丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
俳句は読み中心で、なかなか詠めない。

点の記

2008-01-01 05:10:10 | 三百六十五夜
 本の名前です。点は三角点です。最近増刷したらしく、文庫本コーナーに山積みになっています。明治時代、越中剱岳に三角点を設置した陸地測量官、柴崎芳太郎の伝記のような小説です。作者は、登山者ならだれでも知っている、新田次郎。
 三角点は地図を作るための目印なので、見晴らしのいい山の上などに作られたのです。簡単に動いちゃ困るので大きな石を運び上げて、その上に作ったのです。
 画像は、河口湖の上、足和田山にある二等三角点です。明治なので、旧字体です。実際に測量するときは、この上に盆踊りの舞台のようなやぐらを組んで測量したようです。ずいぶん前ですが、丹沢山にこのやぐらが組まれていたのを見たことがあります。

コメント
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