山形県の日本海側、遊佐町吹浦を北端、鶴岡市湯の浜を南端とする庄内浜を、
一昨年から少しずつ歩いています。
庄内砂丘は、全長約34キロ、知る人ぞ知る日本3大砂丘の一つであります。月
光川、日向川、最上川、赤川などの川が、庄内平野を横切って、砂丘、クロマツ
の砂防林を分けるように日本海にそそいでいます。
1月22日(水)、真冬の少しの晴れ間を見て、今日は、赤川河口から酒田市十里
塚付近まで、往復約9キロくらいでしょうか、歩きます。
砂丘とはいえ、けっこうゴミの砂漠状態です。日本海から打ち上げられた・・・・。
とはいえ、
波打ち際はいい
砂防林に沿って、作業道が何キロもまっすぐ続いてます。
赤川河口も、今は、静かです。海鳥もなく、釣り人もなく。
赤川河口起点でしょうか。
往復約2時間強の歩きでした。いつも海岸を歩くたびに、このクロマツの砂防林を維持・管理
してきた庄内の人々の日々、営みに思いをはせてしまいます。
庄内砂丘、
かつて、松尾芭蕉は、曽良とともに海岸を北上していきました。
「ある八月の午後、 ・・・ 中略 ・・・・ 大きな木箱と水筒を、肩
から十文字にかけ、ネズミ色のピケ帽の男が一人、S駅のプラッ
トホームに降り立った。」
安倍公房「砂の女」の一節です。庄内砂丘の中の集落がモデルの一つといわれています。
ところで、3大砂丘、鳥取と庄内、ウ~ン! 、 あと一つは ?。
たとえば、3大うどん、讃岐、稲庭、・・・・・ 水沢、五島、 ん!ん!。
三つ目がわからん。