さまよえる天神さん

てくてく てくてく 風景と

境田

2022-10-30 | 風土

陸羽東線の境田駅




何の変哲もない山間の小さな駅ですが、

最近ではこれでちょっと有名

で、駅のすぐそばに分水嶺、標高338m、この普通の用水路、左側に流れて日本海、右側に流れて太平洋へと注ぎます。日本海まで102㌔、太平洋まで116㌔だそうです。

えっ、あんたらは?

そう、ここは松尾芭蕉「奥の細道」に由来する「封人の家」で昔から知られた場所です。

重要文化財旧有路家住宅「封人の家」(国境を守る役人の家)
 「蚤虱馬の尿する枕もと」
芭蕉と曾良は風雨でここ境田に二泊ほどし、尾花沢へと向かったそうです。

と、われわれは尾花沢には行かずに、



国道47号沿いの食堂で蕎麦とゲソ天など。

「汽車は県境を越えたところにある境田という小駅につくと、しばらく停車した。がらんとしたホームに降りると、掲示板で、そこは封人(関守)の家が残っている集落だとわかる。」(藤沢周平『山峡の道』)

かつて藤沢周平もこの境田という小さな駅に降り立ったのでしょうか。


玉田渓谷

2022-10-28 | 鳥海山麓

鳥海山の山麓、法体の滝の周辺の紅葉どうなってることでしょうか。滝の上部の玉田渓谷を少し散策してみます。


法体の滝の上部にいく橋が工事中で渡れないという話なので、手前の弘法平から林道を登っていきます。

50年近く前はここを森林軌道が通ってたそうですが

落葉の道

見上げれば

モミジの赤が



いいブナだな

川に沿って歩いてきました。

手代沢を渡る橋の上で戻ります



展望台から法体の滝を見下ろします。

こっから滝の下に下れるんですが、やはり通行止で、また登り返して往路をそのまま戻ります。弘法平から手代林道まで往復約4時間ほどの散策となりました。




栂池2

2022-10-25 | 山・ハイキング

さて、平日ですがそれなりに人がいます。


日差しが強ければ紅葉も輝きを増すんでしょうが、薄日の中をゆっくり進んでいきます。

南西方向は青空も顔を出すのですが、







あれ、ガスが上がってきてますね

反時計回りで歩いてきました。

はい、今日の目的地、「展望湿原」、皆さん展望待ち・・・。

下ります、20分ほど待ちましたが。

痩せた尾根にも木道が整備されてます。

えっ、薄っすらと

ガスがとれてきたぞ

ここで少し時間調整

下には雲海

カエデの黄葉



あれ、こっち側も

これが見たくてきました。白馬三山と大雪渓

結構にぎやかになってきた痩せ尾根を後に、木道を周回していきます。

自然園の入り口に戻ったのは12時過ぎ、約2時間ちょっとの木道歩きです。帰りに栂池山荘のさるなしのソフトなど・・・。


栂池

2022-10-24 | 山・ハイキング

鳥海山という独立峰の麓に住んでいるせいか、山がたくさんあるとそれだけでテンションが上がり気味になります。ちょっと前になりますが、10月13日に栂池高原を歩いた時のようすです。

道の駅白馬ではなくそこからオリンピック道路を長野方面に少し戻った「サンサンパーク白馬」で車中泊して、夜が明けるとともに白馬連峰の展望がいいという大出公園に行ってみます。が、あまり山は良くは見えず、そのまま栂池ゴンドラへ。


朝一、8時のゴンドラから下りると、あたりはガスガス・・・。

白馬乗鞍、白馬大池方面には登らず、素直に栂池自然園散策へ。

白馬乗鞍岳にズーム、けっこう登りますね。

白馬岳、ガスがとれ、少し日が差す場面も

ダケカンバの白い樹肌が目立ちます。

小蓮華山の白が美しい

杓子岳と後方が白馬鑓?







西側は青空も

さて、もう少し先まで行きましょうか。





森吉ゴンドラ

2022-10-21 | 山・ハイキング

山には登れないのでゴンドラでちょっと、そろそろ見ごろだという森吉山紅葉散歩。


曇り空のあいにくの天気

もっと陽の光がほしいとこですが、中腹は紅葉のさかりです。

ガスがかかって寒い

山頂付近にも雲、雪が降るとモンスターの並ぶ風景に変ります。

森吉神社に参拝します。

冠石

胎内くぐりもできるそうですが、気づきませんでした。

ブナの林も赤く色づいてはいるのですが、霰も降ってきたのでそそくさと退散します。