カメラがイカレテしまいどうも写真が・・・・、ということで昔の写真を。
標高千m付近を跳ぶように駆け上っていったうさぎ、なんと来年は兎年だそうで。
こちらは同じく息も絶え絶え登っていく人間
来年は兎にあやかりたいもんですが、果たしてうまく跳べるかどうか。下手をすればこっちは老体に鞭打って躓いて滑落しかねません。
「青野季吉は一九五八年五月、このモルダビアの水の駅を発った。」
「沈むこの邦国を背に、思わず彼を紀念したものは、茜色の寒さではなく、」
「清貧な二、三の日付であったと。」 (荒川洋治 水駅)
モルダビアも青野季吉も水の駅もあまりよくわかりませんが、そこから人はどこへ進んだんでしょうか。
この辺では暴風雪警報が発令されてます。雪はまだあまり降り始めてはいないのですが、風速25m近い風が吹いてます。海岸では冬を告げるように波の花が舞っています。
さて、写真は真冬の釜磯海岸、波の花のなく珍しく穏やかな2月の海。
日本海側といえば、季節は違いますが松江を唄った浜田真理子の曲もしっくりきます。
毎日のように続く濃い灰色の空、そろそろ飽き飽きしてますが、これからが冬の本番。気分を変えるために青のある風景など。
「 季節外れの僕の町は なんにもないけど きみに 話ぐらいはしてあげられる 」
70年代中期に流れていたこんな唄が、海辺の錆びれた観光地、日本海側の冬を迎える町の風景と重なります。
昨日は例年より遅い初雪、今朝は朝からずっしりと重い湿った雪の雪かきをしています。
さて、少し前の晴れた日、遊佐町の山間に今年開店したといいうパン屋さんに行ってみました。人の少ない鳥海山の麓、この辺りでもここ数年パン屋さんが何軒か開店したりしています。
薪窯で焼いてるそうです。