令和4年12月25日(曇り)
九州はここのところお天気は良く無くてスキットした青空をしばらく見ていません。
今日は道の駅みなまたを出発し、移動途中で鶴の越冬地 出水市に差し掛かり、特に鳥好きと言う訳でもないけど観光地なので寄ってみました。
鶴が田んぼに数羽いて可愛いいです。このまま帰れば良かった!
暫く田んぼの中の鶴をみて、そろそろ阿久根市に向かおうかと思ったら鶴の観察センタービルが目に入って一寸、傍まで行ったら急にパンフレットを渡されて「協力金 1000円」を要求されました。任意だそうですがパンフレットを手にした手前、意味も解らず心臓が小さい爺としては断るのもなんだかな?1000円支払いました?一寸、高くないですか?だって、田んぼの農道を走っているだけなんですから!観察センターの入館料ならわかるけど!鶴の保護名目らしいです。自分から見たら、ただ、観光用として餌付けしているように思いましたね。あの数の多さは異常で気持ち悪かったです。その他にカモ類も沢山いたし、カラスも大群でいましたから本当に五月蠅くて気持ち悪かったです。1000円支払ってるのに観察センターが開いていないし、入館には更に220円支払わないと入れないのです。もうぼったくりの何物でもないです。
ことわざに「鶴は千円、亀は万円」ということわざがありましたけど此のことを言ってるのかな?此処には近づかないようにしてください。鳥だけに「糞害していました」(笑)国の天然記念物なら鶴は国が面倒みるべきだし、出水市が観光資源としているなら市が面倒みるべきなんだけど観光客から金をとって迄餌付けしてまでやることなのか?自然は人間が手を出さないで自然でという疑問と共に九州観光に戻りました。
次に向かったのは南西部の長島町の道の駅長嶋です。九州の沿岸部を旅するならとことん沿岸部です。特に観光地がある訳でもありません。時間がたっぷりあるので九州を目に焼き付けたいのです。ここに来る前に道の駅黒の瀬戸だんだん市場に寄ってましてそこでまた里芋の新種とジャガイモの新種があったので買ってしまいました。この南国の野菜が秋田の極寒で栽培できるか楽しみなんで買っているんですが、一寸、買い過ぎたかも?芋類はもう十分かも?あとは豆類を狙っているんだけどなかなかないですね?この地域は平地が無くてほとんどが段々畑です。そして土が赤いのです。何という土なんでしょうか?今から野菜を植え付けるみたいで畝立ても終わっていましたね。南国は羨ましいね。
次に向かったのは道の駅阿久根です。特に観光地もないですけど、ここで昼食にしました。此処で施設のお婆さんと話したら名産は「つきあげ」という事です。話をよくよく聞いたら、自分たちで言うさつま揚げの様でした。ただ、ここのさつま揚げ(つきあげ)は魚のすり身に豆腐を混ぜ込んでいるようでフワッとしていましたね。そして味が甘いのです。ご飯のオカズとしてよりもおやつ的な感覚ですね。此処は薩摩で本場なのでこれが正規なんでしょうね。画像はありませんけれど。
昼食は大サバ焼き定植を頂きました。身が厚くて凄く美味しかったです。ご飯をお大盛にしますかと言われましたが、普通にして頂きました。それでもお腹いっぱいでした。ひさびさに美味しいい焼きサバを頂きました。水稲百姓としては一寸だけ、自分の米との違いを書いておかなければなりません。今日のご飯は一寸粘りが無くて甘味もありません。さっぱりしたご飯でした。自分の米は「あきたこまち」で粘りが一寸あって握り寿司にはあまり向きませんが米に一寸甘みがあるので今回のご飯が不味いとかいうのではなくて、ちょっと、違いがあると言いたかったのです。地域によってコメの味に違いがあるのは旅して良く解る事で地域性が判るのも旅です。
次に向かったのは知覧特攻平和会館です。此処には絶対寄りたいと思っていたのです。中はほとんど撮影禁止でしたので画像は余りありません。語りべ(30分)もあって、この施設には2時間ほど滞在しました。17歳から20歳前後の若い人たちが戦争という名の元、自らの命を犠牲にして国を守ろうとしたことを今の若者たちは判っているんだろうか?今の自分があるのは彼らの命の上にある事なんだけどそういう事も知らされず、教育もされず日がなスマホを弄っている若者を見るにつけ、この国の行く末が心配でなりません。爺の悲哀なんでしょうか?
出撃前夜はこのような宿舎(再現した建物)で夜を過ごしたという事です。明日、死ぬという運命をどう受け止めたんでしょうか?
此の旅が終って自宅に戻ったら父親(海軍)の遺品を整理して子供たちに見せたいと思います。父親が生き残ったから今の自分や子供たちの今がある訳なので。一寸、感傷的になりましたかね。
その後は枕崎を経由して指宿までたどり着きました。明日は何処へ行くかは考えていません。鹿児島市内は車で走り難いのでスルット通過するのみです。
では、明日です。
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