一日気温が上がらず、鳥海山は分厚い鼠色の雲の中。
氷点下の風が吹きつける
誰もいなくなった小学校、校舎だけが遺跡のように取り残される
午後から少し顔を出した弱い太陽、日差しもほとんど体を温めることはなかった。
今朝から本格的な冬到来というように荒れに荒れていますが、先週の前半は珍しく穏やかな日がありました。
この時期滅多に見えない鳥海山の山頂も見えてました。(遊佐町南部より)
少し青空も見えていたのですが、鳥海高原ラインを上っていくにつれ、だんだんと雲が多くなってきました。
鳳来山のブナも黄色に
今日は車を「のぞき」の駐車場に止めて
カンスケ坂を下りていきます
一昨日のように青空とはいきませんが
池の周辺は静けさに包まれてます
こんな日はなんだか落ち着きます
ブナの林もそれぞれ色づきが異なります
今日はあまり水が流れてません
黄色に染まった林の中に分け入っていくと
そこには静かな湖面が
陽が差してはいませんが、これはこれでいい感じです。
池周辺で1時間ほどウロウロして、またカンスケ坂のロープとハシゴをはあはあと登り帰路につきます。
帰るころには、やっと鳥海山の外輪も姿を見せてくれました。
秋らしい秋晴れの一日、遅れ気味というブナの紅葉はどうなってることやら。
鳥海山も上部は真っ白
荒木橋の登山口から入ります。
ブナの林が続きます。
前日の雨のせいか、小沢にもけっこう水が流れてます。
急な坂を下って
見上げれば
約1時間ほどで鶴間池に到着
水面は少しさざめいてますが、空が青い。
鳥海山外輪はもう冬の装い
ブナの葉っぱ、個々それぞれに色づいていきます。
マタフリ滝
カンスケ坂を登り
振り返ります
車道を歩いて駐車地点まで戻ります。
連休前半の晴れた日、秋田県で3番目の一級河川「子吉川」の上流部に位置する袖川峡を久しぶりに訪れました。
川に沿って歩いていきます。
渓谷にも遅い春が
キクザキイチゲのブルー
見上げれば山の桜も
スミレ
ミチノクエンゴサク
カタクリも先日の雨で少し疲れ気味
ここではフクジュソウもほぼ同時に
この群生が見たくてやってきました。フクジュソウには少し遅かったみたいですが。
何もかも燃えるような緑の渓谷、2時間ほど散策して少しの葉わさびを土産に帰路につきました。