「君の部屋に鉄はあるか」、もし詩人だったらそんな風に始めたかもしれない。
どうも雪のない暖かい冬とその後のコロナ禍で、どうしようもないような停滞がある。
玄関先の敷き石の隙間から勿忘草
やっと水仙も
もうすぐ開きそう、庭の中の春と云ったところでしょうか。
「 ああ そんなおれたちの精密にだらけていたしぐさだけでも
ハーケンの手応えとして君はまだ憶えていてくれるだろうか 」
※清水哲男 『僕が君をどんなに好きか、君にはわかるまい』
「 君の部屋に鉄はあるか 」、呟いてみれば・・・・。
南風2
2020-04-21 | 風土
日曜日、少し強い風のせいで空中の塵がとばされたんでしょうか、濃いブルーの海が広がってました。
「海のこと言いてあがりし屋上に風に乱れる髪を見ている」
もう、忘れさられてしまったであろう歌人が、60年近く前に残していった短歌をおもいだしてます。
南風
2020-04-20 | 風物
南風が吹いています
人影もまばらな近くの公園へ
すっきりとした青空に散りばめられた花びらが、風に吹かれています。
「 国破れて山河在り 城春にして草木深し 」、昔、なんか教科書で見たような・・・・。
風が・・・・・、風はどこから・・・・・・。