作業順調ですね。

明日はお天気もよさそうなので、葱を最初に定植する畑に堆肥や肥料を散布します。明後日以降、3日ほど雨予報なので一寸、躊躇するんですが、時期的には耕起時期になっているので肥料だけは蒔いておきましょう。

明日も頑張るぞ。


頑張っているんで、プチットお願います。
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2 コメント

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Unknown (実家は元農家)
2016-04-06 21:02:37
>トウモロコシは受粉は他の樹から受粉を受けなければならない

この特性から品種の違うトウモロコシ(例えばイエロー系とホワイト系)を至近距離で植えると互いの花粉を受粉してホワイト系なのに黄色い粒が混じったり食味が低下したりなど品種本来の特性が出ない「キセニア(胚乳に花粉親の影響が表れる現象)」が発生します。

キセニアは稲でも起こりうる現象ですがトウモロコシの場合、胚乳が可食部分の為に影響がより顕著に出る様です。対策として花粉が飛ぶ範囲(100~200m以内)で異なる品種を植えないことが挙げられます。要は受粉時期が被らなければ問題無いわけで作付次期をずらせば大丈夫ですね。トウモロコシ栽培で避けて通れないアワノメイガの幼虫による食害リスクも作付次期をずらすことで減らせるかと。

アワノメイガの成虫は雄花の花粉に誘われて来るので雄花の花粉が落ち始めた頃に切り取って雌花の毛(実になる部分)の上に振り落とす「人工受粉」も被害軽減に効果があるようで受粉作業は一本だけで無く他の実にも満遍なく振りかけることがコツの様です(トウモロコシは同時定植でも一本毎に生育むらが出やすい為)

当方の実家ではトウモロコシといえばバイカラーコーン(キセニアでは無く特性上黄色と白い粒が混じっている品種、ハニーバンダムなど)でした。播種された「サニーショコラ88」などイエローコーンには糖度で一歩及びませんが粒皮が柔らかく食べているとどことなく田舎を連想させる様な味でしたね。
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トーモロコシは奥が深い (岳仁)
2016-04-06 22:22:48
実家は元農家さん こんばんわです。いつもコメントいただきありがとうございます。自分は農家初年度、ホワイトピュアを植えて、近くに黒のモチキビを植えたらものの見事に白黒のツウートンのトーモロコシが出来た苦い経験があります。自分はトーモロコシはこの地域ではタヌキ被害があって栽培しません。親戚は畑にネット張って栽培しますが、自分はそこまでしません。苗を販売するのみです。
ただ、虫の食害については自分は知識にありませんでした。何時も、本当に勉強になります。
今年は、勉強のためにも数本、栽培してみます。まだまだ、素人ですのでいろいろとご教示ください。


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