さまよえる天神さん

てくてく てくてく 風景と

野の花の

2015-04-29 | 元旦羊男

       野の花の名前を問えば祝祭に 
       遠き日の唄忘れがたきは 

                      元旦羊男


 
 名に比してアップでみるとなかなかいい。 

     野の花を 摘みし帽子に だしの風
                           元旦羊男2  

 春、山を越えて強いだし風が吹くことがあります。 
 でも、野の花は野に。どんなに強い風が吹こうとも。


ニリンソウとユキツバキと 経ヶ蔵山474m

2015-04-25 | 里山あるき

 4月24日(金) 晴れ 少し風が強い
 午前中に気温は20度近くまで上昇しています。少し遅い出発ですが、いつもの円能寺口ではなく
経ヶ蔵山十二滝口にむかいます。
 誰もいない十二滝の駐車場に車を止めて

 コース案内看板のところまで10分ほど車道歩き(ここにも数台とめられます)


 緑に染まりつつある渓谷へ

コース案内(写真クリック拡大)から林道を進むと


 登山口に


 最初から急登の道で


 ユキツバキ


 ジグザグの階段が続きます


 スミレの種類は問わない


 イカリソウは複雑ですね


 ヒトリシズカ 凛としてますね。   
 「吉野山 峰の白雪 ふみわけて・・・・」
                ということで先に進みますか。


 中腹にはニリンソウの道が


 次から次へと
 

 現れてきます


 ちょっと一息


 終わりかけたオオミスミソウ


 カタクリもまだあります


 急坂を終えてやっとゆるやかな尾根の道へ


 山頂付近のイワウチワは終盤でしょうか


 ショウジョウバカマもあまりみかけません


 もうすぐ山頂に


 到着です
 ここまでで遇ったのは円能寺口から十二滝口へ下りまた登り返すという山女2人組だけ。


 さあて
 「石仏さん1年ぶりだね」


 いったんのぞき岩(座禅岩)まで下り戻ります


 鳥海山を見ながら山頂で昼食休憩です。風が強そう・・・


 経ヶ蔵と云えば胎蔵山 この辺の二大里山 



 




 ゆきはよいよい 帰りはすってんころりんの急坂で 予定通り滑って転びつつ


 登山口の橋の上では、山女さんたちがピストンに備えて休憩中です。


 麓から振り返りニリンソウとユキツバキの余韻に別れを


 キジムシロとミツバツチグリの違いが?

 【行 程】
 十二滝駐車場10:53 - コース案内看板11:00 - 登山口11:13 - ベンチ11:41
 山頂12:12 - のぞき岩12:20 - 12:27山頂12:35 - ベンチ13:00 - 
 登山口13:10 - 看板13:20 - 十二滝駐車場13:28

  ・十二滝駐車場はかなりの台数がとめられますが、案内看板付近にも数台の駐車スペース
  ・トイレは十二滝駐車場と林道の途中にあり
  ・下りは滑るので転倒に注意

   昨年の円能寺口からのレコ


小雨降る中島台 獅子ヶ鼻 0421

2015-04-22 | 鳥海山 中島台

 4月21日(火)小雨
 小雨が降り続く中島台あがりこの森、昨年より10日以上も早く、雪解けが進んでいます。
この感じでは鳥越川ルートは連休にはもう厳しいことでしょう。


 あがりこの森の入口、もう赤川の橋までは完全に木道が出てます


 こちらは昨年の4/20です


 燭台と呼ばれる木のまわりにはまだ雪が残ってますが、


 あがりこ大王の周辺もだいぶ地肌が現れてます


 あがりこも芽吹き始めて


 この森全体の芽吹きを待っているようです
 あがりこから出ツボへとこの時期限定のルートを進みます、踏み抜きに気を付けて


 そして、出ツボの周り、もうすぐ雪がなくなりそう


 人のいない湿原


 少しずつ地面に帰っていく樹木


 水量の増えた「出つぼ」の水の中に鳥海まりもと呼ばれる苔の緑


 「出つぼ」からは、部分的に雪に覆われ少し危ない木道を帰ります。
 あがりこの森は、まだ、水芭蕉と危ない木道の季節といったところでしょうか。


まだ青き

2015-04-12 | 元旦羊男



      落つるまで 繋がれし空 まだ青き
                              元旦羊男


      

        戦端は 辺境の地より 開かれり
                              元旦羊男2


稲倉岳へ2 0409

2015-04-11 | 鳥海山

 さて、快晴ほぼ無風の山頂で、いつのまにか追い越されていた秋田市79?さんを見送
って(しかし2番目に下りてきた方も上には誰もいないと云っていましたが)、とりあえずどこ
かにあるはずの三角点を探しますが、結局見つけることができず、正面に新山山頂、下に
中島台から続く鳥越川ルートを眺めながら、おにぎりとコーヒーで休憩です。

 こんなに絶好のコンディションなのに、平日のせいか登山者の影も、山スキーのシュプ
ールもありません。
 (後で聞いた中島台の「森の管理人」さんの話では、3~4組ほどが登り、2名の方が
登頂されたようですが、残りの人たちはガリガリで途中撤退だそうです。)

 元気に帰っていく秋田市79?さん


 中島台の台地と日本海


 蟻ノ戸渡と御浜・扇子森方向


 奈曽渓谷と賽の河原と続く尾根、吹浦の海岸が少し見えます


 中島台の小ピーク丸森(ズーム)


 こっちは丸森から見た稲倉岳(2014.4.20)


 三角点の側と思われる岩の上から鳥海山頂を振り返ります。(笹薮の中にあるという?)
 駐車地点で一緒だった、たぶん今日の最後の登頂者のご夫婦を残して、名残惜しくも
この絶景とお別れです。(ポツンと二つ仲良く並んでるのがご夫婦)


 標高1500m付近の白ウサギも元気です。


 ついつい振り返ります


 ダケカンバ、森林限界付近の樹木はみな海に向かっておじぎしてます


 ここでデポしたスノーシューを回収。秋田市79さん?が昼食休憩してます。


 登りは灌木の左方向から登ったのですが、帰りはキツネやウサギ以外の踏跡のない
斜面を直線的に下りて行きます。


 ただまっすぐ下りていきます。(登りもこっちが良かったかな)


 木の間を抜けて少し右側に行くと「夫婦ブナ」、ここで踏跡と合流です


 だいぶ下ってきました。


 踏跡を辿って林の中をおりてくると、神社に続く道、水路(堰)にぶつかります。
 (尾根に取付いた少し先にある鳥居を振り返って)


 駐車地点に到着、朝一緒だった3台(自分も含めて)が残ってます。

 シャツ1枚でちょうどいいくらいの天気に恵まれ、朝の冷えこみのおかげで適度に締まっ
た雪の上はツボ足で快適に歩くことができました。サングラスを通してもさらさらの雪のき
らめきが伝わってきます。
 さあ、秋田市79?さんのように毎年1回は登りましょうか、ちょこっとルートを検討しつつ。


 《行 程》
 林道駐車地点7:45 - 七曲り入口7:57 - 656m尾根取付8:43 - 夫婦ブナ10:09
 11:58山頂12:35 - 夫婦ブナ13:24 - 鳥居14:03 - 七曲り入口14:38 - 
 駐車地点14:55
  ※七曲りを上がってから少しルート選択に迷い時間ロス
  ※標高の高い北向きの少し急な斜面では表面はサラサラだが下が凍結しており迂回
   (アイゼンがあれば問題はないが)
  ※国道7号から横岡集落に向かい高橋商店の十字路を右折、道なりに進み集落を抜け途中から
  未舗装の林道を駐車地点(積雪期除雪終了地点)に
  ※七曲り手前に駐車できるスペースもあるが道路はかなりでこぼこでそれなりの覚悟を