さまよえる天神さん

てくてく てくてく 風景と

地蔵倉

2017-11-15 | 風物

 「 春は花 夏は青葉にほととぎす 秋は紅葉の地蔵倉かな 」

 高山不二久という人が二百年近く前に詠んだものだそうですが、いまは花も紅葉もない肘折の地蔵倉に行って見ました。


 通行止の国道458を少し歩くと 「えっ?あんなところに」

 先ほどの場所から戻り登山口 見逃してましたが

 もうすっかり冬支度、安全柵も外されてます

 がけっぷちの参道を登ります

 一本松と銅山川を見下ろして

 約15分ほどで奥の院到着

 地蔵さん何を見る 

 おー! なんてこと 凝灰岩と屋根

 尾根の向こうに白き峰 月山 いつかいきたい肘折ルート

 一本松

 さて下りますか

 登山口にある男岩(力石)
 
 下りは10分ほど、転落しないように慎重におりてきました。
 先日の鳥海山麓の神社もそうでしたが、奥深い山の中や断崖絶壁に信仰の場を作る人の情熱ってなんなんでしょうね。

 ●地蔵倉参道入り口 国道458号肘折温泉への分岐、温泉へ右折せず寒河江方面(通り抜け不可)に左折してすぐのところ
              肘折温泉街からの遊歩道もあります