さまよえる天神さん

てくてく てくてく 風景と

米湿原 鮭川村

2015-05-31 | 里山あるき

 5月30日(土) 晴
 鮭川村にある米湿原、こめ湿原ではなくよね湿原と読むんだそうです。

 場所がわからずあちらこちらと迷いつつ、やっと米坂橋を渡り米集落に入ると湿原の案内看
板があります。公民館の前をとおり細い道を山の方にむかうと、上から子供も含めた20人位の
人たちが下りてきます。田植えのイベントがあったそうで、田植えも終わり湿原を見に行ってき
たそうです。


 擦れ違いのできない道を少し行くと、看板のある広い駐車場にでます。


 山ツツジの咲いている道を片道10分という湿原へと下りて行きます。


 木道を進むと


 山に囲まれた盆地のような小湿原


 ミツガシワも終わりかけてます


 昔から米地区の水源地として活用され、葦刈場だったそうです。
 地元の方々によって、植生の復元、保全管理されています。


 ワタスゲ


 ヒメシャガ


 エンコウソウ(リュウキンカ?)

 散策コース全体を回ると2時間以上もかかるようですが、今回は湿原の往復で
30分弱で帰ってきました。

 
 大きく蛇行する鮭川の流れと山に囲まれるように存在する、なんか不思議な感じの
土地ですね。
 


金峰山・鎧ヶ峯から母狩山へ 2015

2015-05-25 | 里山あるき

 5月24日(日)晴れ
 少し時期が遅くなってしまいましたが、今年もまた鶴岡市の金峰山へと向かいます。

 登山口中ノ宮の駐車場に車を止め、参拝して出発します。


 踏みならされた参道、カッコウや山鳩の声が響きます。


 この標識は新しいな


 八景台からは目的地が、北側に少し残雪が


 シャカの花


 一旦一望台に寄って庄内平野北端の鳥海山を眺めてから母狩・鎧ヶ峯へのルートへ


 日曜だというのにほとんど人に遇わない


 ブナの間の静かな尾根を


 進んで行きます。


 鎧ヶ峯566mに到着、3名の方が休憩しています。金峰山頂からここまで遇ったのはトレランの方1名。


 月山が正面に見えます、少し霞んでいますが。


 水の張られた庄内平野の向こうには鳥海山も浮かんでますが、写真でははっきりしません。


 さあて


 100mほど標高を下げて、また登り返します。


 三方境(谷定分岐)に到着すると頂上はもうすぐ


 すっかり雪もなくなった母狩頂上751mに到着です。1名の方が休憩してます。鎧ヶ峯からの途中
1名の方に遇いましたので今日の母狩は3名ということでしょうか。(まあ出発が遅かったのでもう帰
られた方もいたかもしれませんが。)


 残雪の時期と違って頂上は樹木が生い茂っており、その梢の先に月山。鳥海方面も展望は?


 休憩もそこそこ、ロープに頼りながらも


 母狩を振り返りつつ、暑さにやられ、ヘロヘロになり帰ります。最初は風があってけっこう
快適だったんですが。

 《行 程》
 登山口10:33 - 金峰山11:06 - 鎧ヶ峯11:51 - 13:08母狩山13:15 - 
 14:16鎧ヶ峯14:30 - 金峰山15:00 - 登山口15:20

 ●駐車場は登山口中の宮、トイレは登山口と、金峰山頂にバイオトイレ
 ●駐車場には10数台の車がとまってましたが、湧水を汲みに来た人も。
  (湧水は冷たくておいしい)

   2014.5.11のレコはこちら



目には青葉 山・・・鶴間池0511

2015-05-12 | 鳥海山

 5月11日(月)晴れ
 ホトトギスはいませんが、青い林のどこからか、見えない鶯の声が響いてます。

 県道滝ノ小屋線もまだ牧場付近に冬季通行止め看板があり、その先除雪は行われないため、
残雪が道をふさぐここが今日の駐車地点となります。(自己責任で)
 途中、路肩には地元の山菜取りの車が何台か止まってます。


 荒木沢橋の登山口まで車道歩き約20分


 固く締まった雪、ブナの林を進みます。


 鶴間池・荒木沢の標柱(いつも春先はここにたどり着かない)


 標柱で左折、少し進み右側(東側)の急な斜面を池沢へと下りていきます。
 池沢の水音が響いてきます。


 夏道はすべて隠れているため、この急斜面を下るのに四苦八苦、ついでにムシの大群に囲まれ
写真をとる余裕もありません。


 斜面を下りて沢に沿って進むと鶴間の小屋が見えてきます。
 池沢の橋はまだかけられてませんが、手前のスノーブリッジを恐る恐るわたり


 鶴間湖畔に到着です。


 風はあまりなく、ムシたちも少なくなったので行動食を補給しつつ散策します。


 ことしは一面ブナの花だらけです。中島台も白神も同じ状況のようです。


 小鶴間の雪解けはもう少し先


 鹿ノ俣沢方面を覗いてみる


 ブナ林の少しの空間に他の木々が育ってます。


 さあて、帰りますか


 池沢の唯一の徒渉地点(スノーブリッジ?)


 勘助坂の急斜面へと向かいます。


 一部雪が消えてますが、両手両足、長靴のキックステップで木や笹につかまりながら登ります。


 最後のところはかなりきわどい雪面が残ってます。(3年前この辺でトレッキングポール行方不明)


 のぞきで鶴間池を振り返りちょいと一息 ムシがぁ


 のぞき下の登山口から車道に出て、ところどころに残雪あるアスファルトの道を下ります。
 途中スキー背負い下見に来たという方とすれ違いました。今日会ったのは一人だけ。


 駐車地点まで戻ってきました。来たときにはなかった山形・庄内№が3台ほどとまってます。

 《行 程》
 駐車地点9:50 - 荒木沢橋10:07 -標柱10:38 - 11:05鶴間池12:10 - 
 勘助坂上部12:35 - のぞき下登山口12:45 - 荒木沢橋12:58 -駐車地点13:15

  ●荒木沢橋の登山口からは夏道は出ておらず赤テープもほとんどないので、最初あまり下らず
   山沿いに(向かって左方向)トラバース気味?に進むこと。急斜面の下りに注意。
  ●虫多し、汗をかいたり斜面で止まったりすると大群に囲まれる。
  ●勘助坂の急斜面は凍っておらず長靴でもなんとか登れたが下りには使いたくない。
  上部の雪面に一か所だけ足跡が残っていた。
  ●今回はルート上では踏抜きはなし。県道をショートカットしようと腰上までスポッと踏み抜いたが。