丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
俳句は読み中心で、なかなか詠めない。

打って出る

2023-08-13 19:20:20 | 俳句
夕顔の花


朝顔に雨水がたまっていました。
下の葉はトマト、トマトエリアに朝顔侵入の図

近ごろお気に入りの一句

炎天へ打って出るほかなかりけり
片山由美子

炎天下であるが、句会が予定されているので、行くしかないという句だそうです。

当方も一ヶ月ぐらい前に、八王子の碁会所「八王子囲碁将棋センター」へ行ってみました。席亭は不在で、高弟らしき人に五子で打ってもらいました。

対面囲碁、変なことばですが、インターネット囲碁の普及で、碁盤を前に碁石を手に取って碁を打つというのは十年ぶりぐらいなのです。

初対面なので、上手もおとなしく打ってくれましたので一応勝ちということになりました。また来ますとは言ってきたものの、炎天へ打って出る気はないので、次回は9月に入ってからと思っています。

うっかり、下書きの日時になってしまいました。
修正。
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2023-08-08 10:12:18 | 俳句


今年収穫の夕顔
昨年の夕顔は花だけのものでしたが、今年は食用の夕顔を植えました。

コロナ禍でいろいろな縁がなくなったかなと思っています。
退職後、わずかにつながっていた縁もほぼ切れかかっています。

まる七年経てば、コロナがなかったとしても、薄く消えていくのは仕方のないことでしょうが。

縁、当方は世間とのつながりと理解していますが、このブログは残された数少ない縁だと今頃気づいたので、再開することにしました。

二月以来の更新ですが、病気で寝ていたわけではありません。ブログの題材がないなと感じていたのです。

ツイッターで、「近ごろお気に入りの一句」は、ほぼ毎日つぶやいていましたが。

ツイッター社もエックス社になったようです。当方にはバツに見えるのですが。
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春2023

2023-02-03 11:36:13 | 俳句

例によって、当方の高校同級生「かず君」撮影です。

「かず君」いわく「春が来た」

 

こちらは岩手県種市(たねいち)海浜公園だそうです。

 

 

崖下は海だそうです。

夏場は、滝とか川というわけでもないそうですが。

 

うむ、これは?

NHK俳句12月号

「米足らで粥に切りこむ南瓜かな        森鷗外

評「ユーモラスな面を垣間見せた句・・・白米部隊の兵が足らないので、粥という戦場に、南瓜部隊が切り込んだのです。ふだん真面目なオジサンの下手な冗談のような句・・・鷗外が陸軍軍医部長をつとめた日露戦争さなかの作品です。鷗外は戦陣にあっても詩歌を詠み、・・・」

という記事を読みました。

評者は岸本尚毅、現代俳句界の有名人です。NHK俳句の選者も務めていた人です。

 

鷗外は陸軍軍医部長として、輸送船に乗り、大陸に渡り、軍馬に乗り、または徒歩で、日露戦争に従軍したのです。

軍医部長なので、実際に負傷者の治療にあたったかどうかはわかりませんが。

 

ポイントは「切りこむ」の解釈ですね。

ふつうに読めば、戦場で食糧不足気味になってきたので米飯ではなく、米に南瓜を切り込んものを粥にして食べていたということなのです。

 

南瓜部隊が「斬り込んだ」、そんな冗談俳句を作るはずはないと当方は思いますが。

「ウクライナ情勢が連日生々しく報道されている」のにですね。

まぁ、これは記事のほんの一部分ではありますが。

 

 

近ごろお気に入りの一句

 

鯖雲に高き風あり八王子          斉藤志歩

そう、八王子は山なのです。

当方は相模原市南区に三十数年暮らし、二年前に八王子に越しました。

相模原市はその名のとおり、どこまでも平らです。

八王子は駅前あたりは平らですが、すぐ坂になって山に入るという感じです。

 

真顔にて楽しさうなる小鳥かな       斉藤志歩

秋や手に文鳥の来てすこしにぎる      斉藤志歩

朝寒の工事現場に進捗あり         斉藤志歩

冬の星見つけてくれてそれを見る      斉藤志歩

 

斉藤志歩

1992年生。

2016年、第八回石田波郷新人賞を受賞。

斉藤志歩句集「水と茶」

帯と解説文は「岸本尚毅」さんです。

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正月

2023-01-01 16:05:41 | 俳句

明けましておめでとうございます。

令和5年、どういう年になることやら・・・

 

当方の友人「かず君」撮影

八戸市鮫町蕪島、ウミネコの繁殖地です。

 

同じく、「ヤス君」撮影

八戸市新井田川

八戸には大きな川が二本あります。馬淵川と新井田川。

当方が生まれ育った近辺の川です。

この川の最下流が漁港になっています。

 

同じく、富士宮市在住「Nくん」撮影

富士宮市、正月元旦の気温14℃だそうです。

 

世田谷区書道展2022

会場は世田谷区役所三軒茶屋分庁舎5階

当方の知人の作品

「飛ぶ螽(いなご)傘持て来しが悔ひらるる」汀女句

汀女は「中村汀女」

 

獅子舞は入日の富士に手をかざす

水原秋櫻子の句

秋櫻子は八王子に疎開していたとのことなので、今年は秋櫻子ゆかりの地をたずねてみようと思います。

 

降る雪や今宵ばかりは積もれかし

漱石句

 

調べました。

芥川龍之介「漱石先生の話」の中の「女」の項に

 「ある人が先生に、「先生のやうな方でも女に惚れるやうなことがありますか」ときくと、先生はしばらく無言で其の人をにらめつけてゐたが「あばたと思って馬鹿にするな」と言ったといふことを極く最近ある友達からききました。」

 

「好きな女性が帰れなくなるぐらい、雪よどんどん降りつもれ」という意の句らしいです。

 

 

近ごろお気に入りの一句

 

琴棋書画それにもよらず老の春         河合曾良

「奥の細道」に同行した「曾良」の句

 

春の日も碁盤の上にかげりけり         夏目成美

夏目成美は江戸浅草の札差、小林一茶の庇護者。

碁を打っているうちに夕方になってきた、ということでしょうか。

 

古家や狸石打つ落葉の夜            正岡子規

うむ、ありそうな景色ではありますが。

今も、山の手線の線路周辺にタヌキが生息しているそうですから。

 

当方囲碁事情

「東洋囲碁」なんとか4級維持。

中国囲碁サイト「野狐」8級

日本棋院、9連敗で11級

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麒麟俳句会

2022-12-11 10:52:07 | 俳句

 

(当方の紅葉)

 

近ごろお気に入りの一句

山紅葉人の旧居に腰かけて           西村麒麟

 

作者の西村麒麟さんは

この句は、軽井沢にある室生犀星記念館(犀星が夏に過ごしていた別荘)を訪れた時に作ったものと言っています。

戦時中、犀星はここに疎開したそうです。また、小説「杏っ子」の舞台の一部でもあります。当方も一度行ってみたいところでもあります。

 

この句の「腰かけて」にヒントを得て、当方も一句考えてみました。

若楓山家(やまが)の跡に休み居て       今日水

山道の石垣の上若楓              今日水

丹沢大倉尾根の登り口から十数分歩いたあたりには、かつて住居があったであろうと思われる平らなスペースと小さな低い石垣が草に埋もれながらも残っていたりするのです。

 

虚子とその仲間のやうに梅探る         西村麒麟

 

季語は「梅探る」、「まだ冬なのだが、春を待ちかねて、早咲きの梅はないかと山野を歩くこと」だそうです。

虚子は鎌倉に住んでいたので、麒麟さんも仲間といっしょに鎌倉の山を歩いたのでしょうね。

 

 

お雑煮のお餅ぬーんと伸ばし食ふ        西村麒麟

面白い表現も俳句です。

ふつうの俳人は「お雑煮」とか「お餅」とは言わないものですが。

 

この西村麒麟さんが新しく俳句結社「麒麟俳句会」を立ち上げるということで、当方も参加することにしました。

麒麟さんが勤めていた会社が解散してしまい、失業してしまったので、これを機に俳句で生活していこうということのようです。会社勤めをしながらも、カルチャーセンターの講師をしたり、俳句雑誌に寄稿したり、現代俳句界の若手リーダー(39歳)です。

 

とは言っても、当方の参加は俳句誌「麒麟」購読と投句、ネット句会ぐらいでしょう。

関東と関西で結社句会をするようですが、当方はそのレベルではないので、参加はしません。

 

ところで、俳句結社は全国に2300あるという記事を何かで読んだことがありますが、古い結社といえば、「ホトトギス」でしょうが、高浜虚子は、昭和22年に、なんと「ホトトギス」を合資会社にしているのです。

「ホトトギス」を発行する会社を作れば、後継者について、あれこれいわれる筋もなくなる?ことだったのか?

他に会社組織の俳句結社があるのかどうかはわかりませんが。

 

 

「胡瓜サンド」50句          西生ゆかり

今年度角川俳句賞の受賞作品名です。

以前は何種類か買っていた俳句雑誌も近頃はあまり買わないようにしています。

読み切れないことも多く、すぐ溜まってしまうので。

また、図書館で借りられることがわかったからです。

当方のイメージでは雑誌類は帯出禁の丸いシールが貼ってあるものだったのですが、今はたいていのものは貸し出しているようです。

しかし、当月号はすぐには借りられないので、角川俳句11月号は買いました。

 

当方でも理解できるものをいくつか

 

自転車を追い抜く犬や春の川           西生ゆかり

春の川の堤防、遊歩道だったり、飼い主の自転車か。

 

永き日や買はぬベッドに身を広げ         西生ゆかり

 

ジャージ着て近所を生きて昭和の日        西生ゆかり

「西生さんは昭和59年福井県越前市生まれ、」だそうです。

「昭和の日」、だれがつけたのか「みどりの日」というすごい呼び方だったのに、いつの間にかすり替えられてしまいましたね。

実は不忠者たちによって。(当方も時代錯誤か?ですが)

 

花菖蒲ひらく無人の小学校                   西生ゆかり

 

はるかまで畳なりけり夏休み           西生ゆかり

夏休み、出かけた先はどこでしょうか。大きな寺か、二条城のような城の大広間か。

上野公園の国立博物館前の広々とした石畳・・・もありですね。

 

百円で買へる光や夏祭              西生ゆかり

 

胡瓜サンド人は飛べないから走る         西生ゆかり

何か急がなければならないことがあったのでしょうか。

 

人に戻りて節分の豆拾ふ             西生ゆかり

節分のつぶやきですね。

 

いちごとランナー

 

ピーマン、これで最後でしょう。もう花がつきません。

 

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ユーチューブ

2022-11-20 09:42:24 | 日記

静岡県富士宮市からの富士山

 

当方の高校同級生、富士宮市在住のNくん撮影、自宅付近からということでした。

家の中から富士山頂が見えるそうです。

 

当方の富士山写真は古いもので恐縮ですが、

丹沢大倉尾根、駒止茶屋(900m)の裏道からの富士

調べたら、2011年12月10日と出ました。

 

小学生が将来なりたいものの人気の一つは「ユーチューバー」だというテレビ報道を見たことがあります。

小学生がどんなユーチューブを見ているのか、まったく見当もつきませんが。

 

当方にとってのユーチューブ

その昔、10年ぐらい前でしょうか、懐メロ収集をしていたころ、ユーチューブから音声だけダウンロードしていました。

その後は、書道関連のユーチューブを見ていましたね。

 

ここしばらくは、ユーチューブには無関心状態。

 

油絵教室に通い始めて、なかなかうまく描けない、まぁ、描けなくて当然なのですが。

絵の具を混ぜて色をつくるのですが、これが・・・難しい。

こんなつもりじゃなかった色が・・・。

デッサンも形をとれない。

なにか参考になることがないかと、ネット検索していると、いろいろ出てきましたね、デッサンや油絵のユーチューブが。

 

そこで、ん、囲碁ユーチューブも、

囲碁関連のユーチューブがあるとは思っていませんでしたが、ありました。

囲碁界にもいろいろなユーチューバーが発生登場していました。

油絵や書道のユーチューブを見ても、なるほどこんなふうに筆を使っているのか、当方は筆を使いこなせないからうまくかけないのだということを理解しました。

絵や書のユーチューブを見ているだけで自分でかかないと、当然ですが上達することはありません。

 

しかし、囲碁はちと違うのです。

囲碁上達の要件は「定石を覚える」「簡単な詰碁をたくさん解く」「古碁の棋譜を並べる」と昔から云われています。

当然ですが、碁盤に碁石を自分で並べるわけです。

 

このうち、当方がやっているのは「簡単な詰碁の本をときどき見る」ぐらいです。

 

ユーチューブ囲碁は、画面上ですが、自分の目の前で専門棋士(プロの昔の呼び方)が碁盤に碁石を並べて解説指導をしてくれるわけです。しかも無料で。

ユーチューブ囲碁を見ていれば、上達間違いなしなのですが、当方にとっての問題は、「見る回数」ですね。

 

徳川幕府が囲碁将棋を保護していたので、いろいろな記録が残っていて、それらをもとに書かれた本です。

著者は朝日新聞の囲碁観戦記者。

当方は、棋譜並べや定石を覚えるといった面倒なことはしませんが、囲碁関連の本を読むのは好きなので、書棚から取り出して再読です。

この本の大部分は江戸時代の碁打ちの話ですが、最初の話は、伴小勝雄(とものおかつお)という遣唐使の一員として中国に渡り、碁を打って勝ち続けた人のことが出てきます。

その評判を聞いた皇帝が、中国囲碁の第一人者との天覧試合を命じたということです。

このときは、さすがの小勝雄も敗れましたが、その棋譜が中国の古い碁経(碁の本)に載っていると書いてあります。

 

当節囲碁事情

東洋囲碁、ユーチューブ囲碁を見る回数が減ったらたちまち4級から6級に下がってしまいました。

相手のあることなので、上がり下がりは当然のことですが、気分的にはよくないですね。

 

 

トンボ、当方の家のブロック塀にいました。11月16日撮影

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隆玄現代書展2022

2022-11-10 06:33:53 | 

銀座洋協ホール、何度も行ってますが、地下鉄から地上に出ると、んー、どっちだったかな?

iPhoneの地図アプリを見て、ますます・・・わからなくなる。

使いこなせていません。

 

「銀座の恋の物語」歌碑がありました。

 

よく当たる(よく売れる)売り場らしいです。窓口が6つぐらいありましたね。年末ジャンボくじシーズンには長蛇の列なんでしょう。

通りがかったついでというか、有名売り場なので、スクラッチを10枚買いました。

末等+5等(1000円)が当たりました。

やっぱり、くじ運上昇中?

と思ってはダメでしょう。

 

なんとか到着

 

知人の作品

雀子と聲鳴きかはす鼠の巣     芭蕉句

 

 

集王聖教序

真如(しんにょ)の聖教(しょうきょう)者(は)諸法の玄宗(げんしゅう)衆経(しゅうきょう)之(の)軌躅(きしょく)也

調べました。けっこう大変でしたね。

「集王」は「王義之」の筆跡を「集めて」それぞれの字を抜き出して「聖教序」の文を作りましたという意。

王義之が書いたわけではありません。後世の人が王義之ならこういう風に書いたであろうというものを作ったわけです。現代の合成写真のようなものです。

 

書きなれて書きよき筆や冬籠(ふゆごもり)

子規句

 

美しや野分のあとの唐からし

蕪村の句

野分(のわき)は、台風。台風一過、前日の風雨できれいに洗われたような唐辛子畑を詠んだものでしょうか。

 

女身仏に春剥落のつづきをり

綾子の句

「綾子」は細見綾子。「女身仏」は奈良秋篠寺の仏像「伎芸天」を言ったものだそうです。

 

 

当節囲碁事情

なんと、「東洋囲碁」通算84勝69敗で、ただ今4級です。

ユーチューブ囲碁のおかげです。

「級位者必見・・・」「負ける人の特徴5選・・・」などという囲碁ユーチューブを見ました。

ユーチューブ囲碁については、また後日。

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くじ運

2022-10-30 15:13:58 | 囲碁

くじ運は宝くじです。

通常は年末ジャンボ宝くじを連番10枚、バラ10枚買って、年末気分を味わうぐらいですが、

たまにスクラッチという十円玉でマークを削って当たりはずれがすぐに分かるくじを買います。

近ごろ、末等ですが、10枚中3枚当たりでした。

10枚買えば、末等1枚当選で一割返してくれるものと思っていました。

ん?さては当方にも、くじ運が向いてきたのかと思い、一週間後また買ってみました。またしても3枚当たり、

ますますくじ運上昇と思いましたが・・・?

末等でも3枚当たる、しかも二週連続・・・??

ん、この確率はある意味、すごいかもと思いながらも???

 

その後、また買ってみようかと宝くじ売り場に行くと、小さな貼り紙、「スクラッチは10枚中末等が3枚当たります。」

 

宝くじの売れ行きが不調なので、スクラッチだけらしいのですが、10枚中末等3枚当たるようにしたようです。

1枚200円なので、10枚2000円で600円返し、1400円でチャンスがありますよ、ということだったのです。

 

末等が連続で3枚当たる確率は100%でしたね。

 

近所の公園、イチョウが色づいてきました。

去年、ここで拾ってきた銀杏を放置していたら、いくつか芽が出ました。そのうちの一つを小さな鉢に植えてあるのですが、数枚しかない葉っぱが虫に喰われてしまい、

ご披露できる状態ではありません。イチョウの葉を喰う虫がいるとは思ってもいませんでしたね。

 

当節囲碁事情

囲碁やってます、と広言はしていましたが、そんなに熱心に打っているわけではなかったので、日本棋院のインターネット囲碁有料会員を九月でやめました。

それでも無料会員として対局はできるのですが、「月15局」までの制限が発生します。

「月15局」ならば、二日に一局のペースで打てばいいので、当方にはちょうどいいかなと思ったのです。

しかし、制限がかかると、なぜか打ちたくなるのです。

「ないものねだり」の変形でしょうか。

 

他に無料囲碁サイト、どこかないかなと探したところ、中国囲碁サイト「野狐」、韓国囲碁サイト「東洋囲碁」を発見。

どちらも無料ですが対局数無制限というところが日本棋院と違うところです。

 

現在は「日本棋院9勝6敗で、9級」、「東洋囲碁66勝52敗で、6級」、「野狐は9勝5敗で、9級」

10月の囲碁成績です。

 

東洋囲碁サイトで初段を目指してみようかなと思い始めました。

まぁ、ほぼ不可能に近いのですが。どこまで行けるかです。

 

いつも通る湯殿川の鯉の群れに錦鯉が紛れていました。

他の鯉より小さめなので、だれか放した人がいるのでしょうかね。

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「ふつうの未来」Ⅱ

2022-10-19 08:14:20 | 俳句

 

十月に入ったので冬帽です。

これを被っていたら、また誰かに声をかけられるかもですね。

 

近頃お気に入りの一句    ーー 句集「ふつうの未来」から ーー

 

留守番つまらなし炬燵から出て歩く          越智友亮

留守番しているよとは言ったものの・・・

何歳ぐらいかな?ですね。当方は小学生と推定。

 

ため口で話す聖夜のココアかな            越智友亮

誰と何を話すのか?俳句の大大先輩でしょう。

 

句集の終わりに年譜が載っています。若いので4行だけですが。

一九九一年 広島市生まれ

二〇〇三年 甲南中学校在学時に句作開始

二〇〇六年 第三回鬼貫青春俳句大賞受賞

二〇〇七年 池田澄子に師事

 

この池田澄子さんは現代俳句界の超大物で、この句集の序文も書いています。

当方より一回りも年長です。

 

塩・胡椒・砂糖・春光・母の声            越智友亮

春の朝の台所でしょう。

 

琥珀に虫地球に人がいて三月             越智友亮

 

通学の電車とバスと桜かな              越智友亮

学校に着いたのでしょうか。ひょっとして入学式の日かもですね。

 

古墳から森のにおいやコカコーラ           越智友亮

古墳が神社として祀られているのはよくあることです

 

駆け足や宇宙は秋の空の上                   越智友亮

八月の蛇口をひねる水がでる               越智友亮

この蛇口はどこにあるのかですね、家ではないでしょう。

 

カーテンを開けると夕日そして秋             越智友亮

さくらさくら電車が通り過ぎて風             越智友亮

 

 

自然薯が枯れてきたので、むかごの大きめのものを取っていたら、トカゲがフェンスの上にいました。

寒くなってきて見かけないので、いつ頃から冬眠するのか、調べておきましょうと思っていた矢先でした。

飼っているような心境になってきました。

 

朝咲いたばかりの酔芙蓉の花

 

夕方には赤くなります。で、酔芙蓉と言うそうです。

この写真は翌日です。雨にうたれてしまいました。

 

酔芙蓉は本来の地植えならば3mにもなる灌木で、鉢植えでは無理があるようです。

来年は根切りをして、大きめのプランターに植え替え予定なのです。

 

 

いつの間にか稲刈りも終わっていました。

稲を刈りとったあとにまた伸びてきたものを穭田(ひつじだ)というそうです。

稲のひこばえですね。

 

穭田(ひつじだ)に大社の雀来て遊ぶ         村山古郷

 

当方も一句

穭田(ひつじだ)や久々の空青きかな         今日水

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ふつうの未来

2022-09-23 10:27:33 | 俳句

近ごろ本を買うことは少なくなっているのですが、珍しく三冊買ってしまいました。

 

右「俳句再考」筆者は「林誠司」、当方も毎日チェックしている「俳句オデッセイ」というブログをつくっている方です。

もちろん俳人でもあり、句集出版事業、各地の句会指導、カルチャーセンターでの「芭蕉講座」など、芭蕉に傾倒研究している人です。

 

中央「超訳 芭蕉百句」嵐山光三郎著。芭蕉についての著書数冊、ざっくばらん、大胆なことを見てきたように書いてあります。

芭蕉の実生活を想像できる本です。

また、深沢七郎という作家の弟子だったようですが、何年か後には破門無視されてしまう経緯を書いた「桃仙人」という著書があります。

嵐山光三郎、とてもおもしろい人です。

 

 

左「ふつうの未来」越智友亮俳句集です。

作者は1991年、平成3年生まれの若い俳人です。日常語で俳句をつくるという信条らしいですね。

若くても多くの俳人は「古語旧仮名づかい」で俳句を詠んでいます。

 

思い出せば思い出多し春の風邪        越智友亮

 

当方も若い時は、思い出も鮮烈なものでした。

しかし、今は、その思い出も現実にあったような、なかったような、夢だったわけはないのですが、見た夢を思い出しているような気分でいるのであります。

ボケの始まりか、ではないと思っていますが。(念のため)

 

風鈴や昭和のことについて聞く        越智友亮

暇だから宿題をする蝉しぐれ         越智友亮

 

幸せな恵まれた少年時代を過ごしたようです。

 

帰宅即テレビを点けて牡丹雪         越智友亮

 

牡丹雪は春の雪ですから、雪の中を家に帰ってテレビで情報を得ようとしたのでしょうか。

「牡丹雪」当方のイメージは「ぼた雪」、暗い空から「ぼたぼた」落ちてくる雪なのあります。

 

春を暮らす固定電話のなき家に

 

生まれ育った家を出て、大学生生活、一人暮らしを始めたのでしょうか。

 

イチモンジセセリ、愛嬌のある雰囲気の蝶。この蝶も当方に居ついているようです。

一般的な蝶のようにひらひらとは飛びません。直線的な飛び方です。

 

城跡に市役所近し孔雀草           越智友亮

 

城、城跡と県庁、市役所などは全国的に付き物ですね。

当方も、城跡、市役所にヒントを得て、一句詠んでみました。

 

城跡のさくら静かに楽器店    今日水

 

当方の友人、ヤス君の「グルービン楽器店」は八戸市庁(市役所ではなく、なぜか市庁を名乗っています。)に隣接する城跡の三八城(みやぎ)公園直近にあります。八戸に行くと特に用がなくても、市庁前広場、三八城公園、グルービン楽器店などに行ってみるのです。

桜は満開でしたが、人の姿はほとんどありませんでした。

 

枇杷の花ふつうの未来だといいな        越智友亮

句集の最後に掲載されている句です。

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帽子

2022-09-11 10:41:41 | 日記

当方が最近よく使っている帽子

旧海軍略帽、インターネットで数年前に買ったものです。しばらくは置いとくだけだったのですが、近頃ゴルフ帽と一緒に使っています。

あご紐がついているのと、つばが短いので視界が広いことが特徴です。

ゴルフ帽はあご紐がないので、自転車移動の際、ちょっとした風でも飛ばされることがけっこうあります。

 

先日スーパーで買い物をしていたら、こちらをじっと見ている高齢の人がいて「それ、本物?」と聞いてきました。

一瞬、何のことを言っているのかわからず戸惑いましたが、そうか帽子のことか。

しかし本物か?と言われると、「ニセモノですよ。」と答えるしかない。

欲しいのかと思い「インターネットで売ってますよ。」

「おれも〇〇に乗っていたから、同じものを持っている。」と言ってましたが、○○は聞き取れませんでした。

 

二か月ぐらい前にも、北野駅のホームの待合室で、当方と同年齢ぐらいの女性に「その帽子のマークはなに?」と聞かれたこともありました。

 

ずいぶん前のことですが、丹沢の「堀山の家」という山小屋に立ち寄ったとき、この帽子を持っている人がいて、どこで買えるのか聞いてみました。

呉の大和ミュージアムで売っているとのことでした。

広島までは行けないな、上野のアメ横には米軍放出品を売っている店があるので、このようなものも置いてあるかも?と勝手に推測して行ってみました。

アメ横商店街を二往復して探しましたが、なくてそのままになっていました。

 

数年前からインターネットでたまに買い物をするようになって、濃紺の冬帽とセットで販売しているのを発見(というほどでもないが)したのです。

 

オクラの花、栽培はほぼ終わっているので、だいぶ切ったのですが、つぼみがついていた部分だけ残してあったものです。

 

 

当方の一本畝畑に居ついたらしいトカゲ。よく見かけます。同じ個体のようです。

 

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原田マハの印象派物語

2022-08-29 06:26:19 | 

図書館で何気に手に取った「原田マハの印象派物語」。当方の絵画知識はほぼゼロに近いので「印象派」?、何だろうと思いながら、適当にページを開いて見ると、セザンヌ、ゴッホ、モネ、ルノワールなど、特に絵に関心がなくとも、生きていればだれでもどこかで見たり聞いたりする高名の画家たちのコンパクト伝記物語でした。

 

この物語を読んで挿絵のように掲載されている有名な「絵」を見ると、なにか自分なりに見え方が違ってきたような気になりましたが。

 

夕顔(夕顔の花は赤と白があります。苗を買って知りましたがこれは赤です。)

夕顔の白の花

 

実が生るかどうか?今のところ、花だけで終わりそうです。

 

インゲンの花

 

近頃お気に入りの一句

鶏頭花秋の花壇は定まれり          吉村 昭

暮るるまま動かず暮るる鰯雲         吉村 昭

 

吉村昭句集、「炎天」から。この本は図書館から十回以上借りています。当方は同じ本を何度も借りることが多いのです。「原田マハの印象派物語」もリストに入れる予定です。

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つるボケ

2022-08-11 14:59:38 | 

「つるボケ」、野菜つくりの本によく出てくる言葉です。

葉っぱや蔓ばかりが伸びて、肝心の実やイモがならないことを言うようです。

特に、サツマイモのつるボケのことがいろいろな本によく出てきます。

サツマイモの茎と葉がぐんぐん伸びて広がっていくので、大いに期待していたが、収穫時期になって掘って見たらなんと、イモがほとんどできていなかった。

ということをよく書いてあるのです。

 

当方の一本畝にも、つるボケの兆候が。

右はゴーヤの葉、左はつるありインゲンの葉です。

葉っぱが異常に大きいのです。ナスの葉もこんなに大きいわけはない!レベル。

プランターのサイズは内径30㎝×60㎝ですからなに、これという大きさ。これが「つるボケ」かも。

 

調べました。

以下、引用です。

 

『・・・葉や茎ばかりが大きく育つ・ツルボケの原因は?

ツルボケの原因は、肥料過多。それも元肥を入れすぎた場合に起こります。

作物を大きく育てたい、その気持ちはわかりますが、肥料を入れれば育つという物ではなく、むしろ逆効果となる例ですね。

 

ツルボケの原理としては・・

栽培初期に肥料が多すぎる

根は際限なく肥料分を吸う

根は肥満になり、短く太くなる

吸い上げた肥料分は葉に蓄えられる

葉の中の肥料分は光合成しないと植物は使えない

肥料分が多い分、たくさん光合成しようと葉は大きくなる

それでも根はどんどん肥料分を吸い上げる

もっともっと光合成しようと葉も茎も大きく暴れまわる

暴れた結果、その葉と茎の維持に栄養を使うハメになる

そのため、光合成しても栄養を根に送れなくなる

根菜は根を育てたいのに、肥料分がありすぎると、根を広げずとも吸い上げられるので、葉と茎ばかりが大きくなってしまうんですね。

・・・』以下、略

 

うむ、なるほど「商売は道によって賢し」ですね。

 

当方の「つるボケ」の原因推測です。

生ごみ堆肥の作り過ぎで、一本畝畑の土の量に対して過大な比率になってしまったこと。

引っ越しに際して持ってきた「使い残し肥料」を入れたこと。

かな?とおもっていますが。

 

当方の対策

異常に大きく育った葉っぱをどんどん切りました。

葉っぱの肥大が止まり、落ち着いてきたように見えますが、さて?

多過ぎる肥料成分を消化してもらうため、雑草がある程度育ってから抜くことを冬まで繰り返す。

迷案かも?ですが、これしかなさそうです。

 

桔梗

 

むかご

食べるほどの量はなさそうです。

 

近頃お気に入りの一句

 

一生の楽しきころのソーダ水          富安風生

富安風生は(明治18年~昭和54年)逓信省官僚、高浜虚子門人。長生きでした。

季語は「ソーダ水」で夏。大正の頃から使われるようになった季語だそうです。「一生の楽しきころ」は人によって大きく違うとおもいますが、

作者が自分のことを言った句ではないようです。

喫茶店でソーダ水を前にした若い人たちを見て、作った句と思われます。

 

 あさがおに我は飯食うおとこ哉         芭蕉

門人の其角の句

「草の戸に我は蓼食うほたるかな」をみて、いまいち、どうかなと言って詠んだ句と伝えられているそうです。

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カラス天狗

2022-07-29 15:52:03 | 

桃の実が

 

カラスに喰われてしまいました

 

ある朝、新聞を取ろうとドアを開けたら、

ん?  桃の実が?  ない?

さては!と辺りを探すと、ありました。

種の部分と皮が。

 

もう一つは、外の道路端に落ちていました。

たぶん、カラスの仕業です。カラスにしては、きれいに食べたなと思いましたが。

 

以前住んでいた相模原の家の周辺は「こもれびの森」と名付けられた相模原市保存林が広がっていたので、カラスが多いところでした。

 

カラスが民家の庭先に植えてあったトウモロコシをつついていたところを見たことがあります。

三羽か四羽のカラスが両羽を人間が肘を曲げるような形で縦に広げて、バランスをとりながらトウモロコシの実をつついていたのです。

当然空中静止はできませんから、上がったり下がったり、また回り込んだり。

もちろん「カァカァ」なんて声は出しません。不気味というか、一種異様な光景でしたね。

昔の人もこのような光景を見て、「烏天狗」を思いついたに違いないと本気で思いましたね。

 

前日、カラスが近所の電柱に来ていたのは見ていたのですが、

信玄桃(山梨県の名物):実食レポート

「信玄桃」和菓子のような土産物

 

「信玄桃」という山梨土産の菓子のようにきれいに色づいてきたので、もう何日か木につけておいて、道行く人に見てもらおうと思ったのが甘い考えでした。

 

 

一転、じゃがいもです。

「インカのめざめ」の収穫。「芽かき」をほとんどしていないので、小さなイモがほとんどですが、この株は種芋ぐらいの大きさのものがいくつかできていました。

 

こちらは「キタアカリ」大部分は小さなイモでしたが、他の株が枯れてきたのに、この株だけ青々としているのでしばらく残しておいたもので大きなイモでした。

男爵の画像はありませんが、当方にしてはまぁまぁ、でした。

 

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元気な友人

2022-07-15 17:42:21 | 日記

 

四季彩の丘

だそうです。当方の高校同級生、ヤス君撮影。

 

美瑛町の「青い池」だそうです。こちらもヤス君撮影。

ヤス君の趣味は「渓流釣り」ということは聞いていましたが、

なんと6月12日から7月16日まで、連続34日間、北海道各地で渓流釣りをしているそうです。

宿泊は道の駅やキャンプ場での車中泊とのこと。

さすがに一人ではなく、三人連れのようです。

渓流で釣ったイワナを炙りながら一杯かと思ったら、

「キャッチアンドリリース」とかいう文化釣りだそうで一切食べないと言ってましたね。

渓流は魚が育つには時間がかかるので、渓流釣りの人たちに「新しい釣り文化」がうまれたのでしょうか。

 

まぁ、

34日間も含めて、当方には理解しがたい「うむ?うむ!」の世界です。

 

当方はどこへ行くでもなく、一本畝畑、上達しないインターネット囲碁、近頃は鉛筆デッサンの練習ぐらいでしょうか。

田植も終わり、いい景色です。(ちと古い撮影)

 

北野駅、赤いコーンのうえにツバメの巣。

 

抱卵中のようです。(これもちと古い)

 

鳥の巣に鳥が入ってゆくところ     波多野爽波

有名な句ですが、有力俳人も解釈に苦労している句のようです。ツバメの巣ではなさそう。

当方なりの解釈はありますが、文章化できなくているところです。

 

山百合が咲きました。

今年買ってきた苗木を鉢植えにしたものなので、非常に小さい桃です。

花が咲くだけでいいと思っていましたが、実が二つ生りました。

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