さまよえる天神さん

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六十里越街道のメモ 弓張平~玄海

2022-06-07 | 六十里越街道

もう10年近くも前の春から夏、湯殿山への信仰の道、六十里越街道を何回かに分けて歩いたことがありますが、その時アップしていなかった部分を備忘録的に載せてみます。(2012.7.11のメモ)


弓張平運動公園の一角から街道へ

最初は公園の中



公園から石畳の道へ

何千、何万の人々が歩いたことでしょう



五丁石



湯殿山碑

112(旧)横断

常夜灯



志津

ここまで40分ほど

追分

六十里街道と玄海への参詣道の分岐



地蔵沼

玄海、月山ネイチャーセンター、ここから装束場を経て湯殿山、月山へ

昔の玄海広場のようす

ネイチャーセンター周辺を少し散策して、往路を戻ります。

前回からの続き、弓張平(弓張茶屋)から玄海まで往復約3時間ちょっと、旧112の舗装道路と林の中を歩きました。この時点で残りの区間は、湯殿山道路の分岐点から大岫峠、石跳川橋を経て追分分岐までとなります。



六十里越街道トホ記5-2 田麦俣~ゆどのやま

2018-02-22 | 六十里越街道

さて護身仏茶屋跡から約10分ほど


小堀抜(コホノギ)

文字通り掘り抜いています

そして大堀抜(オホノギ)

きれいな緑のトンネル 日陰を作ってます

細越峠に到着 ここで昼食休憩

こんなトイレも

湯殿山碑 遥々阿波の国から運ばれた石

5分ほどで湯殿山遥拝所 赤い鳥居と仙人沢 湯殿山まで行けない人はここで参拝したそうです

一杯清水

ほんの少し

塹壕跡 戊辰戦争の庄内藩防衛地点

またも茂吉 この笹子屋という・・・

笹子小屋跡から湯殿山へ向かう豆腐道と分かれます(湯殿山まで豆腐を運んだ?)

街道を進みます

一本橋跡

湯殿山碑 明治14年のもの

ホテル参道分岐 湯殿山へは行きません

六十里越街道から分かれて有料道路を横断し

湯殿山ホテル(ゆどのやま)裏に下りてきます。
(ホテルは豪雪被害のため現在は休業中、詳しくはホームページで確認)
ここから路線バスで田麦俣までもどります。田麦俣バス停からは蟻腰坂の駐車地点まで坂道を戻ります。

《行 程》
蟻腰坂9:30 - R112横断10:00 - 護摩壇石 - 護身仏茶屋 - 11:22細越峠11:38 - 湯殿山遥拝所11:45 - 一本橋跡12:16 - ゆどのやま有料道路分岐12:30 - ゆどのやま(ホテル)12:36 
※よく整備された快適な道 トイレ・水場などもあり(水は準備した方がいいかも)







六十里越街道トホ記5 田麦俣~ゆどのやま

2018-02-19 | 六十里越街道

久しぶりに風雪のない穏やかな一日、でも気温はまだ3度近くまでしかあがりませんでした。

さて、ふたたび六十里越街道の記憶を辿ってみます。田麦俣から湯殿山への参詣路歩きますが参拝せず、あくまでも街道歩きが主眼です。
2012年の6月30日、梅雨入りはしていたんでしょうか。晴れた朝9時半頃、前回の続きの田麦俣蟻腰坂の入口の駐車スペースに車を止めて出発です。


蟻腰坂登り口 「うっ?コグマが・・・・」

最初は杉林

弘法茶屋跡

R112が見えます

龍神ブナ 見えるなあ

馬立を過ぎて

花の木坂へ

R112を横断(迂回路もあり)

横断した地点から 草陰に標柱

まだ 花の坂 春にはユキツバキが咲くそうだ
 
そして ラブラブナ ふざけた名前?

で、これのこと くっつきあってイチャイチャ

独鈷茶屋跡 トイレもあり 湧水確認せず

ブナの林を進みます

千手ブナ

護摩壇石 ここで祈祷を行った

月山遥拝所から月山 護摩壇石からわりとすぐ 少し道から外れて
この辺りで初めて人と会う、カメラツアーのみなさんと

座頭まくりというところ 崖になっている

よく踏まれた道、何万、何十万の足跡 今はもう歩く人も少ないが・・・

護身仏茶屋跡

日ざしと影のきれいな林の中を行きます

そして ひとつめのの斎藤茂吉の歌碑

「 山の雨 晴れゆかむとして 白雲が 立ちのぼること 動きてやまず 」

茂吉は15歳の時父親に連れられて初めて湯殿山参りにきたそうです。その後も息子の斎藤茂太や北杜夫らとも訪れています。


《行 程》  蟻腰坂9:30 - 弘法茶屋跡 - R112横断 - 独鈷茶屋跡 - 護摩壇石 - 月山遥拝所(展望台) - 護身仏茶屋跡10:50 - 
※(今日は斎藤茂吉歌碑まで)






六十里越街道トホ記4 月山湖~弓張平

2017-12-29 | 六十里越街道

2012.6.23(土) 曇りのち晴

当初前回の続き田麦俣から登るつもりでしたが、少し気分を変えて内陸側から行ってみましょうと、出発地点の月山湖(関の茶屋売店)に向います。途中から小雨が降りだし、天候が危ぶまれましたが、月山湖に着くころには晴れてきました。一時ガスがかかることもありましたが、基本的に晴れ、急坂では暑く感じたが、気温はそんなに上昇しませんでした。

本来なら本道寺から歩くのが筋ですが、山道ではなく一般道みたいなのでここから出発することに。寒河江ダム(月山湖売店)駐車場を出たのはもう10時半近く、弓張平まで3時間位のコースタイムでしょうか。なせか今回もトホホなことに。


月山湖(関の茶屋)駐車場 玉コンがうまい

 国道112を少し歩くと山神社

砂子関トンネル手前でフェンスの扉を開けて

あがりこブナ結構巨大 これでも鳥海山中島台のあがりこ大王より小さいのか?

月山湖沿いを進みます

カヌーも

少しヤブが濃い

どこが道だ?

追分石 湯殿山・庄内ー大井沢

ダム建設のため月山湖の畔から移転 四ツ谷(山神)まで45分だそうで

 立派な六十里越街道の標柱 一本木沢に沿って

順調に登って行きますが

ここはどこだ的状況に陥る 鉄塔巡視路か?
「私有地につき立入禁止」の看板に惑わされ変な風に道まよい。なんとか引き返しルートに戻ります。本当は素直に直進すれば良かった。

四ツ谷沼

月山沢の橋を渡ります

水量の多いきれいな川です

所々にりっぱな標柱 林道をいきます

四ツ谷山の神 月山湖に沈んだ四ツ谷集落から移転したもの

弓張茶屋後まで40分 四ツ谷山神のすぐ向かい側から入ります 林道をそのまま進むとゲートで行き止まりらしい。

もうすぐ目的地か

弓張茶屋跡 ここから志津方面へと道は続きます

今はこんな感じ

茶屋跡からすぐにひょいっと弓張平にでます。
弓張平オートキャンプ場付近で知人の車に確保され

一応本道寺に寄ってみます

河北町経由で帰ることに   冷たい肉そば

 《行 程》
 寒河江ダム(月山湖売店)10:20 - 一本木沢(追分石)10:58 - 一本木茶屋跡11:14 ー (「私有地立入禁止」の看板のためルート喪失復帰) -  四谷沼12:32 - 四ツ谷山の神12:53 - 弓張茶屋跡13:19 - 弓張平オートキャンプ場入口13:30
     ※一本木沢(追分石)から弓張茶屋跡まで1時間近くコースタイムオーバー


六十里越街道トホ記3 大網~田麦俣

2017-12-26 | 六十里越街道

さて、窓の外は強風と吹雪のマイナスの世界ですが、2012年初夏の話に戻りましょう。

車を米の粉の滝ドライブインに止めて路線バスで大網に向かい,前回のルートに復帰、まず大日坊をめざします。

 今日も天気は上々 農道を行きます 時々道端に六十里越街道の旗

注連寺の方角でしょうか 少し記憶があいまいですが

大日坊、3代将軍家光の乳母春日局が祈願したという由緒ある寺
 
 大日坊 仁王門

 日本一といわれる庚申塔 1780年に建てられた

 旧大日坊境内にある皇壇スギ 樹齢1800年といわれる

 番所跡 この近くにはおいしい湧水があります

 この辺りは地すべり地帯です

 農道を進みます

 賽ノ神峠の湯殿山碑

 標高510mほど

 柳清水入口

 杉林のなかを下ります

柳清水です ここでR112にでました

 こんな感じ 弘法大師さんが喉を潤したそうな

 道路の下に田麦俣の集落

 向こうに見えるのは月山でしょうか

 田麦俣バス停まで下りてきました 帰りの時間?

 田麦俣の多層民家 現在3軒ほど残ってます

 番所跡にたてられた時計塔 なかなか

 帰りのバスの時間があるので蟻腰坂入口まで下見 バス停から50分ほど歩きました

 蟻のように這いつくばって歩くんでしょうか さてバス停へ
 
 江戸時代には、ここ田麦俣は六十里越街道の重要な宿場村で30数軒の家があり、七、八軒の旅籠屋もあったそうです。

 《行 程》 6月3日
 大網10:00 - 大日坊 - 賽ノ神峠 - 柳清水 - 田麦俣12:00 ー 蟻腰坂登り口12:50