前から一度行ってみたいと思っていた小林市の地頭仮屋跡へ
23日水曜日の午後、父と二人で行ってきました。
この日は母の命日で、午前中鹿児島市内のお墓参りに行った帰り道
ふとした会話から急遽、小林に行ってみよう!ということになり
左源太が遠島から帰った後、居任地となった
小林市内の地頭仮屋跡を探しに出かけました。
外出先から一旦家に戻り、
名越護さんの『南島雑話の世界』を携えて。
そもそも小林に行ってみたいと思ったのが
この本の末尾に書かれた「左源太その後」の項に載っている
「地頭仮屋址」と書かれた標柱の写真を見たからなのです。
写真で見たところ、ちょっと古そうなので現存しているか心配だったのですが、
ちゃんと新しい表示がされていたのでホッとしました。
まずは小林市の市役所を目指して高速に乗り1時間15分。
市役所のタッチパネル検索で見てみると「社会教育課」の担当になっている様子。
しかし、所内には「学校教育課」しか見当たらないのでとりあえず行って訊いてみると、
「社会教育課」はちょっと離れたところにあるらしく、
受け付けてくださった女性職員の方が電話で問い合わせて
地頭所跡までの地図をコピーして下さいました。
(ご親切に、ありがとうございました♪)
そのお陰で無事訪ねることが出来ました。
今は個人所有の土地になっているとのこと。
表の通りから真っ直ぐに延びた静かな筋を50mほど奥に入ると
真っ直ぐに延びる杉木立があり、趣を感じました。
左源太が住んでいた当時に思いを馳せること暫し。
何枚か写真に収めて縁の地をあとにしました。