さまよえる天神さん

てくてく てくてく 風景と

月の山

2020-07-28 | 日記・エッセイ・コラム




「 長く長く庄内平野を 転々としながらも わたしは肘折の渓谷に分け入るまで ~ 」

森敦の小説に新井満が曲をつけた「月の山」、行き交う人のありようを映し出すようです。




哀愁の3 月山(弥陀ヶ原へ)

2020-07-27 | 山・ハイキング

仏生池小屋でお昼の休憩、今日も山頂へは行かずに撤収です。弱い霧雨は降ったりやんだり、でも風もなく全然寒くはありません。


地蔵さんまた来ます。

バイカオウレン



ズダヤクシュ

モミジカラマツか

ナンブタカネアザミ



登山道の水たまりにアカハライモリが

サワラン?色からしてトキソウか





チングルマも少しさみしい

帰りは弥陀ヶ原を周回します

月山の火山活動が作り出した高層湿原です

少し強くなった雨



ニッコウキスゲの咲く木道を進みます

(yさん撮影)
(
月山中の宮に着くと登山口まではあと少しです。

霧の中、往復5時間ほどの静かな、哀愁の月山、それはそれでいいものです。


哀愁の2 月山(仏生池周辺)

2020-07-26 | 山・ハイキング

「 泪色した霧が 今日も降る 忘られぬ ~  ああ 哀愁の 」、藤圭子の唄が聞こえてくるようです。




ハクサンフウロ

トウゲブキ

タカネアオヤギソウ







ハクサンイチゲやウサギギクのお花畑

あいかわらず霧の中です

晴れていればこんな景色が展開しているはずですが。(同行のyさんが昨秋来たとき撮影)


さあて、天気も回復しそうにありませんので、仏生池小屋の「力うどん」でも食って帰りますか。(写真は食べかけになってしまいました。)



哀愁の 月山(仏生池小屋まで)

2020-07-25 | 山・ハイキング

 7月23日(木)霧雨
『哀愁の町に霧が降るのだ』は椎名誠の傑作ですが、月山羽黒口、なぜか「哀愁の」というフレーズを思い出してしまいます。


朝9時ころの八合目駐車場、濃い霧の中、結構な車、満車に近い

さて行きますか。



タテヤマウツボグサ?

霧雨降る高層湿原を





ミネズオウ

雨に濡れる

イワイチョウ



8合目付近はニッコウキスゲやキンコウカたくさん



縮んでますね

みんな雨に濡れ水滴をつけて

ハクサンフウロの濃いピンクが頭の隅に残ります

月山には白が似合います

9合目までは雪渓は1か所

ミヤマリンドウ とっても小さい 濃い青

白い霧以外は何も見えない中、やっと9合目仏生池小屋に到着です。

うーん、直近の「てんくら」では、Aで登山日和だったんですが・・・・・。まあ、それでも老いも若きも、たくさんの人が登ってきます。これでも普段よりは少ないんだろうな。