去年はあまりうまくいかなかったのですが、今回はなんとかまろやかなサルナシ酒ができました。
さるなし酒の炭酸割り
こっちはピンボケですが、栂池山荘のサルナシソフト、これもまろやか。
先週は小春日和とでもいえそうな晴れた日が2、3日ありました。
中島台獅子ヶ鼻のブナの林も今年は実がたくさん落ちていました。
見上げれば空は青いんですが、日差しはすぐに陰ったり。
落葉が降り積もってます。
獅子ヶ鼻の木道を抜けて
少し山の方へ
もう干からびたナメコ
静まりかえった林の中に沢音と時々野鳥の声が響きます。
樹齢300年ほどと云われるこのブナを見上げると気分は上々に。
八向楯
「五月雨を あつめて早し 最上川」とは、あまりにも有名な芭蕉の一句ですが、芭蕉と曾良はこの辺りから舟に乗りました。
郭公の 声降りやまぬ 地蔵渦 兜太
ひぐらしの 網かぶりたり 矢向楯 皆子
草の香に 一舟もやふ 最上川 まどか
今回は行きませんでしたが、斎藤茂吉や正岡子規の歌碑も周辺にあるそうです。
最上川 いまだ濁りて ながれたり 本合海に 舟帆をあげつ 茂吉
草枕 夢路かさねて 最上川 ゆくへもしらず 秋立ちにけり 子規
最上川に新田川が流れ込む本合海付近にある八向山、八向楯、古くは源義経や松尾芭蕉にも所縁のある水運の要衝の地でもあります。とは、あまり関係ありませんが、前々から気になっていた山形百名山八向山(やむきやま)に登ってみます。
最上川の対岸から見た八向楯、中腹に矢向神社の祠が見えます。八向山の山頂は見えません。
なぜか鳥居はこちら側に
八幡神社の側の駐車場には5台くらいは停められそう、ぐしゃぐしゃですが。
333
洪水の時に流されてきた木材とプラごみも
駐車場から10分ほどで登山口
葉が落ちて明るい林の中を登っていきます。
東側の展望が
神室の山々が霞んでます
山頂と八向楯跡との分岐
イワウチワの葉っぱがたくさんありました。
鮭川村方面でしょうか。
最後のロープを登ると
八向山(206m)の山頂と三等三角点
南側には月山、山頂で少し休憩し、下山します。往復1時間半ほどの散策でしたが、水も忘れてしまい、あまり暑くないとは云え、喉がカラカラでした。
「あれ?」、肝心の八向楯跡に行かないでしまった。もう一度来なければ。
「義経・弁慶上陸の地」の石碑
山のなかまのyさんからイチョウ並木の写真が送られてきました。少し時期的に遅かったようですが、散りてなお、午後の日差しの中の葉っぱの黄色が鮮やかですね。
横手市の「秋田県横手処理センター」(下水処理施設らしい)