さまよえる天神さん

てくてく てくてく 風景と

庄内砂丘をてくてくと

2014-01-25 | 日記・エッセイ・コラム

 山形県の日本海側、遊佐町吹浦を北端、鶴岡市湯の浜を南端とする庄内浜を、
一昨年から少しずつ歩いています。

 庄内砂丘は、全長約34キロ、知る人ぞ知る日本3大砂丘の一つであります。月
光川、日向川、最上川、赤川などの川が、庄内平野を横切って、砂丘、クロマツ
の砂防林を分けるように日本海にそそいでいます。

 1月22日(水)、真冬の少しの晴れ間を見て、今日は、赤川河口から酒田市十里
塚付近まで、往復約9キロくらいでしょうか、歩きます。

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 砂丘とはいえ、けっこうゴミの砂漠状態です。日本海から打ち上げられた・・・・。

 とはいえ、

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波打ち際はいい










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 砂防林に沿って、作業道が何キロもまっすぐ続いてます。


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 赤川河口も、今は、静かです。海鳥もなく、釣り人もなく。


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 赤川河口起点でしょうか。





 
 往復約2時間強の歩きでした。いつも海岸を歩くたびに、このクロマツの砂防林を維持・管理
してきた庄内の人々の日々、営みに思いをはせてしまいます。

 庄内砂丘、

 
 かつて、松尾芭蕉は、曽良とともに海岸を北上していきました。
 


  「ある八月の午後、 ・・・ 中略 ・・・・ 大きな木箱と水筒を、肩
  から十文字にかけ、ネズミ色のピケ帽の男が一人、S駅のプラッ
  トホームに降り立った。」

 安倍公房「砂の女」の一節です。庄内砂丘の中の集落がモデルの一つといわれています。


       ところで、3大砂丘、鳥取と庄内、ウ~ン! 、 あと一つは ?。

       たとえば、3大うどん、讃岐、稲庭、・・・・・ 水沢、五島、  ん!ん!。

       
三つ目がわからん。

 








 


ふりむくな

2014-01-16 | 日記・エッセイ・コラム

   ふりむくな
 

         ふりむくな

               後ろには夢がない  




 懐かしい寺山修司の一節です。

 見上げる尾根へと続く道、あるいは、雪の上のただの足跡、広葉樹林帯のあいまいな

踏み跡、を辿りながら、いったいどこへ行こうとしているんでしょうかねえ・・・・・。

 で、

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繰り返しますが、

     ふりむくな  

                             ふりむくな 

                                           後ろには夢がない





  と云いながら、走り去ったその先に、何が見えたんでしょうか。






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アマノハギ

2014-01-14 | 風物

鳥海山の麓の集落では、小正月行事アマノハギが行われています。

 「アマノハギだ!! わりこはいねぇがぁ~

私たちが、子供の頃から繰り返されてきました。

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いやいや、怖いな、あいかわらず ・ ・ ・ ・。

正月気分に、気合を入れて。

おいおい、いつまで子供だ・ ・ ・ ・。