森吉山麓にある小又峡、紅葉の名所として有名ですが、それにはまだ早い9月中旬、緑の谷に沿って少し歩いてきました。
小又峡・太平湖に向かう途中にある森吉山ダム。東北一長いロックフィルダムだそうです。
遊覧船で太平湖を横断、小又峡の桟橋へと向かいます。この辺りは森林軌道が走っていたみたいです。(yさん撮影)
川に沿って進んでいきます。
二度川を渡ります
三階滝、桟橋から1,8キロほど
片道40分弱くらいでしょうか。平日の午後、シーズン前のため出会ったのは一組だけ。
先週土曜日の鳥海山の矢島側、標高1,060m付近、ところどころにナナカマドの実が赤くなってるくらいで、葉っぱが色づくのは2週間くらい後でしょうか。
善神沼、鳥海山の山頂は雲の中。
今日の収穫は山葡萄と小桑
そういえば、子供のころ冬になると、薪ストーブのそばで山葡萄酒にお湯を注ぎ砂糖を入れた「ブドウ酒」を飲ませてもらってたな。税務署がやってきて摘発されたとか、密告とかいう話は、昭和40年代初めまではよくあったような気がします。
「ゼイムショくがらカグセ」
甘酸っぱい「ブドウ酒」、もちろん今も昔も違法です。
9月中旬、横手市大森町の保呂羽山(438m)に行ってみました。秋田藩と亀田藩の境界に位置する山だそうで、秋田藩主佐竹氏も参詣してました。
案内板、周回して1時間ほどでしょうか。駐車場までは県道から舗装された細い林道を通ります。
登山口、林道を進みます。
少し行くと
普賢堂
子守石
鎖場
波宇志別神社本殿、奈良時代創立、農業信仰の神様だそうです。
祠
鳥海山は雲の中、手前は八塩山でしょうか。
三角点
山頂から広葉樹林の急な下り、ロープが設置されています。
伐採地を通り
林道に出ました
駐車地点まで1時間ちょっとで戻ってきました。
保呂羽山の由来は、たくさん鷹が飛んでいたからというみたいです。鷹は見かけませんでしたが、近くに保呂羽山少年自然の家もあり、適当に整備された広葉樹の中のいい散策コースでした。
先日休館日で見ることができなかった北秋田市の世界文化遺産、伊勢堂岱遺跡、また行ってみました。
いせどうくん
近くにある縄文小ヶ田駅
駅のホームから田んぼアート、右奥の山が伊勢堂岱、そして
肝心の主役、板状土偶
ああ、これが環状列石
山もすっかり初秋の装いですが、庭の花たちも変わりつつあります。
今朝の地方紙の記事、歴史学者の色川大吉氏が96歳で亡くなったそうです。評伝によると、20歳の時海軍特攻艇の基地で敗戦を迎えた色川は「民衆史」、「自分史」の先駆的な存在であり、終始ラディカルな存在であり続けました。
40数年前に見た『明治の文化』という秩父事件を扱った一冊の本、どんな歴史学の教科書より印象深く、頭の隅に残ってます。きっと本棚のどっかにはあるはずなのですが・・・・。