
5月11日(月)晴れ
ホトトギスはいませんが、青い林のどこからか、見えない鶯の声が響いてます。
県道滝ノ小屋線もまだ牧場付近に冬季通行止め看板があり、その先除雪は行われないため、
残雪が道をふさぐここが今日の駐車地点となります。(自己責任で)
途中、路肩には地元の山菜取りの車が何台か止まってます。
荒木沢橋の登山口まで車道歩き約20分
固く締まった雪、ブナの林を進みます。
鶴間池・荒木沢の標柱(いつも春先はここにたどり着かない)
標柱で左折、少し進み右側(東側)の急な斜面を池沢へと下りていきます。
池沢の水音が響いてきます。
夏道はすべて隠れているため、この急斜面を下るのに四苦八苦、ついでにムシの大群に囲まれ
写真をとる余裕もありません。
斜面を下りて沢に沿って進むと鶴間の小屋が見えてきます。
池沢の橋はまだかけられてませんが、手前のスノーブリッジを恐る恐るわたり
鶴間湖畔に到着です。
風はあまりなく、ムシたちも少なくなったので行動食を補給しつつ散策します。
ことしは一面ブナの花だらけです。中島台も白神も同じ状況のようです。
小鶴間の雪解けはもう少し先
鹿ノ俣沢方面を覗いてみる
ブナ林の少しの空間に他の木々が育ってます。
さあて、帰りますか
池沢の唯一の徒渉地点(スノーブリッジ?)
勘助坂の急斜面へと向かいます。
一部雪が消えてますが、両手両足、長靴のキックステップで木や笹につかまりながら登ります。
最後のところはかなりきわどい雪面が残ってます。(3年前この辺でトレッキングポール行方不明)
のぞきで鶴間池を振り返りちょいと一息 ムシがぁ
のぞき下の登山口から車道に出て、ところどころに残雪あるアスファルトの道を下ります。
途中スキー背負い下見に来たという方とすれ違いました。今日会ったのは一人だけ。
駐車地点まで戻ってきました。来たときにはなかった山形・庄内№が3台ほどとまってます。
《行 程》
駐車地点9:50 - 荒木沢橋10:07 -標柱10:38 - 11:05鶴間池12:10 -
勘助坂上部12:35 - のぞき下登山口12:45 - 荒木沢橋12:58 -駐車地点13:15
●荒木沢橋の登山口からは夏道は出ておらず赤テープもほとんどないので、最初あまり下らず
山沿いに(向かって左方向)トラバース気味?に進むこと。急斜面の下りに注意。
●虫多し、汗をかいたり斜面で止まったりすると大群に囲まれる。
●勘助坂の急斜面は凍っておらず長靴でもなんとか登れたが下りには使いたくない。
上部の雪面に一か所だけ足跡が残っていた。
●今回はルート上では踏抜きはなし。県道をショートカットしようと腰上までスポッと踏み抜いたが。