2008年7月に「左源太の任期」でも書きましたが、
10月5日は高祖父・名越左源太時敏が小林に居地頭として着任した日、でした。
1864年(元治元年)のことでした。
『南島雑話の世界』によると、「『小林市誌』によるとそれまでの小林地頭は、赴任しない「掛持地頭」が長く続き、居地頭は実に228年ぶりだった。」ということです。
同年9月16日に急遽、現在の宮崎県小林市の「居地頭」に任命されたそうです。
そして、左源太は10月2日に家族同伴で鹿児島を発ち、5日に小林に着任しているとのこと。
なお、左源太の長男・平馬(のち時成、変名・三笠政之介)が 薩摩藩英国留学生の1人として渡英したのは、
左源太がこの小林地頭時代の1865(慶応元)年3月のことでした。
今日小林居地頭着任の日、という事でメモとして記しておきます。
画像は2008年7月撮影
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『小林市の地頭仮屋跡』 2008-07-25 カテゴリー : 名越左源太と家族