さまよえる天神さん

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あがりこの一年2017

2017-12-30 | 鳥海山 中島台

 年の暮れ、今年も鳥海山中島台あがりこ大王の1年を振り返ってみます。

 今年最初は2月27日 積雪は2mくらいでしょうか

 3月26日

 同じく正面から

 5月24日 すっかり辺りは緑に

 6月18日

 8月17日

 10月17日 少し色づいてきています

 と云っているうち 11月12日 すっかり葉が落ちて 今年はこの日が見納めになってしまいました。

 さて、「あがりこ大王」と再び会うのは、たぶん雪に半分埋もれた3月下旬ころでしょうか。


六十里越街道トホ記4 月山湖~弓張平

2017-12-29 | 六十里越街道

2012.6.23(土) 曇りのち晴

当初前回の続き田麦俣から登るつもりでしたが、少し気分を変えて内陸側から行ってみましょうと、出発地点の月山湖(関の茶屋売店)に向います。途中から小雨が降りだし、天候が危ぶまれましたが、月山湖に着くころには晴れてきました。一時ガスがかかることもありましたが、基本的に晴れ、急坂では暑く感じたが、気温はそんなに上昇しませんでした。

本来なら本道寺から歩くのが筋ですが、山道ではなく一般道みたいなのでここから出発することに。寒河江ダム(月山湖売店)駐車場を出たのはもう10時半近く、弓張平まで3時間位のコースタイムでしょうか。なせか今回もトホホなことに。


月山湖(関の茶屋)駐車場 玉コンがうまい

 国道112を少し歩くと山神社

砂子関トンネル手前でフェンスの扉を開けて

あがりこブナ結構巨大 これでも鳥海山中島台のあがりこ大王より小さいのか?

月山湖沿いを進みます

カヌーも

少しヤブが濃い

どこが道だ?

追分石 湯殿山・庄内ー大井沢

ダム建設のため月山湖の畔から移転 四ツ谷(山神)まで45分だそうで

 立派な六十里越街道の標柱 一本木沢に沿って

順調に登って行きますが

ここはどこだ的状況に陥る 鉄塔巡視路か?
「私有地につき立入禁止」の看板に惑わされ変な風に道まよい。なんとか引き返しルートに戻ります。本当は素直に直進すれば良かった。

四ツ谷沼

月山沢の橋を渡ります

水量の多いきれいな川です

所々にりっぱな標柱 林道をいきます

四ツ谷山の神 月山湖に沈んだ四ツ谷集落から移転したもの

弓張茶屋後まで40分 四ツ谷山神のすぐ向かい側から入ります 林道をそのまま進むとゲートで行き止まりらしい。

もうすぐ目的地か

弓張茶屋跡 ここから志津方面へと道は続きます

今はこんな感じ

茶屋跡からすぐにひょいっと弓張平にでます。
弓張平オートキャンプ場付近で知人の車に確保され

一応本道寺に寄ってみます

河北町経由で帰ることに   冷たい肉そば

 《行 程》
 寒河江ダム(月山湖売店)10:20 - 一本木沢(追分石)10:58 - 一本木茶屋跡11:14 ー (「私有地立入禁止」の看板のためルート喪失復帰) -  四谷沼12:32 - 四ツ谷山の神12:53 - 弓張茶屋跡13:19 - 弓張平オートキャンプ場入口13:30
     ※一本木沢(追分石)から弓張茶屋跡まで1時間近くコースタイムオーバー


六十里越街道トホ記3 大網~田麦俣

2017-12-26 | 六十里越街道

さて、窓の外は強風と吹雪のマイナスの世界ですが、2012年初夏の話に戻りましょう。

車を米の粉の滝ドライブインに止めて路線バスで大網に向かい,前回のルートに復帰、まず大日坊をめざします。

 今日も天気は上々 農道を行きます 時々道端に六十里越街道の旗

注連寺の方角でしょうか 少し記憶があいまいですが

大日坊、3代将軍家光の乳母春日局が祈願したという由緒ある寺
 
 大日坊 仁王門

 日本一といわれる庚申塔 1780年に建てられた

 旧大日坊境内にある皇壇スギ 樹齢1800年といわれる

 番所跡 この近くにはおいしい湧水があります

 この辺りは地すべり地帯です

 農道を進みます

 賽ノ神峠の湯殿山碑

 標高510mほど

 柳清水入口

 杉林のなかを下ります

柳清水です ここでR112にでました

 こんな感じ 弘法大師さんが喉を潤したそうな

 道路の下に田麦俣の集落

 向こうに見えるのは月山でしょうか

 田麦俣バス停まで下りてきました 帰りの時間?

 田麦俣の多層民家 現在3軒ほど残ってます

 番所跡にたてられた時計塔 なかなか

 帰りのバスの時間があるので蟻腰坂入口まで下見 バス停から50分ほど歩きました

 蟻のように這いつくばって歩くんでしょうか さてバス停へ
 
 江戸時代には、ここ田麦俣は六十里越街道の重要な宿場村で30数軒の家があり、七、八軒の旅籠屋もあったそうです。

 《行 程》 6月3日
 大網10:00 - 大日坊 - 賽ノ神峠 - 柳清水 - 田麦俣12:00 ー 蟻腰坂登り口12:50

 


六十里越街道トホ記2 追分石~注連寺

2017-12-25 | 六十里越街道

 出だしからトトホな状況に陥っているこの徒歩記、とりあえず


やっと正規のルートに向かいます

 追分石ここで八幡神社からの道と合流 左大滝山 右十王峠

手前が追分石 杉林の中です やっと昼食休憩

田の頭林道橋まで30分弱

まだ雪が残ってます

十王峠(北側)ここで道路に出て

少し先の十王峠に到着 風が少し強い。ここで標高500mほど。
かつては、閻魔大王など10体の仏像が置かれ、湯殿山へお参りする人で大変賑わった。大日坊や注連寺の茶屋もあり、夜間に通る人々のために常夜灯も灯されていたそうです。

そして目の前には月山

十王峠からは下っていきます

112旧道を横切り

イタヤ清水 上道は荒れているようなので行かずに

こちらへ

注連寺の山の手に出て

ほどなく注連寺に到着 奥の建物は森敦文庫(現在は閉館され資料は鶴岡市内の資料館に)


 「すべての吹きのよせるところ これ月山なり」 森敦
森敦が最初に訪れた冬は、この寺は豪雪の中に埋もれ荒廃した様相を見せていた。

女人禁制の時代には、庄内の婦人たちはここ注連寺か大日坊にお参りして帰るのが普通だったようだ。

注連寺から七五三掛分岐へ 舗装路を 大日坊には行かず国道112に下りて行きます。

 月山ダムまで下りてきました。『米の粉の滝ドライブイン』の近くです。七五三掛分岐で街道から分かれ約1時間ほど歩きました。

 《行 程》 5月21日
 追分石分岐12:30 - 田の頭林道橋 - 十王峠 - 注連寺 - 七五三掛分岐 - 月山ダム15:20


六十里越街道トホ記 1  弘法の渡し~追分石

2017-12-24 | 六十里越街道

旧六十里越街道については、酒田河川国道事務所のホームページ『六十里越街道の歴史』に詳しいが、山形県庄内地方と内陸を結ぶ古道、出羽三山、湯殿山信仰の道として賑わっていました。
 
2012年の春から夏にかけて数回に分け旧六十里越街道を歩いたが、この山深いだが人の手が十分に感じられる歴史の道をメモ的に振り返ってみます。このルートを歩くにあたっては、あさひむら観光協会パンフとヤマレコの2つの記録を参考にしました。

 

櫛引ユータウンの駐車場から赤川に沿って進み橋を渡ります。奥には月山。

 湯ノ沢岳

 橋を渡ると旧六十里街道の看板 弘法の渡しまで1.8k

 住宅の裏道を進み

 弘法の渡しから松根庵を通り

 バーバー横濱の脇を抜けて

 松根の八幡神社で休憩

 松根の庚申塔を目指しますがルートロス えっこんなところで

 なぜか着かない ルートを外れ県道を進むことに

 そして本明寺 即身仏が奉られています

 ひたすらに登ります

 道端には水神様

 やっと追分石への街道入口(本明寺側) もう12時 暑かった

 八幡神社から予定の道を外れ1時間半以上もかかってしまった。
 ここまでほぼ車道・農道歩き、山道には突入せずじまい。

 《行 程》  5月21日
 櫛引ニュータウン9:00 - 弘法の渡し - 松根八幡神社 - 本明寺 - 街道入口(本明寺側) ~